2010年6月9日水曜日

*TV覚書:ためしてガッテン「まさか目玉焼きにまで革命ワザがあったとは」

普段は滅多に見ないけど、料理シリーズのときだけは仕事の手を止めてでも見るこの番組。今回は目玉焼き。何年か前の「ガッテン風水炊き」の回を超える大傑作でした。

・目玉焼きをおいしくつくるために欠かせないのは、「黄身の形を崩さないこと」。
・フライパンに卵を割って入れるとき、10cmの高さから落とすだけで黄身の形は真円から偏平になってしまう。
・黄身を構成する細胞(卵黄球)も10cmの高さから落とすだけで全て潰れてしまう。
・なのでフライパンに割って入れるときは、「我が子を扱うように」そっと入れることが肝要。
・目玉焼きのおいしさは黄身の水分量に比例する。水分量は少なければ味が濃厚になる。
・一般に新しい卵は黄身の水分が白身に溶け出しておらず濃厚でおいしい。
・黄身の水分を飛ばした濃厚な目玉焼きを作るにはどうすればいいか?
・答えは「黄身だけをスプーンで掬い、先に焼く」。こうして黄身の水分を飛ばし、頃合を見て残りの白身を入れる。こうすることで黄身と白身の固さも自分好みに調整できる。

見ているあいだ中「その手があったか!」と心の中で膝を叩きっぱなし。自炊歴18年余。柴田書店の料理本を常日頃から愛読しているくらいには料理について独学している手前ですが、全編蒙を啓かされっぱなしでしたよ。

卵はカロリーの割にお腹が膨れないから、ここ2年くらい積極的に食べてなかったけど、これは試してみなければ!





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