2011年11月30日水曜日

野村克也×落合博満対談(TBS『S★1』より):その1

YouTubeに動画が上がっていたので早速視聴。以下、私家版メモです。

野村:優勝争いでのクビ通告。あのときの正直な気持ちは?
落合:ある意味楽になった。負けたら終わるんだろうと。8年前になったときに現場のことは全部やれといわれたが、クビを知った後は、「これで来年のことは考えなくてもいいんだ。野球の勝ち負けだけ集中すればいいんだ」と楽になった。
野村:オレはCSの直前にクビを言われた。
落合:こっちはシーズン中だもの。
野村:オレはやけっぱちでやってたけど、どういう気持ちだったの?
落合:進退問題で波風立てたくなかったから選手には一切言ってない。球団にも選手に言うことを止めさせた。
野村:オレは正直、全くやる気がなかった。勝手にせいと。そこは人間の違いだなぁ。エライよ。
落合:それはね、一本にまとめたのはヘッドコーチなの。モリシゲが「ど~せ辞めるなら笑って辞めよう。勝って辞めよう」といったことを、オレがいないときに言ったみたい。それでなきゃあそこまでまとまらなかったと思う。
野村:そういうコーチはオレには一人もいなかった(笑)。
落合:残念でしたねぇ(笑)。
野村:日本シリーズの誤算はどうだった? オレの予想はソフトバンクで当たったんだけど。
落合:普通に考えりゃソフトバンクでしょ。(予想も)4勝1敗、4連勝が大半占めてたでしょ? 4勝2敗のシナリオしか考えてなかった。
野村:終わって後悔はあるのか?
落合:もし勝つのであれば4戦目でしょうね。ホールトンが投げた試合。あれは絶対に獲らなきゃいけない試合だった。あそこで計算間違えたっていうのが……6回かな、無死2、3塁になって和田の打席。「頼むから四球だけはやめてくれ」と思っていた。そしたら四球で出ちゃったでしょ。「うわ、これだけはだめや」って思ってたの。これで流れ止まったと。
野村:うん。
落合:周りの人はアノ四球を「いい四球を選んだ」というけど、(オレは)「頼むから内野ゴロでいいから一点とってくれ」と。そういう教育を8年間ずっとやってきたから。無死満塁になったら内野のゲッツーでいいから一点とってくれと。一点とったら二死で3塁にランナーが残る。次のバッターがどれだけ楽かと。次に点の入る確率はもの凄く高くなるの。ところが無死満塁で最初の打者が内野フライ打つか三振すると点数ってなかなか入らない。だからあそこだけは、一点負けているケースで「頼むからショートゴロでいいから打ってくれ」と。そしたら最悪の四球。「うわ、これは手を打ちづらくなったな」と。

――やっぱり4戦目は勝つつもりだったのね。“無死満塁のピンチ”は“落合中日”ではよくあることだったので、手前は「井端三振→小山憤死」が勝負を分けたポイントだったと思っていたんですが……。

新作チョコを喰らう:イチゴマシュマロチョコレート

★イチゴマシュマロチョコレート/明治

●寸評:明治の定番『ストロベリーチョコレート』のライト版といった風情。ストロベリークリームの酸味がチョコの甘さを引き立てていて、その食べ応えはストロベリーチョコそのもの。マシュマロは良くも悪くもあまり自己主張していない。

●カロリー対効果:カロリーは約230kcal。それでいて300kcal近い『ストロベリーチョコ』と同じ満足感が得られるので、カロリー対効果は非常に高い。この一点だけをとってもマシュマロを使った意味は大きいといえる。



追記:手前にバカ認定されるほどのバカ発見。

吉本を訴えた「白い恋人」さん、そもそもあんたもパクリじゃないの?って話よね

この問題の本質は――

●すでに吉本興業側が申請した商標登録を特許庁に蹴られていること
●にも関わらず全国展開を目指し、北海道での販売も計画していたこと

――にあるわけで、『白い恋人』の商標がオリジンでないことは何の問題でもないんですよ。だいたい「ラング・ド・シャが日本で流行ったのは云々……」なんて言い出したら、カルビーはどうなるんだっつーの! あと、事前通告なしに訴えることは普通にあります。石屋製菓の社長は、中国レベルのパクリをかまして、本家の市場まで荒らそうとしていた企業に「コンプライアンス遵守の姿勢」や「キッチリした内部統制」があると考えるほどおめでたくなかったってことであり、経営者として常識的な判断をしただけのことでしょう。言葉を換えれば、この期に及んで話し合いからなんて考える奴に、経営云々を語る資格なんてないってことです。

てか、こんな奴でもコンサルタントができるなら、手前も食いっぱぐれたらコンサルタントになれるかもね。少なくとも占い師になるよりは簡単そうだ。

2011年11月29日火曜日

中国レベルのパクリかましてコンプライアンスとか笑止千万

「面白い恋人」販売停止を 「白い恋人」側が製造販売元の吉本興業提訴

北海道土産といえば、『白い恋人』よりも『ロイズ』な人なので、正直、そこまで関心はなかったのですが、2chニュー速+板での以下の書き込みを見たらねぇ……。

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2 名前:名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 22:17:25.48 ID:AiJT2uca0
類似商標ということで
既に特許庁には「面白い恋人」の登録を蹴られていた
にも関わらず何食わぬ顔で箱もそっくりのまま販売を継続

更には東京で販売を開始し、
北海道での販売まで検討していた事で石屋製菓が激怒

これで吉本の頭がおかしいと思わない奴は日本人じゃない

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あと、「白い恋人」が売れてないから、切羽詰って訴訟に踏み切ったのでは? みたいな書き込みもありましたが、残念! 2011年の業績は過去最高だそうですよ。

主力の白い恋人が35年目、新商品も積極的に開発(財界さっぽろ)

ギャクとしても昨今の吉本芸人(って今年になってからTVを観てないんだけどさ)と同じくらいにつまらないし、何より阿漕。他の類似商品みたく、あらかじめ石屋製菓にハナシを通してから大阪の吉本劇場だけで売るようにしていたら、こんなことにはならなかったのにねぇ。

まぁ、ヤンキーイズムの塊みたいな吉本芸人――こいつらの言う「空気を読め」ってのは、要するに「黙ってオレの言うことを聞いとけ」ってことでしょ? こういう権力を嵩にきた物言いは本当にイヤだね。こいつらの顔を見たくなかったのもNHKと契約しなかった大きな理由の一つ――は大嫌いなので、どんな形でも吉本興業が困る分にはスガスガしい気持ちになれるから、こういう風に大事になるのは大歓迎。

ただ、バーニングとジャニーズ、吉本にはてんで弱いTVマスコミ様は、今頃石屋製菓の“ホコリ”を見つけるべく、布団叩き片手に手ぐすね引いてるんだろうなぁ。

2011年11月28日月曜日

労組のみなさん、息してる?

正直、どっちが勝ってもロクなことにはならないと思うし、別に橋下徹を応援しているわけでも全然ない――仮に国政選挙に打って出たとしても応援することはない。要するに『みんなの党』なわけでしょ? もっとも10万円くらいの賄賂を積まれたらアッサリ転向する気マンマンだ――けど、タイトルのようなことを公言できたというだけで、手前的には橋下徹が勝った意味はあったと思っています。

これで平松陣営がリコールして再び橋下が勝つような流れになれば、金輪際、労組の支持政党が与党になることはなくなるんだろうから、平松陣営には是非、橋下リコールの署名を集めてもらいたい。それも次の総選挙が来る前に!

追記:あとマスコミ。ここまで発信力のないことを露呈してしまっては、来年の広告料は更に下げざるをえないでしょうなぁ。手前が広報部の人間だったら、「あれだけ煽っといて橋下に秒殺される程度の影響力しかないのでは、ウチの商品のPRにどこまで効果があるものか」といったことを、紳士的にリファインしたイヤミの一つもぶつけたくなるものね!

新作チョコを喰らう:デコラビスク

★DECOLABISC(デコラビスク):ココア/江崎グリコ
*江崎グリコのHPには商品紹介サイトなし

●寸評:ごく普通のチョコレートビスケット。チョコのコーティングが厚めであるところは良いが、ビスケットの風味にはココアらしいほろ苦さは全く感じられない。チョコの甘さは控え目だが、ビスケットの後味が強く半分ほど食べて飽きがきた。

●カロリー対効果:1箱(14枚)のカロリーは約380kcal。1枚当たりのカロリーは約27kcal。チョコ、ビスケットともそれなりのボリュームがあり、1箱食べれば『きのこの山』(約460kal)くらいの満足感を得られるはずなので、そう考えればカロリー対効果は非常に高いといえる。


2011年11月27日日曜日

新作チョコを喰らう:トルタ

torta(トルタ):チョコ/アサヒフードヘルスケア

●寸評:しけったシナモン味濃い目のクッキー。チョコの味わいはほとんどなし。タルトといえばタルトっぽい気もしなくはないけど、それ以上にしけったクッキー特有のネチャネチャ感が強く、歯ざわり、味とも良いとは思えなかった。

●カロリー対効果:6枚のカロリーは約280kcal。甘み、分量とも控え目なのでカロリー対効果は低い。適正カロリー対効果は230kcal。200kcal以下であれば、この風味であっても満足して買うレベル。


新シリーズ、「新作チョコを喰らう」のスタートに寄せて

タイトルにある通り、手前が食べた新作チョコ菓子をレビューするコンテンツです。

「このくそ忙しいときに何をやっているのか!」
「そもそもどこに需要のあるコンテンツなんだ?」

と思わなくもないのですが、このあいだ食べた『トルタ』があまりにもアレだったことから、「この感情はどこかで昇華せにゃならん」(なっち風)と思い、見切り発車でスタートすることにしました。

まぁ、先月買ったデジカメを使う機会が中々ないので、ここで使い倒してやろうという事情とか、年末進行的に多忙なときのコンテンツ更新の際、2chまとめサイトへのコメント以外に新味のある何かをやらないと当blogの存在意義が疑われるのでは? という恐れを抱いたりしていたことは、ここだけの秘密ですよ。

で、ローカルルールは以下の通り。

・取り上げるチョコ菓子は、半年以内に発売されたもの。定番モノ――『明治デラックスチョコレート』とか『チョコ源氏パイ』とか『アルフォート』とか――は原則的に取り上げない。

・寸評は100~110字でまとめる。100字ピッタリでもいいけど、エイヤっと書いたら2~3字くらい字余りすることもあるので、この辺はファジーに。

・新作チョコ菓子のカロリーは必ず記載する。そのカロリーと食後の満足度とを比較した<カロリー対効果>(=低カロリーでおいしく食べ応えがあれば高く、高カロリーでまずく食べ応えがなければ低い)も書いておく。

・個別包装、本体の写真は必ず載せる。

一応、↑のような感じでゆるゆるとやっていきたいと思います。

2011年11月26日土曜日

ニコ動で見たなかでは最低の記者会見

このクソ忙しいときに、わざわざ15:00から時間を空けて、挽きたてのコーヒーを入れて、新作のチョコ菓子をつまむという他人事を見る万全の体制で見たんだけどね。新事実が江川卓をdisるだけってのはどういうことよ?

「こっちには10枚の紙爆弾がある!」 って煽られたから、「まさかこの間の緊急会見みたいに腑抜けた内容ではないはず。多分、菅野への裏金とか東海大コーチ問題とか外国人選手のタンパリングみたいな明々白々な協約破りについて話すはずだお。手前は歴史の証人になるんだお。( ^ω^)おっおっおっ」と期待しまくってたのに。●ねよ! クソが!! てか、今後こいつの言うことは誰も信用しないだろ。

2011年11月25日金曜日

3連覇フラグが折れる音を聴いた

落合竜の“頭脳”流失…チーフスカウトと契約打ち切り

田中スコアラーを切るのはいいのよ。前任者の色がつき過ぎたから使いたくないという心情は良くわかるし、それが契約更新しない相応の理由であるとも思うしね。でも、1球団1人体制を止めて、「今後は1人が2球団見るかもしれない」ってのはねぇ……。良いものは積極的に残さなきゃダメでしょ。これをマネしたところで高木監督の株が下がるわけではないし、落合曰く、「オレ流ではない。すべては堂々たる模倣である」ってことであって、「大切なのは誰が最初に行ったかではなく、誰がその方法で成功を収めたかだ」(『采配』、233頁)ってことなんだから。

なんかもう、3連覇フラグがボキボキ折られまくってしまって、手前が中日ファンだったら血涙を流しそうな日々が続いているなぁ。

2011年11月24日木曜日

忙しいのは良くても、来年の税金がなぁ

自営業者にとって一番大変な時期なのでしばらくは簡潔な更新。今年は珍しく仕事をいただけてるけど、来年の税金&国保のこと考えたらなぁ……。

【阪神】桧山、キックベースで負傷 来季に影響も――ガキでもケガしない競技として考案されたスポーツでケガとはねぇ。申し訳ないけど3枚つづりの写真を見て大笑いしてしまった。

どうなるDeNA 巨人が方針転換となれば状況一変――これで断ったら、もう買う奴はいないのでは? 本体が安くなっても加盟金とかはバカ高いわけだから。品行方正か否かってハナシもあるけどJRAの馬主(アドマイヤとかアドマイヤとかアドマイヤとか)に比べれば随分マシでしょ? それに昔みたいに球団ロンダリングはできないんだし。

2011年11月23日水曜日

何となくいつまでも生きてるものと信じてたのに……

落語家立川談志さんが死去

手前がTVで落語を聴いて声を出して笑った最初にして最後の人。落語といっても時事ネタばかりを喋るやつで、古典落語でもなんでもなかったんだけど。てか、落語自体、全くといっていいほど聴かない――唯一積極的に聴いたのは桂枝雀だけ。DVDも1枚持ってる――けど、この人の“金言”だけは覚えていたなぁ。

「女子高生が売春してるんじゃない。売春婦が高校に通ってるんだ」
「噂ってのはねぇ……う~ん、ほとんどホント!」

この辺のは実生活でも良く使ってるしね。あれだけの大病を患ったにも関わらず、結構元気だったので、何となく長生きするんじゃないかと思ってたんだけどなぁ。合掌。

これは成績急降下のフラグ?

ハム中田が肉体改造 二の腕40センチに

ケビン山崎のところでトレーニングしたって記事だけど、この人って要するにドー●●グのスペシャリストでしょ? ●ス●の投与量とトレーニング量の最適化、バレないように工作することは得意でも、運動生理学に死ぬほど通じてるようには見えないわけで。実際、この人の下に通った元大関にしても元4番打者にしても、見違えるほど筋肉モリモリになったけど、ケガが増えただけで強くなったりバカスカ打てたわけじゃなかったしね。

中田翔選手のプロ野球選手としての“肉体的才能”はホンモノだと思っているので、こういうところで寄り道して欲しくはなかったなぁ。

2011年11月22日火曜日

真実か否かより、面白いか否かが問題

楽天・岩隈が妻の義理の妹と不倫

「野球選手のホレたハレた何て、どうでもいいじゃん」と、全く興味がなかったのですが、2chで以下の秀逸なレスを見てから認識を改めました。

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30:名無しさん@涙目です。(庭):2011/11/21(月) 16:41:42.87 ID:lvfM4N1v0
マスオ ←夫婦→ サザエ
 ↑       .   ↑
不倫         姉弟  
 ↓          .↓
花沢さん←夫婦→ カツオ

91:名無しさん@涙目です。(東京都):2011/11/21(月) 16:45:29.94 ID:gFh1KOUI0
>>30
非常に分かりやすい

547:名無しさん@涙目です。(東京都):2011/11/21(月) 17:11:31.15 ID:uKNSGYAH0
>>30
わかりやすいな
これは引くわ

559:名無しさん@涙目です。(SB-iPhone):2011/11/21(月) 17:12:17.15 ID:tnAtVcci0
>>30
わかりやすいw
エロいな

580:名無しさん@涙目です。(長屋):2011/11/21(月) 17:14:41.05 ID:qT8CRmg10
>>30
マスオ見損なったわ
最低なやつだな!

648:名無しさん@涙目です。(SB-iPhone):2011/11/21(月) 17:19:53.59 ID:VIZPK/7+0
>>30
カツオがサザエと不倫すれば円満に終わるな

727:名無しさん@涙目です。(大阪府):2011/11/21(月) 17:25:21.24 ID:qWH5bMQD0
>>30
しかも波平が職場の上司

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義妹じゃないというハナシもあるそうですが、他人事として見る分には「そうであった方が面白い」ので、多分、間違いであったとしても“真実”として流布されることになるのでしょう。ともあれ、広橋公寿は娘を実家に戻してから日ハムに行くしかないね! どーせ義理の息子はアメリカでプー太郎になるんだし。メジャーで成功するかもって? 右投げのケガ持ちだから難しいんじゃないかなぁ……。

追記:「ビバヒル」女優のヌード写真を夫が流出!? ――ワーオですのかよ。これほど嬉しくない流出って他にねぇな。

2011年11月21日月曜日

落合の正しい“切り方”

これから少なくとも1年は“落合野球”が見られないと思うと、何だかどうにもやる気が出てこないものでして……。

というわけで、先月来、関係各所で熱弁してきた落合博満監督の正しい“切り方”について書くことでお茶を濁します。

・11年で契約満了だったけど、連覇したんだから契約を更改するのが人の道ってもの。
・でもサッサと切りたいなぁ、と思ったとき、球団はどんな契約をすれば良いのか?
・12年の契約は単年契約。年俸据え置きでノルマはリーグ優勝――これでいいのよ。
・で、12年シーズンに優勝を逃したら、「ノルマ未達」で契約更新せず=後腐れなく切れるじゃんよ!
・12年にも優勝して3連覇したら? 収益は上がるわ客は入るわで球団にとってハッピーこの上ないことでしょ?
・仮に12年に優勝しても、13年も同じような契約条件を提示すりゃいいのよ。年俸はずーっと据え置きにしておけばいいんだし。
・もし、落合が「この条件じゃいやだ!」っていえば、「条件合わず」で契約しなければいいんだし。

巨人退団のときもそうだったけど、落合は“サラリーマン”じゃなくて、徹頭徹尾“自営業者”なわけで、切りたければ意地悪しないで↑のような無茶な条件を提示して契約すりゃいいのよ。



2011年11月20日日曜日

結局、山井は確変しなかった

近所のネットカフェより更新。

初回、いい具合で抑えていたけど、見せ球のストレートが145km/hを超えてなかった時点で負けを覚悟しました。結局、山井大介投手は“病”で終わり、継投では最善手を打ったものの、出てくる投手の全てがほぼスペック通りの活躍をした結果、順調に加点され続け終戦。

打線? 小池正晃選手が使えなくて藤井(敢えて呼び捨てで書かせてもらう)如きを使わざるを得なかった時点で、下位打線はないも同然だから、ねぇ……。結局、8年通して「シリーズ男」は一人も出てこなかった。裏を返せば、これこそが4回優勝した理由でもあるんだけどね。

いろいろとショックが大きいので、このくらいで勘弁。

あとは任せたぞ! 山井!!

昨日の勝ちは想定内。吉見一起投手で2つ勝ち、チェン・ウェイン投手か川井雄大投手で1つもぎ取るorあわよくば2つ勝って優勝する――というのが落合博満監督のシナリオだったはず。で、最後に決めるのは、吉見投手以外で唯一ソフトバンク打線を押さえ込める実力を持つ山井大介投手(確変ver)ですよ! マキシモ・ネルソン投手は、山井投手があまりにもアレだったときのロングリリーフだと思います。

って、山井投手が確変状態ではなくて“病”状態(=初回から四球連発。ストレートが高めに浮いて痛打される状態)だと、万に一つの勝ち目もないので、6回までに投手交代が必要となった時点で詰みなんでしょう。

でもまぁ、落合監督は打てる手は全て打ったと思います。

・先発:山井投手の試運転終了により、緊張や体調不良での大崩れの可能性を最小化。休養も十分。
・ロングリリーフ:ネルソン投手、川井投手を使用可能。
・リリーフ:めぼしい投手は全て登板済み。かつ、勝ちパターンの投手は酷使せず。
・クローザー:浅尾拓也投手、岩瀬仁紀投手とも回跨ぎさせてもOKなくらい酷使せず。

あとは打線だけど、これはシーズン通しての最適解がアレなので、ほかに手の打ちようもないでしょう。何はともあれ、あとはサイを振るしかない。一応、山井投手は日本シリーズで2勝0敗、防御率0.00なんだから、“病”にはならないってことを信じるしかない。

ファンとしては山井投手の確変を祈ってプレイボールを迎えようじゃぁありませんか!(鳩山由紀夫風)

2011年11月19日土曜日

落合博満の最新刊『采配』のファーストインプレッション

Amazonで11/17発売っていうから、「17日に配送されるんだろうナ」と思っていたら、なぜか配送予定日が11/19で、「それじゃぁ書店で買ったほうが良かろうに」と思って予約をキャンセルして、17日に近所の書店行ったら「19日に入荷するんですよ」と言われて、Amazonで予約し直そうとしたら配送予定日が11/21になってしまったので、最寄の基幹駅近くの大型書店に問い合わせてみたら「18日の15:00には店頭に並びますよ」と教えてもらったので、言葉通りに昨日15:00に来店してゲットしてきましたよ!

というわけで、落合博満の最新刊『采配』(ダイヤモンド社)をザザッとナナメ読みしました。

◆目次
・1章:「自分で育つ人」になる
・2章:勝つということ
・3章:どうやって才能を育て、伸ばすのか
・4章:本物のリーダーとは
・5章:常勝チームの作り方
・6章:次世代リーダーの見つけ方、育て方

ファーストインプレッションは、「これって『コーチング』のver2.0だよね?」。実際、『コーチング』と同じ出版社、同じ体裁なので、落合と編集者(横尾弘一氏)が、『コーチング』の正統なアップデート版として書いてやろう! と意識していたことは間違いないはず。ただしその内容は、監督経験を経ての思考の変化を中心に多くの点でアップデートされているので、手前みたいに『コーチング』を30回以上読み直している(通読ではなく目を通すだけなら多分100回以上)ような、ダイハードな落合ファンにとっても必読モノの内容であることは間違いありません。

どこがアップデートされているのか? については、後日改めて書くつもりです。以下は、ナナメ読みして思いついたとりとめのない感想です(以下、敬称略)――

・荒木に対する「心は技術で補える」のハナシは「『心技体』ではなく『体技心』」という1節で取り上げている。

「実際、ドラゴンズにも同じような症状を抱えている選手はいたが、私はその選手にこう告げた」
「『じゃあ、投げられないから試合に出ませんと言っているんだな』」
「すると、『試合には出られますが、正確な送球ができないとチームにも迷惑がかかるので』と返してくる。まさに『自分がミスした場合の理由がイップスなのだ』と予防線を張っているわけで、技術の未熟さに対する不安が投げられない原因だと私は解釈した」
「『試合に出る以上、どんなミスでも自己責任だ。ミスするのが嫌なら練習して技術を磨け』」
「イップスを治すには、技術を身につけて自信を得るしかないと、私は確信している」(36頁)

・川崎憲次郎に対しては「一人の選手への采配で、チーム全体の空気が変わる」という1節を丸々使って取り上げている。その采配の意図については、断片的に語られていたけど、その真意について包み隠さず語っているのを読んで、不覚にもウルっときた。

・結局、いまのチームの土台を築いたのは「2/1の紅白戦」「04年の優勝」であり、突き詰めれば「川崎憲次郎の復活プロジェクト」にあったということか?

・04年の秋季キャンプに山本昌や川上を連れて行った意図も、この本で初めて明かしている。で、この真実を知ってしまうと、「来年以降のドラゴンズには決して黄金時代が訪れないのだろうなぁ……」という思いも“揺るぎなき確信”に変わってしまった。

・個人的に胸熱になったのは、「できる・できない、両方がわかるリーダーになれ」の1節。

「『毎シーズンAクラス(3位以上)に入れるチームを作ることができた要因は何ですか?』」
「そう問われた時、私が唯一はっきりと答えられるのは『選手時代に下積みを経験し、なおかつトップに立ったこともあるから』である」(202頁)

・手前が池山隆寛の指導者としての可能性を論じたときに、落合の言葉を借りて同じような主張を書いたけど(池山隆寛、「ブンブン丸の『野村野球』伝道」:その1を参照のこと)、落合自身、このことを監督になって改めて確信したことを知って、ちょっと胸が熱くなった。

・現役選手では森野、岩瀬に対する言及が多い。とりわけ岩瀬がどれだけ特別な存在なのかを随所で熱く語っているところにグッときた。

・若手の使い方、世代交代の進め方、レギュラーへの接し方など、落合の考え方を改めて読むにつけ、「やっぱり原辰徳とは、埋めがたい能力の差があるのだなぁ」ということを痛感。確かに原は名監督だと思うけど、落合には及ばないのでは? 坂本の使い方(案の定、今年になって伸び悩んだ)や小笠原への処遇を見るにつけ、こう思わざるを得ない。

・どうやら今年の状態を見る限り、平田はT-岡田よりも息の長い選手になりそうだし、堂上弟も、プロ野球生活のトータルで見れば坂本を追い抜く可能性は十分に残されているように思えるもの。

――このペースで書いていたら本当にキリがなくなるので、とりあえずこの辺で打ち止め。控えめにいっても、全プロ野球ファン必読の書だと思いますよ。



2011年11月18日金曜日

さて、あとは吉見に賭けるしかないか

初戦、チェン・ウェイン投手で勝てたのが望外の結果だったから、今日のは想定内。想定外は昨日の試合だけど、初戦の想定外とでチャラってことなんだろうなぁ。森野将彦選手が一つでもチャンスをモノにしていれば、少しは違ったんでしょう。少なくともこれほど試合が壊れることはなかったはず。あと、小池正晃選手のケガは大ダメージ。これで右打ちで打てる野手がいなくなるのは本当に辛い。

さて、土曜日は吉見一起投手で勝つとして――これで負けたらしょうがない。少なくとも良く訓練されたドラファンであれば、いまの吉見投手が投げて負けたのであれば納得するでしょう。他の投手が投げて負けたら暴動モノでしょうけど――、問題は最終戦。ローテ通りにいけばマキシモ・ネルソン投手なんだろうけど、ここは山井大介投手に賭けるしか勝ち目はないような気がするけどなぁ。そのために一昨日の試合で“試運転”したのだと信じたい。だいたい残りの駒でソフトバンク打線を抑えられる可能性があるのは、吉見投手と確変した山井投手しかいないわけだから。

ともあれ、今日の収穫は浅尾拓也投手を使わず連休を与えられたことぐらいかな? 河原純一投手の場面で消耗しなければこそ、残り2つで回跨ぎ上等! な酷使をしてもどうにかなるわけだし。そもそも、アノ場面なら誰がいっても1点は覚悟しなきゃならないし、そうなれば99%負け確定なわけだから。

2011年11月17日木曜日

昨日は勝つつもりだったんだろうなぁ

ノーアウト満塁の“ピンチ”(ドラファンの皆様には説明する必要はありませんね)とか、荒木雅博選手の“魔送球”(ってトニ・ブランコ選手が悪いようだけど、その辺の事情も含めて)とか、いかにも中日らしい試合だったようで。よく訓練されたドラファンであれば、全然動じませんよ!

ともあれ、↑のようなgdgdな展開であっても、少なくとも試合は諦めてはいなかったんでしょう。でなければああいう状況で山井大介投手を登板させることはないわね。その山井投手のリリーフは確変モードだったようで、難しい場面をキッチリ抑えたそうだけど、さて、今日は誰が投げるのやら……。

エンジェルベルト・ソト投手で勝てたら儲けものってところか? 他に投げられるのは中4日のチェン・ウェイン投手だけど、どっちもサウスポーだから先発隠し的な意味はないしね。ソト投手が全く使えないのであれば、チェン投手を使って、残りは吉見一起投手とマキシモ・ネルソン投手となるけど、個人的にはネルソン投手を使うくらいなら山井投手を使って欲しいところ。いずれにしても「どっちかが王手を掛けた後の試合」に投げるのが吉見投手になると思うんだけどねぇ。

2011年11月16日水曜日

1点に抑えれば勝つる

ということが良くわかった。となれば、2つのうち1つは吉見一起投手で勝つとして、あとの1つは山井大介投手の確変にかけるしかないのかも。

川井雄大投手も安定しているけど、1球の間違いも許されないソフトバンク打線を6~7回まで1点以内で抑えるためには、有無を言わせぬ球威(=在りし日の中田賢一投手)か絶対的なコントロール&集中力(=いまの吉見投手)が求められるからなぁ。スペック通りの働きでは難しいでしょう。

その点、確変した山井投手は「絶対に打てない鬼スライダー」と「絶対に空振りorファールする剛速球」を連発する全盛期のスモルツみたいなチートレベルの投球をするからね。

山井投手がダメだったら? ブライアン・ファルケンボーグを攻略するしかないでしょうよ! って、それ何て無理ゲーだよ……。

2011年11月15日火曜日

いま思えば、アレは低血糖の兆しだったのかも

糖尿病はマジでヤバイ 毎日お腹に注射、1度発症すると治らない、失明、足切断、便秘 ほか

自覚症状がないのが一番怖い。6月に血糖値検査キットで調べた結果は、食後2hで82(8:00にシリアルサンド=160kcalを食べ、10:10頃に検査)だったので、数字上は超安全であるはずだけど、あれから半年弱経ってるしなぁ。

ダイエット中、図書館や書店で本棚を調べている際、しゃがみ体制から立ち上がったときに強烈なめまいに襲われた――この感覚が怖いながらも面白くて、わざとやったこと多数あり。11:00とか16:00みたいに食後時間が経っているときにやると再現性が高いんだコレが――けど、いま考えればこれも低血糖の兆しだったのかも。

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34:名無しさん@涙目です。(東京都):2011/11/14(月) 20:25:51.04 ID:ogVCllwb0
糖尿単体だけなら食事制限+運動でなんとかなるかもしれないけど
腎臓病が発症したら無理ゲー
食事は炭水化物+タンパク質+カリウム制限と運動制限も加わるし最悪

124:名無しさん@涙目です。(東京都):2011/11/14(月) 20:42:55.16 ID:MMnI4G9/0
いきなりひどくだるくなって何か食べないとフラフラしたり手が震えたりするんだけど、糖尿病か?
冷や汗もでるし
何か食うと収まる

147:名無しさん@涙目です。(岡山県):2011/11/14(月) 20:47:57.01 ID:hC/jAy/k0
>>124
それは低血糖だね。

341:名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/11/14(月) 21:08:17.16 ID:17MN9cFQ0
勢いよくしょんべんすると飛び散って一瞬さとうきびの香りがするんだが
大丈夫だよね?このスレ見てたら心配になった

377:名無しさん@涙目です。(長野県):2011/11/14(月) 21:09:53.42 ID:2RRt9sB30
>>341
ざわわ・・・ざわわ・・・

2011年11月14日月曜日

正直、負ける気がしなかった

今日は近所のネットカフェで観戦。

なんつーか、魔空空間に引きずりこんだ上でレーザーブレードを使わせないみたいな。隼vsムスタングの喩えでいうなら、高度やスピードでは絶対にかなわないから低空でグルグル旋回し続けて、一瞬、相手のコクピットに射線が入ったところで7.7mm機銃を叩き込むというか。相手の持ち味を全力で殺す落合野球全開という感じ。相変わらず貧打だったけど、不思議なほど負ける気がしなかった。

確かに杉内俊哉投手は素晴らしかったし、ソフトバンク打線も怖かったけど、「まぁ、杉内も8~9回で降りるし」「内川さえ抑えておけばどうにでもなるし」「ファルケンボーグ以外なら1点くらい取れるチャンスはあるし」と思ってましたYO!

吉見一起投手は良く投げたでしょう。やっぱり「負けられないときは吉見」だ。神投球ではなかったけど11安打喰らっても完封するようないつもの投球。贅沢いっちゃぁバチが当たるわね。岩瀬仁紀投手も完璧すぎるほど完璧。あと、野村克也。「最後に岩瀬投入で左、左という巡り合わせもラッキーだった」って? ちげぇよ! そこまで計算して敢えて7回に浅尾拓也投手を投入したんだよ!! クリーンアップに岩瀬投手をブチ当てるわけにいかないじゃないか!!!

2011年11月13日日曜日

負けられないときは吉見

残念ながら勝ちたいときの投手がいないんだけど、ともあれ今の中日にとって吉見一起投手は、「絶対に負けられないとき」に投げるピッチャーですからね。つまり、今日投げて、以降、最終戦までに来るかも知れない「絶対に負けられないとき=王手を掛けられる可能性のある5戦目以降」に投げると。

もちろん100%勝てる保証はないけど、終盤戦からCSにかけての神投球で信頼性はマキシマムにまで高まってますからね。最後の最後で吉見投手が投げて負けたのであれば、それはそれで仕方がないという、往年の稲尾和久レベル――1958年の三原脩曰く、「稲尾で負けたら納得してもらえる」ということであって、つまるところGod Buddha Inaoと並び称されるレベルってことであり、早いハナシが現人神ってことです――にまで上り詰めているんだから。なもんで、ケガやアクシデントがない限り、今日はマキシモ・ネルソン投手じゃなくて吉見投手だと思いますよ。

追記:巨人:渡辺会長の談話全文

パーフェクトな反論。ここまで全て他人のせいにしながらも相手にグウの音もいわせない論理展開は見事。江川助監督が原からの提案とか、正直片腹痛いけど、そういう無理を通せるポジションにいるのであり、通せるだけの政治力も持っているんだから仕方がない。それにしても本社で記者をやっている清武の娘はどうなるのかなぁ。同僚や上司に合わせる顔がないだろうよ。

2011年11月12日土曜日

ナベツネは正しい

って何一つコメントだしてないけど、確信を持っていえますよ。大王製紙やオリンパスの名前を出したうえでコンプライアンス違反とかいってるけど、そもそもナベツネは法律も野球協約も破っているわけじゃないでしょ? てか、上場すらしてないのに何がコンプライアンス違反なのかね。バカじゃねーの? で済む話。実際、巨人どころか読売新聞すら“渡辺商店”であることは自明のことじゃないか。

なんつーか、「太閤の豊臣秀吉に対して井伊直政が反旗を翻してスペインに泣きつくも、相手にされなかった」という感じ。更迭されたのが気に食わなくて後ろから刺そうとするなら、まず手近な見方を固めなきゃ意味がない。それ以前に陪臣が暴れたところで主君に粛清されるのがオチなわけで……。本気で裏切るなら、三越の岡田社長にやったように本社の役員を全部抱きこまなきゃならないけど、そういった政治工作が日本一上手いのがナベツネ――大野伴睦の“私設秘書”みたいな番記者からスタートして総裁選から日韓交渉で鍔迫り合いを演じつつ、読売本社内でわが世の春を謳歌していた社会部を切り崩して目上の社員を片っ端から粛清してきた政治力は、ハッキリいってスターリンレベル!――だからね。だからこそ未だにアノ地位にいるんだし。

というわけで、ナベツネの茶坊主以外の日本人のなかでは最もナベツネのことを高く評価している人間の一人である手前としては、この件は「多分、ナベツネが正しい」と考えています。そもそも報告書にナベツネが署名してないんだから、それで契約は承認されたと強弁されてもねぇ。それに口約束での契約を反故にすることが悪いってんなら、コーチ手形を濫発して一切回収しないことや、年俸更改での景気のいい話だって悪いってことになるわけでね。

2011年11月11日金曜日

スタンプカードが今月でなくなるって本当か?

得サブも今月末で終わりだから、これは意識的に通わなきゃいかんかもね。

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サブウェイは最強のファーストフード 野菜マシマシすればボリュームもある 【←SUBWAY→】

63:名無しさん@涙目です。(コネチカット州):2011/11/09(水) 19:54:23.58 ID:b+dUIManO
スタンプカードが今月いっぱいでなくなるのが寂しい
不景気なんだな…

85:名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/11/09(水) 20:00:13.63 ID:32Me6M7r0
サブウェイの欠点はどれも同じ味にしかならないこと。
トッピングでクリームチーズ追加するからだろうけど。
ベジークリームチーズ最高

95:名無しさん@涙目です。(関東地方):2011/11/09(水) 20:03:06.25 ID:gCeP+YYBO
>>85
野菜が毎回同じだから
どれ頼んでも毎回同じ味だよね

99:名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/11/09(水) 20:04:03.40 ID:mT/xtd5u0
>>95
なんとなくわかる。
ドレッシングが結構主張してんだよね。
正直「ききサブウェイ」なんてものがあったら当てる自信ないわ
でもうまいけど

147:名無しさん@涙目です。(dion軍):2011/11/09(水) 20:15:13.69 ID:o3P/IZwv0
サブウェイってファストフードの中でも一番信者がうるさい気がする

229:名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/11/09(水) 23:05:38.93 ID:HJk5YC9o0
どのタイミングで野菜増せばいいのかわからなくていつも普通になってしまう。
あの「お嫌いな野菜等はございますか?」って時か?
しかし減らします?って質問されてるのに全部増やしてくれなんて言いずらいな。

230:名無しさん@涙目です。(東京都):2011/11/09(水) 23:07:29.71 ID:eYwEnh0I0
>>229
そこで言わなかったら
もうアウトだろ

237:名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/11/09(水) 23:22:14.86 ID:HJk5YC9o0
>>230
やっぱりあそこが最終ラインなのか。これからは恥ずかしいからサンドの種類言うと同時にさりげなく野菜も全体的に多めでって言おう

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多分、信者といわれても仕方ないくらい通っているし、サンドイッチも美味しいと思うけど、「500円で食べられるものにしては、ローカロリーで腹持ちが良い」というメリット込みのものだからなぁ。お昼にコレを食べておけば、摂取カロリーを気にせずに夕食をちょっと豪華にしたり、新発売のチョコレート菓子を食えたりするんでね。

2011年11月10日木曜日

来シーズンは横浜を熱烈応援するかも知れません

横浜新監督候補 桑田氏前向き「だからこそ上がっていく可能性が大きい」

果たして報道通り桑田真澄が監督に就任するんだろうか? DeNAについては仕事の関係――譬えるならフジテレビ&花王デモを敢えて無視するTVタレントみたいな立場――とかもあって、これまで敢えて言及してこなかったけど、桑田が監督になるというならハナシは別。KKコンビ直撃世代にして桑田の甲子園デビューから引退までリアルタイムで見続けてきたファンとしては、もう、無条件に応援せざるを得ないからね。

正直、オーナーや社長が代わっても、フロントのクズが全部入れ替わらない限り、Aクラス入りすら難しい(多分、三原脩が現世に召還されて監督になっても無理)と思っているので、桑田にとっては泥を被る以外の何者でもない厳しい道とは思う。でも、ここで引き受けなかったら、多分、江川卓と同じコースを辿ることになるわけだし。

てか、DeNAはこれを契機にフロントのクビを全部切るべき。せっかく、旧来のビジネス環境とは無縁の会社が親会社になるんだから、これをエクスキューズにしてリストラしなきゃ。あと、できれば30歳以上の生え抜き(金城龍彦選手を除く)を全部放出して欲しいところ。まずは、選手とフロントが結託して監督やコーチのクビを左右できる環境を正さないことには、いつまで経ってもチームは変わらんでしょ。正直、今の成績なら2軍の選手だけで戦っても弾き出せるくらいのものなんだし。てか、このハナシを書くと、どう切り口を変えても「監督以外の悪口」にしかならないんだよなぁ。

2011年11月9日水曜日

マウント&ブレード:ウォーバンド日記(その5)

久しぶりの更新ですが、この間、ちまちまとやっておりました。ただ、ちゃんとメモをとっておかなかったので、以下、記憶を頼りに書いたものです。

満を持してスワディア王国に反旗を翻した我らが「スワディアの叛徒」。デヴァリン城防衛戦に辛くも勝利した後は、ノルド王国の村を回ってノルド兵を募集。防衛隊の中心となるノルド精鋭弓兵――守りは弱いけど、ツヅキ自身が弓使いなので死んだ弓兵から矢を回収できる点がナイス。弩兵だと矢を撃ちつくしたら終わりだし――と、切り込み隊長となるノルドハスカールを育成するため。やっぱり少数で攻め立てるためにはチートレベルの強さを持つ彼らを使わないとどうにもならないものね。

で、何度か防衛戦を行い、スワディアの諸侯を野戦でボコっているうちに、ノルド精鋭弓兵70人、ノルドハスカール30人くらいまで育ってきたので、各街で古参傭兵を募り、員数合わせをしたうえで、プラーヴェンを攻略。これにより1つの街と3つの村からの税収、関税が入ってくるようになったので、ここからは日々の生活――兵士に食わせるメシの調達やアップグレード費用、装備の更新etc――のことを気にせずに、戦いに明け暮れる。

で、↑のように「兵士を募り」「族や敵を倒し」「経験を積んで」「精強な軍隊を作る」というプロセスを繰り返しながら、各地の城を攻略。毎日、30分くらいコツコツと続けていった結果、2週間ほどかけてようやくハルラウス王の放逐に成功する。

以下、イゾラ王女の言葉とか謀反成功直後のカルラディアの地図とか。





*感想:面白かったの一言。ていうか、未だにNativeでやってるし。現状はスワディア王国の初期都市を全て確保したうえで、ノルド王国を滅ぼしてサルゴスをゲット、ディリムを巡ってケルジット・ハン国と鍔迫り合いしているところです。ゲーム内時間で540日経っているのに全然飽きが来ない。これでMODを入れたらどうなることやら……。

2011年11月8日火曜日

今年になってTVを買い換えたくなった唯一のニュース

外人「日本人は頭おかしい。東電や政府がメチャクチャやってるのに暴動すら起きないんだから」

いやいや暴動ってのは国と国民との<馴れ合い>ですから。暴動を起こすほうは、「まず確実にライフルを水平射撃してこないだろう」という“甘え”を前提に気が済むまで暴れて、警備するほうは、「殺さない程度にぶん殴って、目立つ奴はしょっぴこう」という絶妙な“手加減”をしつつ鎮圧するという。

で、日本国民ってのはたとえ「B層」の住人が圧倒的多数といっても、他の国民よりもほんの少しモノを知っているので、こういう無駄な<馴れ合い>をしたところで大して気分も晴れないし、物事が何か変わるわけでもない――だいたい世界でも屈指の規模のデモだった安保闘争でも何も変わらなかったわけだし――ということを弁えているんでね。

<馴れ合い>では世の中は変わらないし、<馴れ合い>を超えた反政府運動となれば、それは内乱であって、となれば、叛徒は速やかにライフルで鎮圧されてしまうわけで……

……なんてグチを書いていたら大ニュースが!

青山倫子主演の連ドラ『逃亡者おりん』が5年ぶり復活 来年民放唯一の時代劇

NHKと契約せず、TVも買い換えなかったことを少し後悔してしまった。来年の新年ワイド時代劇(ヤマダ電機提供)は忠臣蔵らしいので、そこまで見たいとは思わなかったけど、おりんとなればハナシは別。この10年、国産ドラマで最初から最後まで見たのは『ちゅらさん』『ちりとてちん』『逃亡者おりん』だけだからなぁ。“チェックリスト”片手に2chで実況するのが楽しかったから、これはリアルタイムで見たかった。

2011年11月7日月曜日

番狂わせはありませんでした

・吉見一起投手が中3日で投げるとは思わなかった。「シリーズの開幕投手まで中5日になるから」って見方もあったようだけど、この8年間の戦い方から見ればあり得なかったからなぁ。

・ともあれ8回を完璧に抑えきった吉見投手は素晴らしいの一言。いくら激賞しても足りないくらい。そりゃ落合博満監督も褒めるわ。もう二度とエース未満なんていいません!

・岩瀬仁紀投手については何もない。素晴らしいボールは投げていると思うけど、どんなバッターでもねじ伏せるだけの力は失っているという感じなので、剣が峰の場面では使えないんだろう。

・それにしても敗れたとはいえヤクルトの戦いっぷりも見事だった。短期決戦と割り切っているとはいえ、あそこまで動きまくったチームってここ30年でも見たことがないような。それに惑わされず、不動の構えで返り討ちにした落合監督も見事。下手に平田良介選手を下げたり、打順を思いっきりいじったりしていたら、多分、相手の思う壺にはまっていたことだろう。

・さて、「04年から戦いたかったホークス」との日本シリーズ。名実ともにリーグチャンピオン同士の戦いだけど……正直、勝てる気がしねぇ!

・貧打は解消しそうになかったものなぁ。2011年11月時点で世界最高峰レベルの投手へと進化した吉見投手で2つ勝つとして、残りはどうやって勝つのか? 他に信頼できる投手が川井雄大投手(後半戦の安定っぷりは鬼レベル)だけというのは、ちょっと厳しい。

ソフトバンクと中日の戦力差を何かに例えると・・・

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7 名前:代打名無し@実況は野球ch板で[] 投稿日:2011/11/06(日) 21:59:31.34 ID:KG53zWMYO
のび太 vs ジャイアン

19 名前:代打名無し@実況は野球ch板で[sage] 投稿日:2011/11/06(日) 22:05:07.44 ID:PshV35+V0 [2/2]
ロシア VS ポーランド

32 名前:代打名無し@実況は野球ch板で[sage] 投稿日:2011/11/06(日) 22:27:01.40 ID:gecZQ0oh0
王vs大豊

99 名前:代打名無し@実況は野球ch板で[] 投稿日:2011/11/06(日) 23:46:18.73 ID:zGc72lew0
hur*****さん                2011年11月6日 20時55分
私もそう思う255点 私はそう思わない448点       削除/違反報告
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ソフトバンクが勝つのが目に見えてる

糞素人が多いのかそれともソフトバンクが嫌いなのかわからんなww

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チーム打率で見ても「12球団1位vs12球団12位」なのに、そのうえで12球団1位のチーム防御率、盗塁数を誇り、かつ11球団全てに勝ち越した数え切れないほどのタイトルホルダーを擁する近年最強のチーム(しかも、ヤフードームでの試合が4試合)に立ち向かえとはどんなムリゲーだよ! 同じルールで戦うとはいえ、隼vsムスタングくらいの差はあるように思います。

2011年11月6日日曜日

さて、今日は誰が投げるのか?

本当なら今日確実に決めたいところだけど、ケガで抹消してから一度も投げてないエンジェルベルト・ソト投手が投げるのだろうか? ここまでの平常運転振りを見る限り、中3日で吉見一起投手を投げさせて決める! みたいな策はとりそうにないしなぁ。本当なら朝倉健太投手、中田賢一投手、小笠原孝投手あたりがいて、「誰に投げさせるかナ?」みたいな感じで贅沢に悩んでいたはずなのに。

といっても、ヤクルトは精も根も尽き果てた感じで、普通に見ていれば何も怖くはないんだけど、基本ネガティブなドラファンとしては――

「昨日打ちすぎたから今日は貧打で1点勝負だろう」
「となれば吉見一起投手が投げていない限り勝てる保証はない」
「てか、ケガ明けのソト投手or他の投手となれば、どう考えても“2線級”レベル」
「なもんだから今日は初回から4~5点軽く取られて終戦かも」

――みたいな最悪事態ばかり考えてしまうわけで……。

2011年11月5日土曜日

精神的にキツイ負け

これでも数字上は五分だけどね。最後は2h実況板で応援してたけど、主軸が打てなきゃ勝てないよなぁ。といっても、シーズン中からテコ入れしまくった結果の最適解がコレなわけだから、いまさら四の五の言っても仕方ないんでしょう。貧打はいつものことだし、勝ちパターンのリリーフ陣は鬼レベルに凄いということを再確認できただけで良かったということで……って、川井雄大投手の次に投げるのは誰になるんだろう?

野田首相、消費税増税法案成立前の衆院解散否定 信問うのは成立後

ていうか、国内でまとめてからor国内で確実にまとめる公算が立ってから国際公約にするのが常識だよね? なんで、国際公約してから「国際公約したんだから、言うこと聞けや!」ってハナシにするわけ? もちろん国内でまとめる手腕もメドもないから、こういう無理を通そうとしてるんだってことはわかるんだけどさ。

でもね、これで総選挙やって有権者からNOを突きつけられたら――99.9%じゃなくて100%NOを突きつけられるでしょう――、国会で法案をまとめるために割いた時間も労力も、増税を前提に立てた予算案もみんな無駄になるよね。結局、政治空白が長く続く&国際公約が守れなくて国の信用が地に堕ちるだけじゃねぇの。てか、それすらも“人質”にとって「次の政権も民主党に!」とかって世迷言を言おうってわけ? しかも、これだけ大事なことを一度も国民に説明してないとか。

黙ってりゃどうにかなると思ってたら大間違い。年明けには「野田下ろし」が始まってるかもね。

2011年11月4日金曜日

ウサイン・ボルトvs競輪選手

みたいなファイナルシーズンですねぇ。全力疾走しなければ絶対に勝てないヤクルトと、それを横目で見ながら抜き去るタイミングを計っている中日みたいな。といっても、油断していると抜けないまま100mを走り終わっているかも知れないわけで。

ともあれ、8回にヤクルトの代打策が成功(こういっちゃぁ何だけどラッキーパンチみたいなもの)した時点で、「短期決戦お試しモード」に切り替えたんでしょう。結果的に、際どい場面で高橋聡文投手、河原純一投手が使えないということがわかったことは収穫だったんじゃないでしょうか。打てないのはいつものことなので、明日か明後日には打つでしょ。第一、相手の先発投手は中2日~3日で出て来るんだし。経験豊富な石川雅規投手だから中3日でやられたけど、他の投手は慣れてないわけだから。無理したツケは必ず払わされることになるはず……と思いたい。

2011年11月3日木曜日

大番狂わせはないと信じています

エースが投げて、セットアッパーが抑えて、クローザーが締める。例のごとくスコアしか見てないけど、浅尾拓也投手がちょっと不安定だったようで……。まぁ、このあいだまで中4日以上空けたことがなかったんじゃね? ってくらいのペースで投げていたので、単純に投球間隔が空きすぎて試合勘が戻っていなかっただけさ! ポジティブに考えておきましょう。

それにしても吉見一起投手は完全に一皮剝けた感じですね。怖いバッターである宮本慎也選手、調子を上げてきている森岡良介選手に安打を許さなかったところは素晴らしい。初手で完全に封じ込めることで調子を狂わせて、以後の試合で使い物にならないように仕向ける――という落合博満監督のミッションを完全に達成したわけだから。いやホント、頼もしいですよ。

2011年11月2日水曜日

ボージョレ・ヌーボー当たり年の並べ替えにチャレンジ!

いつもいつも挑戦しようと意気込むものの、あまりにも非生産的な作業なので諦めてしまう――というループが続いていたボージョレ・ヌーボーの“本当の当たり年”を探る作業。blogネタに丁度良いハナシでもあるので、今年こそは諦めずにチャレンジを終えたいと思います。

以下、2chコピペより――

95年「ここ数年で一番出来が良い」
96年「10年に1度の逸品」
97年「1976年以来の品質」
98年「10年に1度の当たり年」
99年「品質は昨年より良い」
00年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
01年「ここ10年で最高」
02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
04年「香りが強く中々の出来栄え」
05年「ここ数年で最高」
06年「昨年同様良い出来栄え」
07年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
08年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
09年「ここ50年で最高の出来」

――これをベースに並べ替えてみたいと思います。

まず、過去との比較のない00年、04年、07年、08年は、「かつての当たり年と比較できないほどのハズレだった」と解釈できるので、とりあえず並べ替えの対象からは外します。ランキングでは下位固定です。

そのうえで、95年を基準にコメントを素直に読んでみると、こんな感じになるでしょうか。

・95年「ここ数年で一番出来が良い」:これが基準。
・96年「10年に1度の逸品」:ここ「数年(大きくとっても4年)で一番」よりも上の表現である「10年に一度の逸品」なので、95年より上。
・97年「1976年以来の品質」:77年~96年より上の品質なので、96年より上。
・98年「10年に1度の当たり年」:96年と同じ表現なので96年と同等。
・99年「品質は昨年より良い」:96年、98年よりも上。
・01年「ここ10年で最高」:「10年に1度」ではなく「ここ10年で最高」というところに注意。つまり、90年~00年で最も良いということなので、97年より上。
・02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」:01年より上。95年のハナシは、ここでは措いておく。
・03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」:76年を上回り、かつ、近年(短くとっても2~3年)で最も良い出来ということは、02年より上。
・05年「ここ数年で最高」:03年より上。
・06年「昨年同様良い出来栄え」:05年と同等。
・09年「ここ50年で最高の出来」:58年~08年で最も良かったということで、06年より上。

ここまでのコメントで確定できるのは次の通りです。

・1位:09年
・2位:05年
・2位:06年
・4位:03年

で、問題は基準に置いた95年の出来ですよ。02年のコメント「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」をどう読むか?

02年を基準に置くと――

02年:01年より上。
01年:97年より上。
97年:96年より上。
96年:10年に一度の逸品。
95年:02年と同等。

――となります。ここで確認すべきことは、「10年に1度」と、「ここ10年で最高」の違いなんでしょう。つまり、「10年に1度」という形容詞は、日本プロ野球のドラフトにおける「10年に1人の逸材」みたいなもので、「こりゃスゲー」以外にあまり大きな意味はない、と解釈すべきではないか? ということです。

このように解釈したうえで、ランキングを作ってみると――

・1位:09年「ここ50年で最高の出来」
・2位:05年「ここ数年で最高」
・2位:06年「昨年同様良い出来栄え」
・4位:03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
・5位:95年「ここ数年で一番出来が良い」
・5位:02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
・7位:01年「ここ10年で最高」
・8位:97年「1976年以来の品質」
・8位:99年「品質は昨年より良い」
・10位:96年「10年に1度の逸品」
・10位:98年「10年に1度の当たり年」
・選外:00年、04年、07年、08年

――のようになるのではないでしょうか? といっても、このようなランキングにすると、「ここ数年で一番出来が良いことと、過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄えってのは矛盾してるんじゃね?」とか「01年はここ10年で最高=95年以上なのに、何で95年以来の出来である02年の出来が、01年を上回るっておかしくね?」と突っ込まれそうですが……。

2011年11月1日火曜日

マッドメン(シーズン4)のミーハーな感想

以下、強烈なネタバレを含むので、シーズン1~4を未見で「これからマッドメンを見よう!」と考えている方は、そのままブラウザの「戻る」をクリックされることをオススメします。

正直、書くつもりはなかったんだけど、それでも思ったことを心から叫びたいときってあるでしょ? お酒を飲める人であれば、酔っ払いついでに喋りたくなることとか。というわけで、以下、単なるミーハーファンとしての感想です。

・シーズン4は、神回だったシーズン3最終話から1年後となる1964年冬からスタート。マッキャンエリクソンに買収される直前に“解雇”され、新会社を作った4人は、たった1年でそれぞれ個室を構えるオフィスへと移転。ホテルの一室からスタートしたとは思えないほど、創業1年目の経営は順調だったようだ。

・フレディ、ケンが戻ってきたのは嬉しい。アリソンが秘書なのはいいけど、この地味顔で長続きするわけがない……と思っていたら、案の定、ドンにハメられた後、いろいろあって退職。やっぱりドンは第一級のロクデナシ。こうでなくっちゃ!

・サリーが超かわいく成長していることにビックリ! シーズン2では文字通りのデブだったので、「将来成長したら目も当てられなくなるのでは?」と心配していたけど、これは完全に杞憂だった模様。見ようによってはベティに見えるところも凄い。全体的な造作としては“ハーマイオニーmeetsケイティ・ホームズ”という感じ。

・7話。アンナは死ぬけど、あの“幻”描写はペギーへの「闘魂継承」ということなのか? サムソナイトのアイディアで散々迷った末、あの“幻”を見たとなれば、当然、出来上がる広告だって“幻”に関連するはずだろう――とミスリードさせておいて、オチがクレイvsリストンとは! 思いっきり製作者に鼻面を引っ張りまわされて、超気持ちよかった!

・ベティのビッチ振りが凄い! という噂を聞いていたけど、シーズン4についていえばそれほどでもなかった。むしろシーズン2の方が凶悪だったような……。ただ、最終話のラストで、わざとお家に忘れ物をしたうえで、ドンが来る直前におめかしするという、元鞘に戻る気マンマンの描写には、腹が立つ以前に大笑いしてしまった。うん、やっぱりベティはクソビッチだYO!

・ラッキーストライクを失ってからの怒涛の展開は見ごたえ十分。実際、これまでにない危機だし、最終話までいっても根本的に解決されていないくらいのアクシデントなので、劇的にハナシが展開するのは当然っちゃぁ当然なんだけど。そのなかで、例のごとく新しい秘書をハメ倒すのはいいけど、そこから結婚までいくかぁ? てか、絶対長続きしねぇだろ、その結婚は! と突っ込んだ人は、多分、全世界に1000万人くらいいるんでしょう。

・シーズン5でメーガンはどうなるのか? 子どもがいないから家を置いておく必要はないし、そもそもジェーンみたいに贅沢を楽しむタイプでもないだろう。会社に残ってコピーライターに昇進ってのも、仕事にだけは厳しいドンがとり得る選択肢でもない気がするしなぁ……。結局、家に篭って不満をぶちまけるも、シーズン半ばで妊娠発覚ってことに落ち着きそうだ。

・個人的にはヘンリーとベティの仲がアレになって、ドンが子どもを引き取る――という流れ(=クソビッチであるベティはミッジみたいに落ちぶれるんですよ!)になってくれることを望むけど、ああ見えて立ち回りが上手く、ドンの秘密を握っているベティが一方的に自分の負けになるような選択をするとは思えないしなぁ。ヘンリーと別れるときは、次の相手を見つけたときなんでしょう。

・それにしても脚本、演技の素晴らしさは当然のことながら、演出も本当に超一流。「レーンの30ドル」とか「フェイの入室時にほんの少し視線を移すメーガン」とか、超さりげないながらも百万のセリフよりも雄弁に語る演出は本当に凄い。

・今回、シーズン1から全部見直して、改めて関心した演出も多数あり。例えばシーズン2最終話で、ベティが浮気して帰宅したときのシーン。暗闇で冷蔵庫を開けて、冷えたフライドチキンを無表情で貪るんだけど、あの、15秒に満たないシーケンスのなかで――

「久しぶりのSEX後の異様な興奮」
「ドンに仕返しできて、してやったりの気分」
「SEXで体力を使った後、単純にお腹がすいた身体状況」
「バーに入って1分と経たないうちに男を釣れた、自らの美貌に対する自信」
「初めての行きずりのSEXというスリルを味わった後の空虚感」

――といった様々な感情が入り混じってどうにも発散できない状態を、たった一つの行動だけで見事に表現しきるという演出。アレだ、名作は何度見返しても再発見があるというのは本当だと思いますよ。