2010年6月28日月曜日

口に出す前に一度考えてみよう(いやらしい意味じゃないよ)

「超党派に呼びかけ」までが公約 消費税論議で菅首相

市民運動家(=左翼活動家)らしく腰がすわっていないなぁ。

>「財政再建の第一の柱はムダの徹底的な削減だ。同時に成長戦略で雇用を拡大し、需要を拡大してデフレから脱却する」と、ムダ削減を優先する姿勢を強調した。

だ・か・ら、埋蔵金(笑)でどうにかしろっての。ムダ遣いを削減すれば、財源なんていくらでも出てくるんだろ? 「『普天間の争点外し』『自民党潰し』『財界引き入れ』の一石三鳥の一手を打つオレsugee!」な~んて思ってたんだろうけど浅はかだねぇ。

加えて経済政策のブレーンが、このバカでしょう? 支持率V字回復ったって1週間ごとに5~10%落ちるだろうと思ってたけど、ここまで早く馬脚をあらわすとは思わなかった。幹事長は幹事長で選挙中にこういう軽率なことを言うし、昨日のフジのニュースショーでも「公務員労組が応援しているのは民主党ではなく共産党」とかサラッとスゴイこといって共産党の市田忠義にメチャメチャ怒られてたし。そういうことはせめて選挙が終わってから言えよと。てか、連立協議なんて基本水面下でやるものでしょう?

まぁ、彼らが権力の座に座り続けるためには「連立与党で過半数」が“絶対防衛圏”だからなりふりかまってられないんだろうけど、それにしても思ったことを素直に口にし過ぎ。こういうときはアントニオ猪木みたく「戦う前に負けることを考える奴がいるか!」っていってりゃいいのにねぇ。

これでみんなの党が民主党と連立するためのハードルはグーンと高くなった――選挙中に与党と連立することを公言するバカはいないので、みんなの党は、事実上「選挙後に連立しないこと」を公約にして戦うことになる――ということは、ますます民公連立の可能性が高くなってきたということか……。

おまけ:時は来た、それだけだ。文中の猪木の言葉はここが初出です。

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