プロローグ、その1、その2、その3、その4、その5
イタリアリーグのプロサッカークラブ「FCナポリ」は、一頃のシアトルマリナーズのように、日本人ばかりを抱えているチームである。その理由は、試合中、監督の頭越しに采配を振るうオーナーが、日本語しかできないためだという。
・16年目。スポンサーはブラッカージェム。フレンドリーマッチはボルドー。特に狙いはナシ。選手の名前と顔が全然一致しないし、高いランクの選手もいなかったし。で、取れたのがカベナギ。とりあえずユース契約にする。
・カップ戦は相変わらず好調。ノーザンアフリカカップ(8月2週)、アジアアフリカサマーカップ(10月4週)、アメリカオータムカップ(12月2週)、ヨーロッパウインターリーグ(3月2週)、イタリアフレンドシップリーグ(5月4週)を制覇。
・リーグ最終成績は14位。世界ランキングは78位。
・17年目。スポンサーは鈴香苑。ロゴはダサいけどお金は魅力。って日本人選手と契約するとボーナスだって!? 要するにカズとかヒデとかの契約みたいなものか。焼肉チェーンってところが松井秀喜を連想させて妙にリアルだ。
・フレンドリーマッチはローマ。OMFが欲しかったけど、獲れたのはタッディ。まぁ、OMFに適正があるからいいか。
・8月2週にはイタリアフレンドシップカップを制覇。プガン監督との契約が解禁に。その後もカップ戦は快進撃が続き、ワールドサマーツアー(11月2週)、ワールドオータムツアー(2月2週)、アジアチャレンジカップ(6月2週)を制覇。
・リーグ最終成績は10位。世界ランキングは72位。Jリーグの時と同じように、少しずつチーム力は上がってきているようだ。
・18年目。スポンサーはレガーロ電気。フレンドリーマッチはASミラノだったけど、0-1でまさかの勝利! フンテラールをゲットする。ようやくケネディを超えるFWが来たようだ。
・リーグで育ちきった選手をカップ戦に投入する戦略は相変わらず、契約更新もこっちを優先しているので、今年もカップ戦は絶好調。アフリカトライアルカップ(9月2週)、サウザンコンチネンタルカップ(1月2週)、ワールドウインターカップ(4月2週)、ヨーロッパスプリングカップ(6月2週)を制覇。
・お金に余裕が出てきたので6月2週にオフィスを増築する。これでコスト面で大分余裕が出てきた。
・リーグ最終成績は15位。世界ランキングは82位。
・19年目。スポンサーはレガーロ電気。フレンドリーマッチはミラノFC。
・カップ戦は新たに挑戦できるものがなく――8月ではワールドスプリングツアーにエントリーできない!――、適当な大会にエントリーすることで流す。リーグ優勝を目指してもいいけど、そこそこ高いコストの選手もいるから育成しなきゃらなんし。というわけで、今年は蓄財に専念する。
・リーグ最終成績は11位。世界ランキングは58位。
・20年目。スポンサーはレガーロ電気。フレンドリーマッチはミラノFC。1-1で引き分けモッタを獲得する。
・8月2週、ようやくワールドスプリングツアーを制覇。これにより新たなカップ戦に挑戦できることに。
・ヨーロッパトライアルカップ(10月2週)、ノースセントラルアメリカカップ(2月2週)、ノーザンコンチネンタルカップ(6月2週)を制覇。ジョケ監督との契約は解禁となる。
・ここらのカップ戦あたりで、コスト5~6の選手がコンスタントに出てくるようになってくる。リーグ戦のメンバーもコスト4~6が中心となってきた。
・ここにおいて、以下のような選手獲得方針を決めることにする。
◆日本人はランク5以上、外国人はランク7以上が出たら、スクラッチアイテムを使って獲得を目指す
◆ランク5以上のレア、Exが出たらピンポイントを使っても獲る。
◆上記選手でも連携タイプが「個人、テクニック志向」でない場合は獲得を見送る。
・というわけで、長年我がチームの主軸を担っていたディエゴ・ミリートとは、契約更新しないことを決める。彼、コストの割に“強く”なかったんだよな。まぁ、マジメに育成しなかった手前が悪いんだけど。
・それにしても20年もたってレアが槙野、Exが黒崎、セイタリディスだけってのはどうよ? 手前の箱庭にはレア、Ex選手が誰一人としていないというのか?
・リーグ最終成績は4位。世界ランキングは54位。ようやく上位に食い込めた。来年は本気で優勝を目指そう。
★最新のベストメンバー
FW:フンテラール、岡崎
MF:リベラーニ、福西、ケイタ、ラモス
DF:ヤンクロフスキ、セイタリディス、槙野、井原
GK:アンケ
★ここまでの感想――なかなか良いコーチ、スカウトが来ない。世界ランキングが低いからかなぁ。選手が完全に育ちきらないから「中途半端なコスト7」と「優秀なコスト5」の選手との差があんまりないのがね。まぁ、現実世界ではハッキリとしたランク付けをするのが不可能であることを考えると、これはこれでリアルなのかもしれないけど。しかし、同じような作業が続くとはいえ、舞台が変わる&少しずつレベルアップしている実感が感じられるためか、飽きずに楽しめるなぁ。アノCMは決して誇大広告ではないですよ。
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