2010年6月8日火曜日

“床の間の肥溜め”よりはマシってことか?

支持率6割弱。川島正次郎の「政治は一寸先は闇」って言葉の意味を噛み締めているところですよ。今日参院選をやれば単独過半数を獲る勢いだものね。一週間前まで「獲れても40弱。下手したら30前半かも」なんて思ってたけど、看板の付け替えだけでこうも変わるとはね。もちろん1週間ごとに支持率は下がっていくだろうけど、1カ月後に30ポイントも下がってしまうとは考えにくい。精々、下落しても15~25ポイントでしょう。国会の会期が延長されて、投票日が7/25以降になれば話が変わってくるだろうけど。NHKで国会中継が流され、郵政法案審議でのデタラメな答弁(ホント、デタラメなんだこれが!)が報道されるようになれば、支持率もダダ下がりするだろうし。それでも鳩山内閣末期のような「支持率1割台」みたいなことにはならないわね。

となると、民主党にとって最悪のシナリオでも40議席前後は確保できるってことになって、菅首相は連立与党で過半数を取れなかった“大敗” ――ここに至っても民主党執行部が「勝敗ライン」を仄めかせすらできないってことは、単独過半数及び連立与党での過半数獲得は相当困難ってことなんでしょう――の責任を追求されることになって、8月末の普天間問題でもミソをつけて、9月の代表選で小沢派の誰かが新たな代表になると。そのときの代表が田中真紀子か原口か海江田か誰かはわかりませんが、まぁ、軽くてパーな奴がなるんでしょう。で、小沢が動いて公明党(足りなければみんなの党と新党改革も足して)と連立して、衆院2/3、参院過半数という絶対安定政権を樹立すると。これを阻止するためには、次の参院選で民主党の獲得議席が30台前半にならないといけないけど、こうなった以上、限りなく高いハードルだものね。

民主党政権=社会主義政権なわけだから、どう転んでも大きな政府志向であって、官僚&労組天国という状況は変わらず、当然のことながら景気回復なんてあり得ない。となれば地方選では苦労するんだろうけど、外国人参政権の施行と公共事業&地方交付金の締め付けで巻き返すと。現体制が3年続くとなれば、こういう利益誘導&脅迫を突っぱねられる自治体は少ないだろうし。で、3年後に政権与党は国民から見放されるも、その頃には小沢派は逃亡完了していて、新党●●とかに看板を変えて、現民主党のことを「守旧派」とかいってドブ板をやってるんだろうなぁ。

マニフェストで出来もしないことを謳って票を獲る詐欺――おい、埋蔵金(笑)ってどこにあんだコラ!――がまかり通るのは間違っていると思うし、目を逸らしたい未来ではあるけど、これも国民の選択ならしかたがない。公明党とみんなの党に節操があれば防げる未来かも知れないけど、コバンザメは強者にくっつくことで生き残ってきたわけだから、そういうのに節操を求めるってことは、和田アキコにしおらしくなれっていうようなものだからね。

……戦わなきゃ、現実と!

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