2011年12月31日土曜日

両シチリア王国通信(Victoria2日記):その1

今年の仕事を全部終え、大掃除も終え、お正月用の食材も買い込み、あとはGeoでレンタルした『ミディアム』を見るだけ――というところまで用事を片付けたところで、満を持してVictoria2を始めることに。日がなモニタに向かって非生産的なことに従事できるのは、オンもオフもない自営業といえど「確実に業務関連の連絡が来ない」ときに限られますからね……って、ここまでほぼ去年の記事のコピペです。

Vic、VicR、Vic2ではプロイセン、日本、ペルシャ、スウェーデン辺りを良く使う初心者なので、今回は初心者の中の初心者が使う両シチリア王国でイタリア王国建国を目指すことにする。本当はサルディニア・ピエモンテ王国でやるべきなんだろうけど、識字率は低いわ位置が悪いわで軌道に載せるまでが面倒だからね。その点、「工場が建てば即大国入り」する両シチリア王国はお手軽だし。

というわけで、時間を進める前の一手は以下の通り。

●予算:全階級で税率100%――収入の少ない序盤では基本の基本。
●研究:実用蒸気機関――観念論待ちもいいけど、ここは早めに安定した収入が欲しいので。
●国力集中:カンパニアで官僚を助成――識字率アップもいいけど、腐敗選挙区やマフィアの横行が気になったので。

税率を倍にしても反乱一つ起こらない――といっても徴税効率が悪いので実質税率は23%でしかない。それでも派手な増税であることには変わらないけど――ところがゲームたる所以。暗殺もクラウゼヴィッツの言う“摩擦”も小さい(この辺は徴税効率や兵力消耗などの数字に置き換えられている)世界なので、ある意味、スターリンやチンギスハーン以上のウルトラスーパー独裁者として振舞える。といっても、EUシリーズや信長の野望とかに比べれば、遥かに“摩擦”が大きく、「現代における加茂の川原」くらいにはままならなかったりするんですが。

ともあれ、どの国で初めても打つであろう初手を打ったうえで、スピード最大にしてゲームスタート。スタートから一週間後に7761£借金して、カンパニアに高級服、小火器工場、プッリャにワイナリー、ブランデー工場、シシリーにセメント工場を設立する。これらが稼動する2年後には大国になれるはず。

さて、初手にチュニス宣戦→併合という手を打ってもいいんだけど、「軍事費増大で借金がかさむ」「植民地としての魅力が薄い」ということもあり、敢えて封印。本当はカルタゴの故地ということで、フランスに獲られる前に獲っておきたいところだけど、あとで係争地になってもイヤだし。あと、「ベルギーと同盟→対オランダ戦争→講和でジャワゲット」というプレイヤーチートも禁じ手にする。これをやれば、どの国でも簡単に100個以上の旅団を手に入れられるからね。

で、しばらく“見”の姿勢で進めていった結果、1837年4月までにモデナ、教皇領、トスカーナからの同盟打診を受諾。全ての工場が稼動した1838年5月に大国の地位を得る。これで隣国に影響力を及ぼせますよっと。

イタリア建国の条件は、「イタリアの中核エリアを領土及び影響圏に置くこと」。両シチリア王国にとって現実的な手は、

①現有領土を保持したうえで
②教皇領、モデナ、ルッカ、パルマ、トスカーナ、サルディニア・ピエモンテを影響圏に入れた後
ヴェネツィアロンバルディアの「領土回収」を目指してオーストリアに喧嘩を売る

こと。つまり、次に打つべき手は、イタリア半島の都市国家を漏れなく影響圏に入れることとなる。ちなみに他国を影響圏に入れる(=影響力を及ぼせる)のは大国(=国家順位の上位8カ国)に限られる。両シチリア王国は、スタートから2年余で大国になれたので、ようやくイタリア王国建国に向けての一歩を踏み出せたということ。

まずはオーストリアの影響圏にあるルッカ、モデナ、パルマ、トスカーナの4カ国に影響力を及ぼすべく外交活動をスタート。オーストリアはドイツ諸邦を巡ってプロイセンと影響圏争いをしているので、こちらに回すリソースはたかが知れているはず。フランスの影響圏にある教皇領、サルディニア・ピエモンテは4カ国を影響圏に入れてから着手することにする。

1838年12月には一時期15000£まで膨れ上がった借金を完済。あわせて0%にしていた軍事支出を50%に引き上げる。ちなみに欧州情勢に目を向けると、オランダがベルギーを併合するという大ニュースが飛び込んできた。何故かイギリス、プロイセンがオランダの味方に回った結果だけど、こんなことになるとはなぁ……。Vic2を40回くらいやって初めてのケースかも。となると、旧大陸はフランス、オランダ、ドイツの三国志状態になるってことか?

2011年12月30日金曜日

多分これが、今年の笑いおさめ

【違うよ】DJマーク・パンサー本格始動、globeとは違う魅力を表現【全然違うよ】

あまりにも予想通りのスレタイ、進行でニヤニヤが止まらず。いまとなっては本家よりも軟式グローブの方が知名度高かったりするんだなぁ。松山千春が小室哲哉を評して、「オレの歌は10年後も歌われてるだろうけど、アイツの歌は誰も歌わなくなるんじゃね?」的なこと(超うろ覚え)を言ってたけど、結局、その通りになったってことか?

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3 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/12/29(木) 21:50:29.53 ID:NjwyFPD80
違うよ。全然違うよ。パーク・マンサーじゃないよ

15 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/12/29(木) 21:52:00.41 ID:PkhMsumJ0
「違うよ。全然違うよ」が並ぶスレになる。

31 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/12/29(木) 21:55:12.60 ID:PdbVpTDMO [1/2]
日本に来た外国人でトルシエとマーク・パンサーだけは好感持てる。

61 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/12/29(木) 22:05:41.89 ID:Ti4utja70 [1/3]
いてもいなくてもどーでもいい存在だったな、この人

66 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/12/29(木) 22:07:38.15 ID:Egk2jLqU0
>>61
いてもいなくてもいい役割なのに、大観衆の前で
2時間も音楽に乗ってる振りをするつらさを想像してみろよ

70 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2011/12/29(木) 22:09:46.90 ID:24o3q1xF0
>>66
マークって偉大なんだなw

73 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/12/29(木) 22:10:25.05 ID:Ti4utja70 [2/3]
>>66
なにか小道具使って一応参加してます感出せばよかったのに
たとえばタンバリンとか

75 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/12/29(木) 22:10:58.59 ID:490IbB9F0
>>66
想像しただけで確かに精神的にキツいわw
でもクスリに逃げ込んだらあかんよ

81 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/12/29(木) 22:13:03.60 ID:liOQ89Xv0
>>66
ピエール瀧って偉大なんだな…

114 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2011/12/29(木) 22:27:24.85 ID:z0z/X3hnO
アホだな~アホだな~オマエ女を追っかけまわしてまたドジしてる~

本家は忘れたけど偽物の歌詞は覚えてたww

2011年12月29日木曜日

当blogの“オレルール”に改定ついて

blog開設の際、自らに課した“オレルール”。その条文は以下の2条です。

・第1条――毎日更新する。
・第2条――週1回は「野球本」を紹介する。

が、2011年はシステム障害により毎日更新が途絶え、野球本紹介も週1どころか月1でも更新できませんでした。理由はいろいろありますが、現状ではかつてのような形で野球本紹介をするだけの時間も気力もなさそうだということ。というわけで、来年以降は“オレルール”を以下のように改定します。

・第1条――なるべく毎日更新する。
・第2条――月1回は「野球本」を紹介する。
・第3条――「野球本」紹介は読書メモ風でOKにする。

なお、取り上げる野球本の種類については、引き続き「プロ野球選手及びOBが書いたもの」という縛りを設けます。あと、ちょうど良い機会なので改めて書いておきますが、当blogにおける野球人の敬称は――

・現役選手には「選手、捕手、投手」という敬称をつける。
・OBは敬称を省略する。

――というものです。理由はこちらを参照してください。

2011年12月28日水曜日

新作チョコを喰らう:マカダミア メルティキッス仕立て

★マカダミア メルティキッス仕立て/明治

寸評:ナッツよりもチョコが大目な感じ。口溶けの良さはメルティキスらしいもので、非常に食べやすい。意外にも甘さは控え目で油断しているとポンポンと口の中に入れてしまい後悔することになる。

カロリー対効果:約440kcal(9個)。1個当たりのカロリーは約50kcal。ダイエッター殺しとして名高いマカダミアナッツチョコらしい強烈なカロリー。口当たりが良い分、普通のモノよりもカロリーは高めっぽい。カロリー対効果は当然低い。



2011年12月27日火曜日

2011年下半期に読んだ本・ベスト5

一足早い感じですが、「下半期に読んだ本&今年読んだ本ベスト5」を上げてみたいと思います。「今年発売」じゃなくて「今年読んだ」というところに注意してください。いろいろあって新刊、既刊問わずあまり読めなかったことが残念ですが、ともあれ発表。

第五位:なぜ経済予測は間違えるのか?---科学で問い直す経済学(河出書房新社)

◆読書メーターの感想:非常に示唆に富む本。結論だけ聞けば社会主義者の繰言でしかないが、問題提起の仕方とテーマの切り口をことごとく自分の専門分野に引き寄せて論理を展開する手法が面白かった。「現代主流経済学は物理学の最新理論を借用して学問に見せかけた宗教」と受け取ったが、その代わりとなる“信念体系”はまだ見つかっていないのだろう。

*大元の主張は手前と正反対だったりするのですが、それでも得るところが大きかったです。“アカ”の多くは、「読者の志向を無視して自分のいいたいことを勝手に主張する」ものですが、この本はそれと正反対なので、誰が読んでも何らかの形で啓発されると思います。



第四位:大学キャリアセンターのぶっちゃけ話 知的現場主義の就職活動(ソフトバンク新書)
◆読書メーターの感想:非常に面白くためになった。10年前どころか5年前とも全く事情が変わっている昨今の就活の現状を、企業とも学生とも違う第三者的立場から明け透けに語った内容は、興味深いことばかり。この業界のインサイダーとして少々事情を知り得る立場にあるが、書かれていることのほとんどは真実であり妥当なものと感じた。10年代前半における日本社会の一部を上手に切り取ったルポとしても読める。良書。

*上記感想以上に付け加えることはありません。10年代の就活関係について知りたい人にとっては、基礎文献の一つといっていいと思います。



第三位:東ゴート興亡史―東西ローマのはざまにて(中公文庫BIBLIO)
◆読書メーターの感想:手放しで「面白い!」と断言できる歴史読み物。『ローマ帝国衰亡史』における中盤のハイライトであるテオドリック大王の伝記を軸に、東ゴート族の興亡を素晴らしく読みやすい文章でまとめている。お手軽な歴史読み物としても、『ローマ帝国衰亡史』のガイド役としても極上の一品。

*『ヴァンダル興亡史』『カルタゴ興亡史』の3部作の合わせ技で。ドイツ戦記モノの翻訳本にはお世話になっていたものの著作はスルー。で、この9月、たまたま図書館で見かけて手にとってみたらこれが大当たりだった。Amazonやネット予約だけで生活していたら絶対に読まなかったと思われるだけに、その辺の“お得感”もプラスしての評価。とはいえ、塩野七生の歴史モノよりは遥かに面白いので、この時代に興味のない人にもオススメします。



第二位:科学の大発見はなぜ生まれたか(ブルーバックス)
◆読書メーターの感想:名著。これまでに数え切れないほどのブルーバックスを読んできたけど、この本は間違いなく「歴代ブルーバックス・ベスト3」に入る。というか、初心者向けの科学史解説本として、これ以上に内容が深く、かつわかりやすい本を読んだことはなかった。古代ギリシア以降の科学の発展を「定説の批判と修正の連続」という視点から体系的な物語にまとめ上げ、さらにサルにでもわかる言葉で著した著者の“ウデ”が凄い。伊達にカール・ポパーの弟子はしていないということか。

*上記感想以上に付け加えることといえば、聞き役の息子(8歳)の質問内容がハイレベルだったことくらいか。とにかく凄い本。



第一位:ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体(講談社プラスアルファ新書)
◆読書メーターの感想:今年読んだ本ではベスト3級。誰もが漠然と考えている「どう考えてもいまの世の中っておかしいのでは?」という疑問に対して、「B層」(=マスコミに流されやすい比較的IQの低い人たち)という補助線をつけて、これ以上ないくらいにわかりやすく分析。そのうえで、「腐った世の中を正す方法」について、著者なりの回答をしっかりと導き出しているところが素晴らしい。

感想はblogにある通り。実際、手前の中の番付は殿堂入りの『新訳 戦争論』、上半期ベストの『トルコのもう一つの顔』に並ぶベスト3だった。



年間ベストワンは『トルコのもう一つの顔』(中公新書)。これは生涯ベスト10級だから仕方ありません。これを除くとダントツで『ゲーテの警告』です。なお、『新訳 戦争論』は、内容、面白さともこの2冊を上回っていると断言します。



2011年12月26日月曜日

新作チョコを喰らう:チョコべい

★チョコべい/森永製菓

寸評:新しいカテゴリーのチョコ菓子。ポテトチップ、柿の種にチョコをあわせた「塩味系チョコ」だが、塩味は二噛みくらいで消え、その代わり香ばしい風味と“柔めのおかき”のような食感が後に残る。チョコの口溶けは驚くほど良い。

カロリー対効果:約240kcal(14個)。1個当たりのカロリーは約17kcal。1包装を食べきった後の満足感は板チョコ1枚を食べきったのと同じくらいに高い。これで250kcalを超えていないことを考えれば、カロリー対効果は非常に高いといえる。



2011年12月25日日曜日

昨年に引き続き日虚連事務局長より『年賀状』についてのお知らせ

日本虚礼廃止連合会(日虚連)事務局長の都築有でございます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

「日本における虚礼を一つずつ廃止していこう!」という高邁な目的の下に浅草橋で発足した日虚連の当面の目標は、虚礼の代表例である『年賀状』の習慣をビジネス界から追放することにあります。

というわけでわたくし都築有は、16年間続けている通り、いかなる方にも『年賀状』は出さず、仮にいただいても返信は出さず、メール、電話、FAXによる御礼も一切いたしましせんので、その旨、ご承知置きください。

……いえね、本当に普段会ったら直立不動で45℃の礼をするような方から『年賀状』を貰ったにも関わらず、強固な信念のもと確信犯として返礼しないことってね、本っ当に心が折れそうになるのよ! というわけでお願いですから手前宛に『年賀状』は出さないでください。

2011年12月24日土曜日

江川卓×落合博満対談(NTV『Going! Sports&News』より):その3

江川:落合さんを一文字でイメージするなら、僕は「秘」だと思う。どこかに秘めているものがあると思う。
落合:オレが何もしゃべらないっていう人は、オレのとこに近づいてこない人が言ってることだよね。
江川:イメージが怖いんですよ。
落合:何が怖いの。
江川:みんながそう言ってるんですよ。雰囲気が怖いとか。
落合:こんな頭してっから?
江川:自分で自分のことを一文字でイメージすると、どうなりますか?
落合:漢字でなきゃいけないの?
江川:えっ! 面白いこといいますね。ちょっと待ってください、相談してみますから……「6」とか書くんじゃないでしょうね?
落合:書かないよ。1個だろ。
江川:1個です。
落合:ハイ(といって出した色紙に書かれていたのは「○」)。これマルですよ。オレ平和主義者だから、角立てたり波風立てるの嫌いなんだわ。(「○」を指して)自分はこういう風に生きようと思ってるんだけど、周りが勝手にこのマルを変えてしまうってやつ? オレはこうでありたいの。
江川:このマルは、強いんですか弱いんですか。
落合:ものすごい強いと思う。ところがコレに一杯敵が攻めてくるわけだ。それから自分を守るためには、円形っていうのが一番防御しやすい。同じ力が加わってるわけじゃない。その代わり、いったんこのマルが戦いを挑んだときには、完璧にこのマルの中に取り込むだろうね。それでこうやって大きくなっていけばいいじゃない。漢字一文字っていったら思いつかないけど。
江川:漢字よりいいです。今日結構完敗してます。
落合:オレのことをみんな「変わってる」というけど、オレは自分に一番素直に生きてるんじゃないかなと思うんだけどね。周りの人が変わってるから、オレが変わって見えるんじゃない。オレに言わせれば「お前らのほうがよっぽど変わってる」って思うんだけどね。だから人を利用しようって気もないし、利用されたくもない。自分の人生思うがままに平和的に生きていければいいだけで……だからオレのこと放っておいてくれればいいんだ。

江川:今度監督をやるとしたら、どんなチームを作りたいか。理想のチームは?
落合:監督がベンチで黙ってみていて何もしなくても勝てるチームが理想。やっぱり適材適所に「1番2番は走れなきゃいけない」「3、4、5番はホームランを打てなきゃいけない」というのは確かにある。あるけども、ある程度オールマイティに「今日こいつに4番打たせたけど、エンドランもバントも盗塁もできる。でもホームランも40本打つ」というメンバーが3~4人欲しい。(理想のチームを)作るのであれば。そうしないと「じゃぁやっとけー」って言ってベンチで寝ているわけにはいかない。
江川:ベンチで寝られるのが究極の監督ということですか。
落合:いいねぇ~。オレ、昔いったことがあるんだ稲尾さんに。「稲尾さん起きてたら負けるから寝とけ」って。本当に寝てたらちゃんと勝ったよ。

2011年12月23日金曜日

江川卓×落合博満対談(NTV『Going! Sports&News』より):その2

江川:今年は日本一になれると思っていたのか?
落合:思っていた。
江川:異議あり! 落合さんは非常にノーマルな野球をやられる。勝てると踏んでいたのであれば、第1戦に吉見を先発させたのではないか?
落合:7戦までいったらダメと思っていた。
江川:僕は逆に考えていた。7戦までいけば勝てると思っていた。
落合:勝つなら6戦までなの。CSの最後の1試合が余計だった。吉見を中3日でいったでしょ? あれで全て狂った。疲れが抜けるのかなと。最終的に吉見が(日本シリーズ初戦の登板が)無理だということで、無理だったらチェンで行こうと決めたんだと思う。CSで3勝2敗になったときに、ゲームは2つできるわけだ。やるほうにしてみれば、チャンスは2度作っとかなきゃいけない。吉見で勝つ可能性も100%ではない。だったら勝てる順番から投げさせたほうがいいのではないかという発想なんだと思う。
江川:発想なんだろうと思うということは……。
落合:オレはピッチャー決めてないから。
江川:森さんに任せていると。
落合:全て任せてる。一切ピッチャーのことは触ってない。
江川:試合まで今日の先発を知らない?
落合:知らない。
江川:森さんに絶対の信頼を置けるのはわかりますが、バッターとピッチャーのかみあいってあるじゃないですか。
落合:どうせウチは点数とらないのはわかってるじゃない。
江川:バッターはあまり打てないと。
落合:誰も信用してない。打てるわけないなぁって。あとはピッチャーがんばれって(笑)。最終的に簡単だったのは、「一番ピッチャーはなに嫌がるの?」って聞いたら、「ランナーをセカンドに背負うのがイヤですねぇ。一本で帰ってきたり、エラー一個で下手したらホームまできますから。1塁にいるときとは多少違います」って言うから、だったら何が何でもセカンドまで送っちゃえと。そのなかに5~6回に1回帰ってきたら1点取れるだろう。オレも長いこと野球やったけど、1試合に8~9回もバントのサインを出す試合を経験するというか、自分でやらせるとは思ってなかった。でも、それをしなかったら勝てない。

2011年12月22日木曜日

江川卓×落合博満対談(NTV『Going! Sports&News』より):その1

YouTubeに動画が上がっていたので視聴。以下、私家版メモ。

落合:8年もやるとは思っていなかった。最初にオファーを受けたときは「2年で」と言われた。「2年で何をしたいのか?」と訊いたら、「チームを変えたい、改革したい、それで勝ちたい」という。で、「2年じゃ何にもあのチームは変わりません。最低3年かかるから、3年契約なら受けます」と言った。他には何も条件は出してない。
江川:そしたらどうなりました?
落合:それで結論でるんだったら電話くださいと。3分かからなかったね、電話かかってくるのに。
江川:1回電話を切ったんですね?
落合:切ったよ。
江川:それで向こうから電話がかかってきたんですね。
落合:3分以内に「はいわかりました」ってかかってきた。

江川:8年間やられて、一番楽しかったことと一番苦しかったことを訊きますが、どっちが先に答えやすいですか?
落合:あ~、楽しかったことって何にもない。
江川:ゼロ?
落合:ゼロ。
江川:苦しいんですか?
落合:苦しいとも思ってない。
江川:どういう感じなんですか、監督の仕事って?
落合:人間ってやりようによっては上手くもなるし悪くもなる。日々成長はあるけど、これを見られたっていう楽しみはあるし、それがまた下手になっていく子っていうのもいる。「この子、こういうことやるから下手になるんだよな」って。反面教師じゃないけれど、それを考えると人間って面白いな――ということは、別の角度から勉強させられた。そっちの方は楽しかった。
江川:監督をやっていて一番興味をもたれたことは、選手が変わっていくことを見ることだと。
落合:これは面白い。毎日見てるから。

江川:今年3位にいたときは、越せると思っていたのか?
落合:100%思っていた。
江川:どうして思うんですか。変ですよ。
落合:なんで? 8月一杯まではヤクルトでしょ、巨人でしょ、阪神、そこに広島が絡んでた。横浜はどうやっても無理だなっていうのはわかったから。広島はバリントンとジオを中4日で回してきたから、「これはどっかでへばるだろう」と。それにそんなに点数を取ることもなかった。巨人と阪神、いいことにヤクルトが突っ走っていることで、ある意味マスコミが洗脳しちゃった。「打順の組み合わせが悪い」とか「ローテーションが悪いとか」書いて、負けの原因を新聞で叩き始めた。そうなると巨人は慌てるだろうし、阪神もそうなる。叩かれないために絶対に早めに仕掛けてくるはずだよな。過去の例を見てもウチが勝つときは、競ってたり相手が上でも8月の前半から慌て始める傾向があるときは、大体ひっくり返してる。
江川:中日のことだけを考えているわけじゃなくて、セリーグ6球団を分析しながら野球をやっていたんですね?
落合:だと思います。それでヤクルトは10年勝ってない。あんなに早くトップに立っていてマスコミは「これだけ離してるんだから優勝だ優勝だ」って書く。絶対に浮かれてくるし、疲れる。ウチは9~10月にかけてヤクルトと名古屋で9試合残っている。9ゲーム離されていても、前後の試合をうまく戦っていけばこの9試合でなんとかなる。で、一番助かったのが上位を走っているチームが最終的に横浜とのゲームを残していたこと。ウチは1試合しかなかった。どの試合が一番イヤだったかといえば、オレは横浜とやるゲームが一番イヤだった。
江川:落とせないから?
落合:落とせないから。周りはチーム状況を考えて、「絶対ココには勝てるよな」って星勘定するでしょ? そんな甘いもんじゃない。オレらがやってて、まぁ普通に考えたら「横浜が(上位球団に)1個勝ってくれればそれで十分」って思っているところで、2つ勝ったり3つ勝ったりしてたでしょ。「これはやっぱり思いどおりにコトは運ぶんだな。横浜と試合を残さなくて良かったなぁ」ってずーっと思ってた。
江川:これは意外なハナシですね。
落合:強いものが必ず弱いものを倒すわけじゃない。弱いものっていうのは、周りがそう思うのであって、やるほうは大変。だから今回、ウチとやったソフトバンクは大変だったと思う。データは全て向こうが上でしょ? オレ、もっとマスコミが騒いでくれと思ってたもん。騒げば騒ぐほどウチにチャンスがあると思ってたもの。ウチのピッチャーにしても、いくら相手の打線が良いといったってそんなに点を取られることはない。ウチ何点とれるのかなと思ったら、7試合で9点。それで4勝3敗までいくんだから大したものだと思えば大したもの。
江川:今回のインタビューでは、落合さんの考えていることが良く出ている感じがしますね。
落合:もし来年ユニフォーム着るってなったら、ここまでは喋らないと思う。
江川:着ないんですか?
落合:来年着ないよ。
江川:来年以降オファーが来たら?
落合:また仮面被らなきゃならないかな。しょうがないよね。
江川:監督をやるっていうのはそうことですよね? 情報が漏れてしまったら試合できないですものね。
落合:それでなくても選手って監督、コーチの顔を見るからね。でも、コーチの顔が変わったとしても、監督の顔が変わらなきゃ安心して野球できるでしょ。それがカメレオンみたいにコトあるごとに顔を変えていたら、選手は野球にならないんじゃない?

――最後の最後で原辰徳監督と星野仙一監督をディスっているところに笑った。アノ“顔芸”で喜ぶのは2chの実況民だけだものなぁ。

2011年12月21日水曜日

新作チョコを喰らう:チョコロ

★チョコロ/明治

寸評:甘めのミルクチョコでコーティングしたパイで、口内でのチョコとパイの比率は5:5くらいに感じた。パイ自体の味は薄く、主に食感で役割を果たしているという感じ。口当たりが良く、いくらでも食べられる。

カロリー対効果:約330kcal(16個)。1個当たりのカロリーは約21kcal。それなりに量もあり、風味もあるが、強烈な食べ応えはない。1箱完食した後に感じる満足感から考えれば、適正カロリー対効果は300kcal以下。そう考えると、若干カロリー対効果は悪い。



2011年12月20日火曜日

逆に安心した

千葉・柏の民家のホコリからセシウム「服や靴について持ち込み」

ホコリを1kgも吸い込むのに何年かかるか? 毎日掃除機をかけている手前の家でも掃除機のパック(200gもない)を満杯にするには1年以上かかるっつーの! しかも6000Bqであれば一気に体内被曝したとしても大柄な健常人であればギリ問題ないレベルだもの。これを徐々に――呼気だけでなく飲料、食事などの付着物を含めても1日当たり0.1gも摂取しないだろう――体内に取り込むのであれば、被曝による細胞のコピーミスも新陳代謝でカバーできるだろうし。

2011年12月19日月曜日

TVがあったら確実に見ていたと思うけど

THE MANZAI「2位ナイツの方が面白かった」 「『のりピー』ネタへの配慮で減点なのか」の声

ホントのホントにやっていたことすら気づかなかった。あと、『坂の上の雲』もやってるんだっけ? あとでDVDになるんだろうけど、これをレンタルするくらいなら新しい海外ドラマをレンタルするだろうしなぁ。見所の戦闘シーンにしても、どーせ遠景はCGを使いまくって迫力のない『パトリオット』みたいな感じで多用しないだろうし、煙よりも炎がメインの火薬を使いまくるんだろうし、撃たれた兵隊は東映やくざ映画の雑魚みたいにのたうちまわるんだろうし、騎兵がやられるときだって落馬直前にスピードを落として受身するんだろうから、そんなものを見るくらいならハナシがキッチリ整理されてて、CGゼロ、特撮バリバリで乃木将軍がきちんと活躍する『明治天皇と日露大戦争』を見返していた方がマシってもんですよ。

2011年12月18日日曜日

『脳内ニーチェ』は面白おかしく読みました

朝野に改めて“B層”というキーワードを浸透させた名著『ゲーテの警告』を上梓してプチブレイク(=来年以降、本格的にブレイクすること必至)した我が心の師・適菜収先生の最新刊『脳内ニーチェ』(朝日新聞出版)を読みました。ニーチェの初心者向け解説本にして娯楽小説だった『いたこニーチェ』の続編といえば続編ですが、前作との繋がりは『スウォーズマン・剣士列伝』(主題歌以外はどうでもいいほど内容の薄い駄作)と『スウォーズマン2・女神伝説の章』(原作をほとんど無視した荒唐無稽のストーリーをベースに、三隅研次を露骨にリスペクトした血みどろ剣戟が繰り広げられる傑作)くらいに緩いので、正直、前作を読んでいなくても全然問題はありません。

ニーチェ解説本としてどうのとか、近代イデオロギー批判についてこうのとかいうことについては、後日、気力と体力があるときに改めて。ここではちゃんと笑える娯楽小説としての感想を少しばかり書いてみます。

大まかなプロットは、前作と同じで「現在婚活中(見込みなし)」の平凡なサラリーマンである主人公が、いろいろあってニーチェと対話して、日本がおかしくなった理由について教えを請うというもの。

で、この数行の突飛なプロットを、あの手この手で広げ、細工を加え、デコレーションすることで、ちゃんと笑える娯楽小説に仕立て上げているわけですよ。

冒頭の東日本大震災のシーンから回想を挟み、前作の主人公と邂逅(41頁~)してからは、創価学会の勧誘マンガみたいな超展開!

参考:変われるよ。現に俺は変われた。創価学会に入って俺は変われたんだ

そこから一気にトンデモ本的展開にいくかと思いきや、絶妙のタイミングでゆるめの日常風景(食事の内容と主人公の怒りポイントの描写だけが妙に細かめ)が入ってクールダウンしつつ、所々に冗談とも本気ともつかない笑える描写が挟み込まれる――という具合。笑いのテンションとしては、適菜先生のblogの「対談『バンド入門』」で書かれている感じです。細々指摘するのは野暮なので敢えて紹介はしませんが、手前は66頁の会話で思わず声を出して笑ってしまいました。

ともあれ、気軽に読める娯楽小説にして、奥深い近代批判の書であり、現代日本で最も信頼できるニーチェ解説本だったりするので、ニーチェのことを知ってる人も知らない人も、そもそもニーチェに興味のない人にも、「面白おかしく読める読み物の一冊」としてオススメします。



2011年12月17日土曜日

これホントにホントなのね……

『ポケモンノブナガの野望』 ガチ確定キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!

『天道』のデモで完全に見切った身としては、いまさらどうでも良いニュースではあるけど、コラボレーションするにも相手ってものがあるだろうよ。まだ、「プロ野球スピリッツ+信長の野望」(おっさんユーザー狙い)とか、「イナヅマイレブン+信長の野望」(ガキ狙い)とか、「ガンダム+信長の野望」(ガノタ狙い……って『ギレンの野望』でいいか)とかの方が理解できるレベル。

ポケモンユーザーの多くはライトユーザーだから、彼らは正規ナンバリング版じゃないと買わないだろうし、信長の野望ユーザーの多くはコアゲーマか腐女子だから、ポケモンには見向きもしないだろうし、そもそも「野生の柴田勝家をゲットだぜ!」でいいのか? って問題もあるし。いや「ジャンル:シミュレーション」だから、ピカチュウ家がイワーク家に攻め込んで侍大将のプリンを捕虜にするも登用を拒否されて切腹に追い込むみたいな展開になるのか? そうであればニコ動でプレイ動画を見てみたい気はするけど、まぁ、買わないだろうなぁ。

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116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/17(土) 09:02:54.15 ID:awnCWllw0 >>63
このメンツでプリンとか無理ゲーだろ

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/17(土) 08:58:56.61 ID:N+Ds+C9EO 信長の野望ということは… コーエーか… 遂に焼きが回ったな

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/17(土) 09:00:20.14 ID:YfKVCi4V0 大量に湧いてくる信長をポケモンで殲滅するポケモン無双というわけでもなさそうだな

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/17(土) 09:02:22.27 ID:3jGzXNkE0 ユーザー層違いすぎて両方のユーザーがポカーンとしてる

118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/17(土) 09:03:21.49 ID:qbNroAoP0 >>115
ホントそれだな

2011年12月16日金曜日

続・『glee』シーズン2を見終わって

・シーズン2に乗れなかったのは、「政治的に正しすぎるメッセージの乱れうちがウザかった」ことも大きな理由だったりする。

・同性愛者差別はやめよう、いじめカッコワルイ、宗教のおしつけは良くない、人と異なる容姿やコンプレックスなんか克服しよう!……いずれも立派なメッセージだし全然同意だ。でも、声高に言われ続けると、「うるせーよ、わかってんだよ!」といいたくなるもの。

・どのくらいのレベルで↑のメッセージが乱れうちされるかというと、「受験前のダメ息子にかーちゃんが『勉強しなさい』を連呼」するくらいのレベル。そんなことはダメ息子も視聴者もわかってることであって、連呼されればされるほど「知るか! んなこと!」と逆効果になるんだけどねぇ。

・という正直な気持ちにそって、カートの扱いやクインに対するアレについての感想をストレートに書くと“差別主義者”と罵られること必至なので、やめておく。でも、これを見て一つだけ確信できたことは、「手前は100%ゲイじゃねぇな」ということ。どうがんばっても手前にはムリだ。

・文句をつけるのはここまで。見所であるミュージカルシーンは、ことごとく素晴らしかった。向こうで最高視聴率を記録したという『スリラー』のアレや、エイプリルの歌うフリートウッド・マックの『Dreams』(スティーヴィー・ニックスのイメージしかないアノ曲をあこそまで歌いこなすのは凄い)は、PVとして永久保存したいほど良かった。

・シーズン3の放映が日本でも始まっているそうだけど、正直、どうでもいいかなぁ……。てか、『チャック』の続きの方が気になる。こっちは日本語版DVDが来年4月27日発売らしいけど、これを待つくらいなら翻訳サイトと首っ引きで海外版DVD(英語字幕)を見た方が幸せになれるのではないか? と思うほどハマったからなぁ。

・というわけで、今年日本語版が発売された海外ドラマを見ての簡単な番付。

『MADMEN』(シーズン4):◎
『FRINGE』(シーズン3):△
『Lie To Me』(最終シーズン):△
『WHITE COLLAR』(シーズン1~2):○(池田秀一の「無理してシャアに似せない演技」に○)
『CHUCK』(シーズン1~2):◎
『EUREKA』(シーズン1~2):○
『glee』(シーズン2):△
『EVENT』(シーズン1):×(2話、主人公が荒野を走って逃げるところで脱落)
『Dexter』(シーズン5):○
『NIKITA』(シーズン1):△
『FlashForward』(シーズン1):×(2話以降惰性で見るも7話で脱落)

あと、話題作の『V』は未見だけど、オリジナル版はクソつまらなかったので、多分、つまらないか自分にとっては徹底的に合わないと当て推量。



2011年12月15日木曜日

『glee』シーズン2を見終わって

昨日、シーズン2が全部レンタル解禁になったのでようやく見終わったわけですが、結論から言えば「うん、シーズン1前半で止めとくのがイイネ」です。繰り返すようだけど、シーズン1の13話『Sectionals』までは、数ある海外ドラマの中でも最上位にくるくらい面白い――手前の中の番付では『MADMEN』より上で『Veronica Mars』シーズン1と同等――んだけどねぇ……。シーズン2になっていろいろと新趣向はあるものの、おはなし自体に変わりはないわけで、結局のところ前に書いたような具合だということ。

このことを“欠点”と取るのであれば、これを解消するには『タカヤ―閃武学園激闘伝―』のようにジャンルそのものを変えてしまう荒業が必要になるけど、それをやってしまうともはや『glee』ではなくなってしまうし、そもそも『glee』自体、劇的なストーリーや爽快なアクションや謎解き、腹の底からの笑いを味わう類のドラマではなくて、音楽と歌を楽しむフォーマットですからね。↑のようなケチをつけるのは野暮であることは百も承知ですよ。

と保険を打っておいたうえで、とりとめのない感想(ゆるいネタバレあり)。

・向こうで最終回を放映する前に、エキストラがTwitterで「最終回のヒミツ」をバラしてプロデューサーが激怒とかいうハナシがあったけど、あのオチってヒミツにすることなのか?

・オリジナル楽曲についてはどうのこうの言わない。どんな局面でもピアニストのブラッドがいる世界なんだから、高校生でもプロの作曲家(昔で言えばビリー・スタインバーグ&トム・ケリーみたいな産業ロック職人)が作るようなベタな曲が作れても不思議はない。

・で、そのオリジナル楽曲が初登場した16話の州大会は感動した。正直、1話から15話まではほとんど惰性で見てたけど、すべてはこのハナシのためにあったのね! シーンと歌詞で、そこまでの全てのハナシと伏線を全部綺麗に回収して、かつイイ感じでの幕引きになっていた。

・なもんだから、1~15話まで惰性で見たことに後悔はないけど……前フリにしては長すぎるわ!

・シーズン1前半までは、生涯1度も洋楽を聞いたことのない人にも自信を持ってオススメできるけど、シーズン2はオススメできない。シーズン1前半までは1話ごとに「誰もが一度は聞いたことのある曲」が1回くらいは出てきたものだし、何より歌を聴かなくてもハナシ自体が面白かった。

・これがシーズン2になると「誰もが一度は聞いたことのある曲」を前シーズンで消尽してるし、ハナシ自体はそう面白いものでもないから、洋楽ファンでない視聴者を引き付ける“何か”がないんだよなぁ。

・いえね、個人的にはブリトニー・スピアーズの回とかフリートウッド・マックの回とかは超面白かったんですよ。でも、これは元ネタを知ってるからこそであって、元ネタを知らないジャスティン・ビーバーの回なんて「これの何が面白いんだ?」状態でしたから。

――こうやって書いていると結構延々と続きそうなので、気が乗れば明日に続くかも知れません。





2011年12月14日水曜日

誰でも考えることは同じだな

ダルビッシュ離婚ドロ沼…紗栄子は24億円要求

38:名無しさん@涙目です。(アラバマ州) 2011/12/13(火) 15:51:30.13 ID:pLtQ+ESKP
これ、殺し屋雇った方が安いよね?

200:名無しさん@涙目です。(神奈川県) 2011/12/13(火) 15:58:13.96 ID:HPXMo14X0
>>38
まったく同じ事を考えた
球界も裏社会と繋がってそうだし

238:名無しさん@涙目です。(家) 2011/12/13(火) 15:59:45.58 ID:UXMjUufB0
>>200
ここでサエコが氏ぬなんて展開
アホなサスペンス脚本家でも書かねえよw
警察じゃなくても犯人まるわかりだろw

74:名無しさん@涙目です。(北海道) 2011/12/13(火) 15:53:19.98 ID:YJCXrIJt0
15億ぐらい払ってゴルゴに・・・。

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落合博満に3度の三冠王を獲らせた信子夫人こそ理想の嫁ってやつなんでしょう。逆に言えばサエコという核爆弾(爆発することがわかっているもののことを地雷とはいわない)を踏み、大爆発させながらも、5年連続防御率1点台という化け物クラスの偉業を達成したダルビッシュ有投手が、もう少しマシな嫁を捕まえていれば、現代野球において稲尾和久やヴィクトル・スタルヒンレベルの活躍ができていたのかも知れません。てか、殺し屋とまではいわないけど、非合法な手段を使って一族郎党を脅すくらいのことは許されてもいいんじゃないかなぁ。

2011年12月13日火曜日

新作チョコを喰らう:チョコクランチ・キャラメルコーン

★チョコクランチ・キャラメルコーン/東ハト

寸評:コーンチョコレートに似た味わい。ただし、チョコレートのコーティングは薄く、その質も低いが、キャラメルコーン本体の安い食感と非常に良くマッチしている。独特の香ばしさも相まって、一つ食べたら止められなくなる。

カロリー対効果:約270kcal。1包装を完食した後の満足感はかなり大きく、体感的には350kcalでも文句はない。というわけで、カロリー対効果は非常に高い。



2011年12月12日月曜日

『新訳 戦争論』をより面白く読むために

『戦争論』が描かれた1820~1830年代とはどんな時代だったのか? どんな形で戦争が行われ、どんな武器が使われていたのか? といったことを手軽にビジュアルで確認したい方のために、以下、2つの作品を推薦します。

映画『戦争と平和』(セルゲイ・ボルダンチュク監督)

DVDでは3巻「1812」におけるボロジノ会戦のシーン(原作の3巻第2部)。地平線まで間断なく行進する歩兵。サラブレッドの乗用馬とは明らかに違う、ピッチの短いギャロップとキビキビした方向転換をする軍馬の動き。黒色火薬特有の猛烈な発煙……もうね、この凄さと素晴らしさは手前ごときの語彙では伝えきれません。是非、観てください! といいたいとことだけど、残念ながらレンタルDVDがないんだよなぁ。

ともあれ、トルストイの名作を完璧な形で映画化した作品――なにしろナターシャの中の人が原作通りに年齢をとるくらい!――であり、手前が観た映画のなかでもオールタイムベスト3に必ず入る作品でもあるので、ボーナスが出て懐に余裕のある小金持ちな人であれば、騙されたと思って20000円を出してみてください。20000円出せない人は、以下のキャプチャで我慢してください。






*『戦争と平和』はあまりにもハードルが高い! という方には、廉価版DVDもありレンタルもされていて、名作としての定評もある『グローリー』をオススメします。舞台は南北戦争ですが、行われていた戦闘や露営の風景はクラウゼヴィッツの時代と大きく変わっていないので、19世紀の戦争の雰囲気は十分感じられると思います。





マンガ『軍靴のヴァルツァー』(中島三千恒著)

今年連載スタートしたマンガでは、一番感心した作品。架空世界の戦記マンガという、最近流行りのクズジャンルの一つだろう……と思いつつ立ち読みしたら、下手な歴史マンガよりもよっぽど素晴らしい出来でビックリ! 第一話の途中まで読んで――

・見開きの行進風景:中隊が8×14とかなり妥当な編成で付き従う輜重も2台。正確な考証か否かは措いておくとしても、ちゃんと考えて描いていることが良くわかる。
・リンゴジュース屋台横の籠:架空世界だからこそ空気みたいな日常における細かな描写を誤魔化せない。で、作者はこのことを良くわきまえている。
・登場人物の頭身の妥当性:主人公も一般的なマンガに比べると短足で、ハッキリいって絵的には見栄えはしない。ただ、これが戦闘シーンとかで動き出すと、俄然、リアリティが出てくる!

――これらのポイントを把握した後、即、レジに持っていったものです。

第一話では砲撃訓練をするわけなんですが、この描き方も上手くてねぇ。ナポレオン戦争当時の大砲がどのようにして撃たれるのか? を、予備知識の全くない読者にも完全に理解できるように描いてるんだもの。

最初の手順は装具の点検→ハンドスパイク、スポンジ棒、押し込み具、螺旋具…異常なし。

スクリューを捻って

両側から車輪をズズッと押して砲の位置を下げ

清掃、押し込み、位置固定、照準、側部をトンカチで叩いて修正して摩擦火管をセット

みたいな文字で書いたら「誰が読むんだコレ」みたいなことを、笑っちゃうくらい見事にマンガとして昇華してるわけですよ。架空の設定にしたのも歴史通り普墺戦争、普仏戦争を戦って勝つ――ヴァイセンのモデルがプロイセンであることは、最初のカラーページで主人公がピッケルハウベを被っているので誰でもわかる――という“オチ”で終わらせたくないことや、架空の人物に大活躍させたいためでしかなくて、それ以上でもそれ以下でもないんでしょう。

という感じで、「作者は『19世紀の戦争版<ひみつシリーズ>』をやりたかったんじゃね?」と思うくらいに、当時の軍隊のことがビジュアルとテキストでよく理解できる作品となっています。



2011年12月11日日曜日

新作チョコを喰らう:メルティキッス ホイップスモア

★メルティキッス ホイップスモア/明治

寸評:一般的なエアインチョコよりもきめ細かく柔らかい口当たりが特徴的。カカオパウダーと中層のビターチョコのほろ苦さは薄く、チョコレートらしい甘さが強い。ただし、風味、口溶けとも本家以上の味わいに感じた。

カロリー対効果:約310kcal(13個)。1個当たりのカロリーは約24kcal。口の中ですぐ溶けるので、チョコ好きであれば13個は一気に食べてしまうだろう。濃厚な風味で数も多いので、食後の満足感は高い。カロリー対効果で見れば可もなく不可もなくというところか。



2011年12月10日土曜日

果てしなく大きな期待値以上の大傑作『新訳 戦争論』

今年買ったものの中では、最も期待値の大きなアイテムだった『新訳 戦争論』(兵頭二十八著。PHP研究所)。どれくらいの期待値だったかというと、シーズン3を見終わって、「シーズン4が出たらいくら高くても絶対にBOXセットで買ってやる」と意気込んでいた『MADMEN』のシーズン4・DVDBOXの3~4倍くらい。つまり、手前の価値判断でいえば、5万円以上の期待値だったということですよ(ちなみに今年買ったものの中で最も期待値が低かったにも関わらず、中身が良かったアイテムは、ケリー・クラークソンの新譜です)。





というわけで、果てしなく大きな期待値を抱いていた『新訳 戦争論』を読み終わったわけですが、結論から言うと、期待以上のモノでした。つまり、手前にとっては5万円以上の価値がある内容ということ。まぁ、14年来の熱烈な兵頭ファンの言うことですからハナシ1/10くらいで聞いてもらった方がいいとは思いますが、それでも5千円以上の価値はあるってことですよ。

さて、手前が兵頭二十八師の『新訳 戦争論』に大いに期待していたのは、軍師の『日本の戦争Q&A』(光人社)で、以下の文をアタマに叩き込んでいたからです。

「じつは、「何物も根底に於いて政治と交渉を持たないものはない」と断言したのは、スイスの水土とフランス語の文化が生んだ天才、ルソーだった(石川戯庵訳『懺悔録』大正七年版、五七八頁)。現代のクラウゼヴィッツ研究者は、クラウゼヴィッツが著作の中で一度もルソーに言及していないことから、当時のあたりまえな知識環境を想像し損なうのであろう。クラウゼヴィッツ世代のインテリのドイツ人で、ルソーを全部読んでいない者の方が、稀だったのだ」(252頁)



軍師の指摘通り、『戦争論』の解説書でこのことに言及しているものは、少なくとも手前が読んだ限りでは一冊もありませんでした。ほとんどが遺稿を元にあれこれ語るもので、「なぜ、このような思想が生まれたのか?」については、「ナポレオン戦争に負け組みとして参加した圧倒的な経験から導き出されたものなのだ」的なハナシで済ませているわけです。

これはこれで正しいし納得もできるんですが、だったらなぜ、あのような書き方になったのか? どうして『孫子』ver2.0みたいなものとか、ジョミニみたいなわかりやすい“戦争の虎の巻”にならなかったのかといったことについては「当時、ドイツで一世を風靡していた観念論が云々かんぬん」と説明になっているようでなっていない説明で済ませているだけなんですよ。

翻って軍師の『新訳 戦争論』では、クラウゼヴィッツがドイツ観念論の影響以前に、こうした啓蒙主義の淵源にあったニュートンの『プリンキピア』に触発され、<戦争版の『プリンキピア』>を書こうという壮大な目標があったことを指摘。しかしながら、ニュートンには存在したケプラーやコペルニクスといった天文学・数学の“先覚者”が、クラウゼヴィッツにはいなかった――クラウゼヴィッツ以前に戦争学はなく、当然、“先覚者”もなかった――ことと、自らの限界(古典文学に対する無知であり世界旅行の経験・見聞)から、「1820~30年代における対仏戦マニュアル」という視点でしか書けなかったとしています。

で、これだけであれば「普墺戦争、普仏戦争の頃ですら時代遅れでしかなかった“戦争の虎の巻”」でしかなかったわけですが、それでもなお、現代において価値のある内容であるのは何故か? という点について、ルソーの弟子にしてロマン主義の子であったことを論証したうえで、だからこそ見通せた、「隣国を叩き伏せるために最も大切なこと」のエッセンスを、アノ複雑怪奇なテキストのなかから抽出しているわけです。

つまるところ今回の新刊は、単なる兵頭本の範疇を超えた――

・うすらバカにでもわかる『戦争論』の入門書であり、
・世界各国で出版されている『戦争論』解説書の一歩先を行く画期的な解説書であり
・一人の国民としてどのような心構えが必要なのかを説く啓蒙書であり
・ミリオタなら歓喜必至の歴史&軍事読み物でもある

――本なわけなんです! で、そんな面白くてタメになる本が1000円以下で買えるんだから、読書好きであれば是非、Aamzonでポチるなり、近所の書店(幸いPHP出版の本なので、ちょっと大きめの書店なら大概入荷しているはず)で買い求めるべきですよ。生涯に100冊以上の本を読んだことのある人であれば、確実に値段分は楽しめることは保証します。

2011年12月9日金曜日

『新訳 戦争論』を読むので本日はこれにて閉店です

プロ野球ファン的には「ダルビッシュ、メジャー挑戦」とか「中畑、DeNA監督に就任」というニュースで騒ぐべきなんだろうし、国士(ネトウヨ)サマ的には防衛大臣の問責決議案の行方と野田政権のあり方について痛憤すべきなんだろうけど、あいにく手前はプロ野球ファンや国士サマである以前に兵頭二十八ファンなので、少なくとも今日時点においては、世間のどんなニュースよりも『新訳 戦争論』の方が大事ですよ。

って、これがただの新刊ならこうは思いませんよ。でも、本邦における平均的な読書好きよりも明らかに多くの本を読んでいるという自負がある手前にして、これまでの人生で4度挑戦してことごとくリタイヤ(3度目に通読したけど、「字を追った」だけで「読みこなした」わけじゃなかった)したクラウゼヴィッツの『戦争論』を、軍師が読み解いて、手前みたいなうすらバカにもわかりやすく解説するって本なんだから、これはすぐにも買って読まないとイカンでしょ!

仕事のスケジュールをいろいろとやり繰りして、金土日と空けておいたのは、全てこの日のため。というわけで本日はこれにて閉店。布団に包まりながら『新訳 戦争論』を読むことにします。

2011年12月8日木曜日

新作チョコを喰らう:オレンジ香る響香

★オレンジ香る響香/江崎グリコ

●寸評:硬めのスティックタイプチョコレート。オレンジ風味というよりは『コアントロー』を使ったチョコ菓子のような風味が強い。甘み以上にカカオ特有のほろ苦さが引き立つ味で、この値段のチョコレートとしては豪華に感じられた。

●カロリー対効果:約250kcal(5本)。1本当たりのカロリーは約50kcal。量が少なく(40g)カロリーほどの食べ応えがないので、カロリー対効果という点では若干低い。ただし、風味が強いので満足感は案外高く感じた。



2011年12月7日水曜日

カルピスの社訓は「顔に出すな、口に出すな」というけど

男「ありがとう(うぁ、きっつー)」…男は女の手作りプレゼントが嫌い

むか~し、手作りのケーキを出されたときに――

へぇ、これをオレに食べろと、そういいたいわけ? あのさ、親しき仲にも礼儀ありって言葉知ってる? そうだね……いま歩いてったアノ人、彼にこのケーキを出して『是非、食べてください』って言ったら、彼はどんな反応するだろうね? 彼が甘党なら、例えば不二家の100円ケーキでも一口くらいは口に入れてもらえるかも知れないけど、このケーキを出されたらドン引きするか、悪ければ一目散に逃げ出すんじゃないかな。少なくともオレが彼で、見ず知らずの人からこのケーキを出されたら、一目散に逃げるよ。だって怖いし、明らかに美味しくなさそうだから。じゃぁ、ハッキリ指摘しておこうか。まずクリーム。コレ、明らかにホイップが足りないよね? これならバタークリームの方がいいんじゃないかな。あと、スポンジ。全然膨らんでないよ。この失敗の感じだと、粉の混ぜ方が悪いんじゃないかな。てか、混ぜすぎたんじゃないの? それにほらココ、何か油焼けしてるみたいになってるし。でさ、人様の口に入れるモノを出すのであれば、せめて最低限のレベルのモノを出さなきゃならない、とオレは思うわけよ。例えば豚肉であれば旨いマズいは別として、中までキッチリ火を通しておくとかね。これがお菓子であれば、食中毒の心配に加えて、見た目、味で相手を満足させる必要があるよね? 少なくとも栄養補給だけが目的ではないわけだから。と考えれば、いま目の前にあるケーキは最低限のレベルに達していないことは明らかなわけで、これを食べて(ハート)ということは、要するに生焼けの豚肉を食えというのと同じことだと思うんだ。

――といったことを頭の中で毒づいた(体感時間で0.9秒くらい)ものの、結局口に入れて大後悔した思い出がありますが、やっぱり思ったことはちゃんと口にした方がいいんだろうね。

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64:名無しさん@涙目です。(山口県):2011/12/03(土) 07:19:13.92 ID:cMN5cUt+0
食べ物が一番キツい

俺の人間性が異常なのかなと思ってたけど
感謝の気持ちが生まれない。「うわ、きっつー」と思ってしまう
母親と、あと飲食店の人、料理がうまいという定評があって清潔なイメージの人のしか食べれない

79:名無しさん@涙目です。(家):2011/12/03(土) 07:22:29.22 ID:bOh4QyQp0
>>64
その3点以外食べられないわ。
信用ならない

88:名無しさん@涙目です。(関東・甲信越):2011/12/03(土) 07:24:25.61 ID:bakvtRAQ0
>>64
俺と一緒だ
人の家庭の手づくり料理も小さい頃から苦手だよ
バレンタインチョコも小学生から苦手で冷蔵庫行きだったよ

108:名無しさん@涙目です。(関東・甲信越):2011/12/03(土) 07:29:16.85 ID:bakvtRAQ0
>>64
母親とプロと
気を許した男友達とシェフの友達がいてそれなら平気だね
料理が本格的で美味い人のは平気
会社の料理好きの先輩に蕎麦を作ってくれたときも平気だった
素人の女とか気持ち悪い

465:名無しさん@涙目です。(千葉県):2011/12/03(土) 12:17:23.14 ID:VIpVfl6R0
>>64
タッパーとかに入ってたりすると威力倍増だわ
果物切ったのとかタッパーに入れて持ってくるとわざわざ出すなそのまま仕舞っとけと思う

追記:TSUTAYAで旧作100円キャンペーンがあったので、『チャック』を視聴。シーズン1は「『フリンジ』より面白いけど『ニキータ』には及ばないかナ」と、のんびり観ていたのですが、シーズン2の3話から大化け。これは面白い! てか、お話自体はラノベだね、コレ。ともあれ、このクオリティで書かれたものであれば、ラノベだろうが萌えアニメだろうが面白く見るけどさ。



2011年12月6日火曜日

こっ、これが……グーグル八分の発現か……(ギジェ・ザラル風に読もう)

さっきBloggerの管理画面を見たら、トルタ関連の訪問数が激減してたから「どうしたのかナ?」と思ってGoogleで検索してみたら、見事、ウチのページがハブられてました。いや、もちろん零細blogなんで「トルタ」や「トルタチョコ」で検索したところで最上位に出てくるのが当然とは思いませんが、実のところ昨日までは上位2~3番目くらいに出てきてたんですよ。それが今日になったら100番目にもない(多分、200番目にもないはず)。しかも、「トルタ チョコ カロリー」で出てくるのがカフェ仕立ての記事で、「トルタ 新作チョコ菓子」(って手前しか書いてねぇよ、こんな記事!)で出てくるのが11月のアーカイブだものね。「なるほどこれがグーグル八分という奴か……」と勝手に得心しているところです。

新商品の立ち上げ時期だからデリケートになるのはわかるけどさ、一個人のお菓子の感想――別に腐したわけじゃないんだけど――を封殺してどーすんのよ。アサヒフードアンドヘルスケアの商品は金輪際買わねぇ! と決意しました。

情熱温度は100℃~いま沸騰点!

20年来、この曲が入ったCDを探しているものの未だにみつからない……って、このニュースを見て真っ先に思い浮かんだのが↑だったもので。

急転!DeNA新監督に中畑清氏 高田GM「元気はつらつな人」

いろいろといいたいことがありすぎてまとまらない。というかホントにいいのか、これで? まぁ、星野よりは確かな実績(アテネ五輪で銅メダル)があるけどさ。それにしても「元気はつらつな人」って……。

新作チョコを喰らう:森永ミルクココアソフトクッキー

★森永ミルクココアソフトクッキー/森永製菓

●寸評:カントリーマアム風のソフトクッキーだがココア風味が強く、商品名に偽りはない。チョコチップは少なく、ナッツやパフなども入ってないため、食感や風味はやや単調。クッキー自体も一般的なソフトクッキーより小さく感じた。

●カロリー対効果:1枚約50kcal(12枚入り)は、本家のカントリーマアムと同じ。ただ、本家はナッツ入りでのカロリーなので、これと比べるとカロリー対効果は低いといわざるを得ない。ただし、食べ応えはほぼ同等なので「僅差で低い」というべきか。


2011年12月5日月曜日

やっぱりまとめコピペがあったのね

【バレーボール】 イラン代表監督「日本だけ有利すぎるだろ」「こんなことやってるのはバレーボールだけ」

連盟に成り代わって申し上げます。ホント、すみません。ボブ・デービッドソンとか中東の笛レベルじゃない地元贔屓っぷりはなぁ……。手前の記憶が正しければ、1984年頃からこうした傾向が過熱化(松田聖子が大会主題歌を歌った頃。丁度、「ニッポン、チャチャチャ」の応援もこの頃から一般化)していたはず。で、その結果がコピペっぽくまとめられていたので、以下、私家版メモとしてコピペ。

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150:名無しさん@涙目です。(京都府):2011/12/04(日) 22:47:51.31 ID:24gsAcOg0 [1/3]

ここがヘンだよバレー国際大会

・五輪除くほとんどの主要大会が日本開催(FIVB(国際バレーボール連盟)の年間収入の9割以上が日本からの収入と言われてる)
・毎回、ジャニーズのコンサート状態(観客席もそれ目当てのジャニヲタ占拠)
・会場はジャニーズのCDがずっと流れてる
・ジャニーズを起用してない大会でも必ず芸能人を応援サポーターとして起用
・試合中、DJがうるさいくらい応援を扇動する
・試合のテレビ中継は全部、録画かディレイ中継(放送が始まる頃には終わってるときもある)
・日本戦の線審が日本人
・日本が優位になる組み合わせやクジ(初戦は弱いとことやり勝って視聴者の乗せ最後は強豪国になる仕組み)
・日本戦だけ特別ルール(テクニカルタイムアウトの時間が長い。CMとかの関係で日本戦だけ2セット終了後10分間の休憩が入る)
・日本戦だけ全部夜の試合に固定(コンディション調整が楽、相手は夜に試合して次の日は朝とか。2006世界バレーでは決勝が日本戦の前座試合になった)
・開催国特権で対戦国と当たる順番を指名できるというケースがある
・最終予選も開催国日本が初戦と5戦目の対戦相手を決めれるという意味不明なルール
・他の大陸は大陸予選で代表が決まるがアジアだけ最終予選に回る(簡単なアジア予選で五輪決まったらテレビ局がおいしくないから)
・五輪最終予選の大会中に五輪出場規定変更という異常な事態
・グラチャンの推薦国枠はバレー協会と日テレが自由に選べる
・2006女子世界選手権で6位の日本からMVP
・FIVB(国際バレーボール連盟)公式HPのライブスコアでなぜか日本戦のスコアだけ見れない(日本のテレビ局との関係)
・解説者がずっと昔からタレントもどきの大林素子、川合俊一、中田久美などで固定
・少女時代の曲が会場で流れる

245:名無しさん@涙目です。(京都府):2011/12/04(日) 22:54:53.97 ID:24gsAcOg0 [2/3]

【4年に1度開催される女子バレーの国際大会と開催国】

1998 世界選手権   日本
1999 ワールドカップ 日本
2000 世界最終予選 日本
2001 グラチャン     日本
2002 世界選手権   ドイツ
2003 ワールドカップ 日本
2004 世界最終予選 日本
2005 グラチャン     日本
2006 世界選手権   日本
2007 ワールドカップ 日本
2008 世界最終予選 日本
2009 グラチャン     日本
2010 世界選手権   日本
2011 ワールドカップ 日本
2012 世界最終予選 日本
2013 グラチャン     日本
2014 世界選手権   イタリア
2015 ワールドカップ 日本
2016 世界最終予選 日本
2017 グラチャン     日本

2011年12月4日日曜日

今年に入って一番年齢を感じてしまった記事

就職活動にFacebookを強要される大学生たち

いえね、手前が若かった頃もさ、「パソコンができない奴は云々」(当時の「パソコンができる」という基準は、ブラインドタッチでキーボードが打てるか否かにあったと理解していました)とか、「ファミコンばかりやりやがって云々」みたいなことを散々言われてきたものだけど、最近の若い子に比べれば随分と牧歌的な環境にいたのだなぁ、と。15年前に↑と同じような面倒くさいことを強要されたとしたら、確実に心のバランスを崩してただろうね。親が裕福であればニートまっしぐらだっただろうし、貧乏であればコミュ障の底辺労働者だったんじゃなかろうか。

最も受験競争が厳しくて、戦後初めての就職氷河期を迎えた“報われない世代”と思っていたけど、この認識は多分間違いなんだろうなぁ。リクナビもマイナビもSNSもない時代で、職探しのツールといえば『ビーイング』くらいしかなかった牧歌的な時代だったからこそ、手前でも何度かの転職にも成功できたってことなんだろう。で、結果的に二度目の勤め先で、少なくとも貧乏な自営業を続けられるだけのスキルを叩き込まれたわけだから。

そう考えれば、今を生きる若者よりは随分とラッキーだったのかも。多分、手前が同じスペックまま15歳若返って2011年における二度目の勤め先の面接を受けたとしたら、99%書類選考ではねられるだろうし、よしんばこれを潜り抜けたとしても、面接で100%落とされるだろうからなぁ……。

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50 :名無しさん@涙目です。(香川県):2011/12/03(土) 21:43:38.12 ID:84mEAjsE0
バイトリーダーとかサークルリーダーじゃないのが一瞬でばれるな

333 :名無しさん@涙目です。(家):2011/12/03(土) 23:08:58.15 ID:VgpWiq3g0
色々やらされても得るものがないな
やればやるほど損する感じ

109 :名無しさん@涙目です。(千葉県):2011/12/03(土) 21:53:23.28 ID:pgp14UEb0
・先輩後輩友人知人がどの程度いるかの(コミュ力チェック)
・上記の質(中学、高校、大学の知り合いの企業・不良がいないか・学歴)(家柄・育ちチェック)
・どのような生活を送っているのか(リア充チェック)

あれ、俺ら無理じゃね・・?

165 :名無しさん@涙目です。(茸):2011/12/03(土) 22:09:50.62 ID:bF1ebyRQ0
ビジネス雑誌で読んだが、
国内企業の応募条件にSNSの友達が何人以上とかあったな

287 :名無しさん@涙目です。(新疆ウイグル自治区):2011/12/03(土) 22:46:32.37 ID:oEwoJsYw0
「月5000円で貴方のFacebookの友達になります」商売が成り立つな

2011年12月3日土曜日

新作チョコを喰らう:冬のくちどけアーモンド カフェ仕立て

★冬のくちどけアーモンド カフェ仕立て/江崎グリコ
*江崎グリコのHPには商品紹介サイトなし

●寸評:一口目に感じるコーヒー味は結構強烈なもの。チョコにコーヒーが練りこまれていると思ったが、表面のパウダーを取り除けば普通のアーモンドチョコだった。パッケージにある通り、チョコの口溶けは確かに素晴らしい。

●カロリー対効果:1袋(12粒)のカロリーは約340kcal。1粒当たりのカロリーは約28kcal。ごく一般的なアーモンドチョコよりも若干カロリーが高めだが、その分、付加価値(コーヒーパウダーであり口溶けの良いチョコ)があるので、カロリー対効果でみれば可もなく不可もなくといったところ。



2011年12月2日金曜日

長嶋一茂×落合博満対談(EX『報道ステーション』より)の補足

以下の記事を見て、早速YouTubeで探してみました。

落合監督断言 「他の監督はやりやすくなった。逃げ道なくなったもん」

重要なところは記事でしっかり押さえられているので、ここでは漏れていてかつ興味深かったところをメモ。

・シーズン始まる前から「日本シリーズは考えるな」と。「2年連続優勝すれば、もうそれだけでいいから」という話は選手にしていた。なので大満足は大満足。周りが思っているほど日本シリーズに負けて悔しいとは思っていない。

・イニング毎にベンチ裏に行くが、そこで表情を変えている。監督室帰ってお茶飲んだり水飲んだりしつつ、一人でボソボソ文句を言いながら。「あのバッカ野郎、あんなとこで、あんな球打ちやがって!」とかな(笑)。そんな独り言を言ったりして、頭を切り替えてベンチ行って座ってると。この繰り返しですよ。

・中村(剛也選手)が何でって、アイツ、前はそんなボール球を振ってた奴が、今年はそんなに振らなくなったでしょ? 三振増えた選手もいるけど、アイツはそんなに増えてないでしょ? 「俺が打てるボールを打つんだ」って変わってきたんだろうと。だから何の影響もなかったと思う。

2011年12月1日木曜日

野村克也×落合博満対談(TBS『S★1』より):その3

野村:一つ気に食わないことがある。最近、猫も杓子もメジャーに行っちゃうじゃない?
落合:行きゃぁいいじゃない。
野村:いいの? 賛成?
落合:賛成。大賛成。
野村:大反対。日本のプロ野球どうなるの?
落合:彼らがいなくても何とでもなる。
野村:でも一流がいなくなるんだよ?
落合:また一流が育つ。超一流は育たないかもわからないけど、一流は育つ。
野村:あんた現役のときだったら行ってた?
落合:24球団だったら行ってた。30球団は面白くない。いまのメジャーは面白くない。
野村:意外な答えを聞いちゃったね。
落合:行きたいと思う奴は全部行けばいい。
野村:日本のプロ野球愛してないの?
落合:日本のプロ野球っていうよりも、その代わり行ったら帰ってくるなと。残る人材でいい人材はこれからいくらでも出てくるから。ダメだったら向こうから(外国人を)連れてくればいい。
野村:一流ってそんなに簡単に生まれるかね?
落合:(互いを指差しながら)生まれたじゃないですか(笑)
野村:一流ピッチャーがいたから我々も技術が上がってきたんで。僕は稲尾サマサマ。あんたらはパリーグで東尾筆頭に一杯いたじゃない?
落合:もう一杯いましたよ。でも、これからも一杯出てくるって。
野村:奴らは国を捨てて行くんだから、帰ってきたら使わないよね。
落合:安けりゃ使う。勝たなきゃいけないと思えば。例えば「1千万円でいい」っていうなら使えばいいじゃない。
野村:向こう行くのはお金でしょ?
落合:だと思いますよ。
野村:日本の球団ももっとお金をだして……ダルビッシュなんか出すなよ。
落合:でもダルビッシュは行かしてやりたいね。観てみたい。でも、他の奴は行っても「う~ん」と。何ともいえない。行けばいいんじゃない。

――ダルビッシュ有投手に対する評価が高い(確か金村が「絶対に許さない」と舌禍を起こしていた頃からエースと評価していた記憶あり)ことを確認。いまのメジャーについては、引退前年の井上一樹に対して、「コイツが行っても十分通用しますよ」とオーナーに言ってたくらいだからなぁ。まぁ、言葉を換えれば井上のバッティング技術をそれだけ高く評価していたともいえるんだけど。

野村克也×落合博満対談(TBS『S★1』より):その2

野村:時間押してるから次の質問。内川のバットへの抗議は何なの?
落合:オレは知らなかった。でも、谷繁が前の日から「内川のバットに何か入ってる」って言ってたの。試合前に「抗議どうしようか」と。「お前行くか?」というと、ちょうどそういうケースだったからオレが行ってきたの。
野村:何が入ってたの?
落合:丸ではない。縦に固めたような……ノムさんゴルフやります?
野村:やらない。
落合:オレもやらないから良くわからないけど、専門家に言わしたら力の入り方が違うって言う。このシリーズに関して言えば審判がOKだしたから問題にならないけど、来年は問題になると思う。
野村:ちょっと違反だよね。
落合:と思います。丸でなきゃいけないわけだから。網目に巻く分にはいいんだけど。
野村:あのときは魔術師・三原監督を思い出してね。ああいうとき嫌がらせでいって相手をイライラさせたんだよ。
落合:あれが二死ランナーなしでもいってた。抗議するとしたらあのタイミングしかなかったもの。
野村:これからどうするの?
落合:いろんなとこ仕事に行きますよ。
野村:仕事っていろいろあるでしょ。
落合:良くご存知でしょ。
野村:講演か。野球教室?
落合:野球教室だけはできない。野球教えられないもん。野球教えるほど難しいものはない。子供は「プロ野球選手が教えてくれたんだから」といって一生アタマのどこかに残しておくものでしょ? これが邪魔になるときがある。
野村:オレ、少年野球(港東ムース)を3年間やってたけど技術的なことは一切教えなかった。教えないほうがいいと思った。だから、子供らに野球を好きになってもらうかを考えてやってた。
落合:いまの子供は“ボール遊び”をしない。すぐ“野球”に入る。いまプロに入る選手も“ボール遊び”をしてないものだから、みんな不器用ね。いろんなことに関して。
野村:オレは横浜の監督やるんじゃないかと思ってるんだ。ズバリでしょ?
落合:ありません。そんな器用じゃありません、わたしは。
野村:言い切れる?
落合:言い切れる。みんな辞める前には自分の就職先を決めておくけど……
野村:尾花の~。
落合:いや、人のハナシ聞きなさい(笑)。

――野球教室のハナシも“ボール遊び”のハナシも古くからの持論。そんなに驚くほどのことではないと思うんだけどなぁ。

2011年11月30日水曜日

野村克也×落合博満対談(TBS『S★1』より):その1

YouTubeに動画が上がっていたので早速視聴。以下、私家版メモです。

野村:優勝争いでのクビ通告。あのときの正直な気持ちは?
落合:ある意味楽になった。負けたら終わるんだろうと。8年前になったときに現場のことは全部やれといわれたが、クビを知った後は、「これで来年のことは考えなくてもいいんだ。野球の勝ち負けだけ集中すればいいんだ」と楽になった。
野村:オレはCSの直前にクビを言われた。
落合:こっちはシーズン中だもの。
野村:オレはやけっぱちでやってたけど、どういう気持ちだったの?
落合:進退問題で波風立てたくなかったから選手には一切言ってない。球団にも選手に言うことを止めさせた。
野村:オレは正直、全くやる気がなかった。勝手にせいと。そこは人間の違いだなぁ。エライよ。
落合:それはね、一本にまとめたのはヘッドコーチなの。モリシゲが「ど~せ辞めるなら笑って辞めよう。勝って辞めよう」といったことを、オレがいないときに言ったみたい。それでなきゃあそこまでまとまらなかったと思う。
野村:そういうコーチはオレには一人もいなかった(笑)。
落合:残念でしたねぇ(笑)。
野村:日本シリーズの誤算はどうだった? オレの予想はソフトバンクで当たったんだけど。
落合:普通に考えりゃソフトバンクでしょ。(予想も)4勝1敗、4連勝が大半占めてたでしょ? 4勝2敗のシナリオしか考えてなかった。
野村:終わって後悔はあるのか?
落合:もし勝つのであれば4戦目でしょうね。ホールトンが投げた試合。あれは絶対に獲らなきゃいけない試合だった。あそこで計算間違えたっていうのが……6回かな、無死2、3塁になって和田の打席。「頼むから四球だけはやめてくれ」と思っていた。そしたら四球で出ちゃったでしょ。「うわ、これだけはだめや」って思ってたの。これで流れ止まったと。
野村:うん。
落合:周りの人はアノ四球を「いい四球を選んだ」というけど、(オレは)「頼むから内野ゴロでいいから一点とってくれ」と。そういう教育を8年間ずっとやってきたから。無死満塁になったら内野のゲッツーでいいから一点とってくれと。一点とったら二死で3塁にランナーが残る。次のバッターがどれだけ楽かと。次に点の入る確率はもの凄く高くなるの。ところが無死満塁で最初の打者が内野フライ打つか三振すると点数ってなかなか入らない。だからあそこだけは、一点負けているケースで「頼むからショートゴロでいいから打ってくれ」と。そしたら最悪の四球。「うわ、これは手を打ちづらくなったな」と。

――やっぱり4戦目は勝つつもりだったのね。“無死満塁のピンチ”は“落合中日”ではよくあることだったので、手前は「井端三振→小山憤死」が勝負を分けたポイントだったと思っていたんですが……。

新作チョコを喰らう:イチゴマシュマロチョコレート

★イチゴマシュマロチョコレート/明治

●寸評:明治の定番『ストロベリーチョコレート』のライト版といった風情。ストロベリークリームの酸味がチョコの甘さを引き立てていて、その食べ応えはストロベリーチョコそのもの。マシュマロは良くも悪くもあまり自己主張していない。

●カロリー対効果:カロリーは約230kcal。それでいて300kcal近い『ストロベリーチョコ』と同じ満足感が得られるので、カロリー対効果は非常に高い。この一点だけをとってもマシュマロを使った意味は大きいといえる。



追記:手前にバカ認定されるほどのバカ発見。

吉本を訴えた「白い恋人」さん、そもそもあんたもパクリじゃないの?って話よね

この問題の本質は――

●すでに吉本興業側が申請した商標登録を特許庁に蹴られていること
●にも関わらず全国展開を目指し、北海道での販売も計画していたこと

――にあるわけで、『白い恋人』の商標がオリジンでないことは何の問題でもないんですよ。だいたい「ラング・ド・シャが日本で流行ったのは云々……」なんて言い出したら、カルビーはどうなるんだっつーの! あと、事前通告なしに訴えることは普通にあります。石屋製菓の社長は、中国レベルのパクリをかまして、本家の市場まで荒らそうとしていた企業に「コンプライアンス遵守の姿勢」や「キッチリした内部統制」があると考えるほどおめでたくなかったってことであり、経営者として常識的な判断をしただけのことでしょう。言葉を換えれば、この期に及んで話し合いからなんて考える奴に、経営云々を語る資格なんてないってことです。

てか、こんな奴でもコンサルタントができるなら、手前も食いっぱぐれたらコンサルタントになれるかもね。少なくとも占い師になるよりは簡単そうだ。

2011年11月29日火曜日

中国レベルのパクリかましてコンプライアンスとか笑止千万

「面白い恋人」販売停止を 「白い恋人」側が製造販売元の吉本興業提訴

北海道土産といえば、『白い恋人』よりも『ロイズ』な人なので、正直、そこまで関心はなかったのですが、2chニュー速+板での以下の書き込みを見たらねぇ……。

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2 名前:名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 22:17:25.48 ID:AiJT2uca0
類似商標ということで
既に特許庁には「面白い恋人」の登録を蹴られていた
にも関わらず何食わぬ顔で箱もそっくりのまま販売を継続

更には東京で販売を開始し、
北海道での販売まで検討していた事で石屋製菓が激怒

これで吉本の頭がおかしいと思わない奴は日本人じゃない

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あと、「白い恋人」が売れてないから、切羽詰って訴訟に踏み切ったのでは? みたいな書き込みもありましたが、残念! 2011年の業績は過去最高だそうですよ。

主力の白い恋人が35年目、新商品も積極的に開発(財界さっぽろ)

ギャクとしても昨今の吉本芸人(って今年になってからTVを観てないんだけどさ)と同じくらいにつまらないし、何より阿漕。他の類似商品みたく、あらかじめ石屋製菓にハナシを通してから大阪の吉本劇場だけで売るようにしていたら、こんなことにはならなかったのにねぇ。

まぁ、ヤンキーイズムの塊みたいな吉本芸人――こいつらの言う「空気を読め」ってのは、要するに「黙ってオレの言うことを聞いとけ」ってことでしょ? こういう権力を嵩にきた物言いは本当にイヤだね。こいつらの顔を見たくなかったのもNHKと契約しなかった大きな理由の一つ――は大嫌いなので、どんな形でも吉本興業が困る分にはスガスガしい気持ちになれるから、こういう風に大事になるのは大歓迎。

ただ、バーニングとジャニーズ、吉本にはてんで弱いTVマスコミ様は、今頃石屋製菓の“ホコリ”を見つけるべく、布団叩き片手に手ぐすね引いてるんだろうなぁ。

2011年11月28日月曜日

労組のみなさん、息してる?

正直、どっちが勝ってもロクなことにはならないと思うし、別に橋下徹を応援しているわけでも全然ない――仮に国政選挙に打って出たとしても応援することはない。要するに『みんなの党』なわけでしょ? もっとも10万円くらいの賄賂を積まれたらアッサリ転向する気マンマンだ――けど、タイトルのようなことを公言できたというだけで、手前的には橋下徹が勝った意味はあったと思っています。

これで平松陣営がリコールして再び橋下が勝つような流れになれば、金輪際、労組の支持政党が与党になることはなくなるんだろうから、平松陣営には是非、橋下リコールの署名を集めてもらいたい。それも次の総選挙が来る前に!

追記:あとマスコミ。ここまで発信力のないことを露呈してしまっては、来年の広告料は更に下げざるをえないでしょうなぁ。手前が広報部の人間だったら、「あれだけ煽っといて橋下に秒殺される程度の影響力しかないのでは、ウチの商品のPRにどこまで効果があるものか」といったことを、紳士的にリファインしたイヤミの一つもぶつけたくなるものね!

新作チョコを喰らう:デコラビスク

★DECOLABISC(デコラビスク):ココア/江崎グリコ
*江崎グリコのHPには商品紹介サイトなし

●寸評:ごく普通のチョコレートビスケット。チョコのコーティングが厚めであるところは良いが、ビスケットの風味にはココアらしいほろ苦さは全く感じられない。チョコの甘さは控え目だが、ビスケットの後味が強く半分ほど食べて飽きがきた。

●カロリー対効果:1箱(14枚)のカロリーは約380kcal。1枚当たりのカロリーは約27kcal。チョコ、ビスケットともそれなりのボリュームがあり、1箱食べれば『きのこの山』(約460kal)くらいの満足感を得られるはずなので、そう考えればカロリー対効果は非常に高いといえる。


2011年11月27日日曜日

新作チョコを喰らう:トルタ

torta(トルタ):チョコ/アサヒフードヘルスケア

●寸評:しけったシナモン味濃い目のクッキー。チョコの味わいはほとんどなし。タルトといえばタルトっぽい気もしなくはないけど、それ以上にしけったクッキー特有のネチャネチャ感が強く、歯ざわり、味とも良いとは思えなかった。

●カロリー対効果:6枚のカロリーは約280kcal。甘み、分量とも控え目なのでカロリー対効果は低い。適正カロリー対効果は230kcal。200kcal以下であれば、この風味であっても満足して買うレベル。


新シリーズ、「新作チョコを喰らう」のスタートに寄せて

タイトルにある通り、手前が食べた新作チョコ菓子をレビューするコンテンツです。

「このくそ忙しいときに何をやっているのか!」
「そもそもどこに需要のあるコンテンツなんだ?」

と思わなくもないのですが、このあいだ食べた『トルタ』があまりにもアレだったことから、「この感情はどこかで昇華せにゃならん」(なっち風)と思い、見切り発車でスタートすることにしました。

まぁ、先月買ったデジカメを使う機会が中々ないので、ここで使い倒してやろうという事情とか、年末進行的に多忙なときのコンテンツ更新の際、2chまとめサイトへのコメント以外に新味のある何かをやらないと当blogの存在意義が疑われるのでは? という恐れを抱いたりしていたことは、ここだけの秘密ですよ。

で、ローカルルールは以下の通り。

・取り上げるチョコ菓子は、半年以内に発売されたもの。定番モノ――『明治デラックスチョコレート』とか『チョコ源氏パイ』とか『アルフォート』とか――は原則的に取り上げない。

・寸評は100~110字でまとめる。100字ピッタリでもいいけど、エイヤっと書いたら2~3字くらい字余りすることもあるので、この辺はファジーに。

・新作チョコ菓子のカロリーは必ず記載する。そのカロリーと食後の満足度とを比較した<カロリー対効果>(=低カロリーでおいしく食べ応えがあれば高く、高カロリーでまずく食べ応えがなければ低い)も書いておく。

・個別包装、本体の写真は必ず載せる。

一応、↑のような感じでゆるゆるとやっていきたいと思います。

2011年11月26日土曜日

ニコ動で見たなかでは最低の記者会見

このクソ忙しいときに、わざわざ15:00から時間を空けて、挽きたてのコーヒーを入れて、新作のチョコ菓子をつまむという他人事を見る万全の体制で見たんだけどね。新事実が江川卓をdisるだけってのはどういうことよ?

「こっちには10枚の紙爆弾がある!」 って煽られたから、「まさかこの間の緊急会見みたいに腑抜けた内容ではないはず。多分、菅野への裏金とか東海大コーチ問題とか外国人選手のタンパリングみたいな明々白々な協約破りについて話すはずだお。手前は歴史の証人になるんだお。( ^ω^)おっおっおっ」と期待しまくってたのに。●ねよ! クソが!! てか、今後こいつの言うことは誰も信用しないだろ。

2011年11月25日金曜日

3連覇フラグが折れる音を聴いた

落合竜の“頭脳”流失…チーフスカウトと契約打ち切り

田中スコアラーを切るのはいいのよ。前任者の色がつき過ぎたから使いたくないという心情は良くわかるし、それが契約更新しない相応の理由であるとも思うしね。でも、1球団1人体制を止めて、「今後は1人が2球団見るかもしれない」ってのはねぇ……。良いものは積極的に残さなきゃダメでしょ。これをマネしたところで高木監督の株が下がるわけではないし、落合曰く、「オレ流ではない。すべては堂々たる模倣である」ってことであって、「大切なのは誰が最初に行ったかではなく、誰がその方法で成功を収めたかだ」(『采配』、233頁)ってことなんだから。

なんかもう、3連覇フラグがボキボキ折られまくってしまって、手前が中日ファンだったら血涙を流しそうな日々が続いているなぁ。

2011年11月24日木曜日

忙しいのは良くても、来年の税金がなぁ

自営業者にとって一番大変な時期なのでしばらくは簡潔な更新。今年は珍しく仕事をいただけてるけど、来年の税金&国保のこと考えたらなぁ……。

【阪神】桧山、キックベースで負傷 来季に影響も――ガキでもケガしない競技として考案されたスポーツでケガとはねぇ。申し訳ないけど3枚つづりの写真を見て大笑いしてしまった。

どうなるDeNA 巨人が方針転換となれば状況一変――これで断ったら、もう買う奴はいないのでは? 本体が安くなっても加盟金とかはバカ高いわけだから。品行方正か否かってハナシもあるけどJRAの馬主(アドマイヤとかアドマイヤとかアドマイヤとか)に比べれば随分マシでしょ? それに昔みたいに球団ロンダリングはできないんだし。

2011年11月23日水曜日

何となくいつまでも生きてるものと信じてたのに……

落語家立川談志さんが死去

手前がTVで落語を聴いて声を出して笑った最初にして最後の人。落語といっても時事ネタばかりを喋るやつで、古典落語でもなんでもなかったんだけど。てか、落語自体、全くといっていいほど聴かない――唯一積極的に聴いたのは桂枝雀だけ。DVDも1枚持ってる――けど、この人の“金言”だけは覚えていたなぁ。

「女子高生が売春してるんじゃない。売春婦が高校に通ってるんだ」
「噂ってのはねぇ……う~ん、ほとんどホント!」

この辺のは実生活でも良く使ってるしね。あれだけの大病を患ったにも関わらず、結構元気だったので、何となく長生きするんじゃないかと思ってたんだけどなぁ。合掌。

これは成績急降下のフラグ?

ハム中田が肉体改造 二の腕40センチに

ケビン山崎のところでトレーニングしたって記事だけど、この人って要するにドー●●グのスペシャリストでしょ? ●ス●の投与量とトレーニング量の最適化、バレないように工作することは得意でも、運動生理学に死ぬほど通じてるようには見えないわけで。実際、この人の下に通った元大関にしても元4番打者にしても、見違えるほど筋肉モリモリになったけど、ケガが増えただけで強くなったりバカスカ打てたわけじゃなかったしね。

中田翔選手のプロ野球選手としての“肉体的才能”はホンモノだと思っているので、こういうところで寄り道して欲しくはなかったなぁ。

2011年11月22日火曜日

真実か否かより、面白いか否かが問題

楽天・岩隈が妻の義理の妹と不倫

「野球選手のホレたハレた何て、どうでもいいじゃん」と、全く興味がなかったのですが、2chで以下の秀逸なレスを見てから認識を改めました。

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30:名無しさん@涙目です。(庭):2011/11/21(月) 16:41:42.87 ID:lvfM4N1v0
マスオ ←夫婦→ サザエ
 ↑       .   ↑
不倫         姉弟  
 ↓          .↓
花沢さん←夫婦→ カツオ

91:名無しさん@涙目です。(東京都):2011/11/21(月) 16:45:29.94 ID:gFh1KOUI0
>>30
非常に分かりやすい

547:名無しさん@涙目です。(東京都):2011/11/21(月) 17:11:31.15 ID:uKNSGYAH0
>>30
わかりやすいな
これは引くわ

559:名無しさん@涙目です。(SB-iPhone):2011/11/21(月) 17:12:17.15 ID:tnAtVcci0
>>30
わかりやすいw
エロいな

580:名無しさん@涙目です。(長屋):2011/11/21(月) 17:14:41.05 ID:qT8CRmg10
>>30
マスオ見損なったわ
最低なやつだな!

648:名無しさん@涙目です。(SB-iPhone):2011/11/21(月) 17:19:53.59 ID:VIZPK/7+0
>>30
カツオがサザエと不倫すれば円満に終わるな

727:名無しさん@涙目です。(大阪府):2011/11/21(月) 17:25:21.24 ID:qWH5bMQD0
>>30
しかも波平が職場の上司

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義妹じゃないというハナシもあるそうですが、他人事として見る分には「そうであった方が面白い」ので、多分、間違いであったとしても“真実”として流布されることになるのでしょう。ともあれ、広橋公寿は娘を実家に戻してから日ハムに行くしかないね! どーせ義理の息子はアメリカでプー太郎になるんだし。メジャーで成功するかもって? 右投げのケガ持ちだから難しいんじゃないかなぁ……。

追記:「ビバヒル」女優のヌード写真を夫が流出!? ――ワーオですのかよ。これほど嬉しくない流出って他にねぇな。

2011年11月21日月曜日

落合の正しい“切り方”

これから少なくとも1年は“落合野球”が見られないと思うと、何だかどうにもやる気が出てこないものでして……。

というわけで、先月来、関係各所で熱弁してきた落合博満監督の正しい“切り方”について書くことでお茶を濁します。

・11年で契約満了だったけど、連覇したんだから契約を更改するのが人の道ってもの。
・でもサッサと切りたいなぁ、と思ったとき、球団はどんな契約をすれば良いのか?
・12年の契約は単年契約。年俸据え置きでノルマはリーグ優勝――これでいいのよ。
・で、12年シーズンに優勝を逃したら、「ノルマ未達」で契約更新せず=後腐れなく切れるじゃんよ!
・12年にも優勝して3連覇したら? 収益は上がるわ客は入るわで球団にとってハッピーこの上ないことでしょ?
・仮に12年に優勝しても、13年も同じような契約条件を提示すりゃいいのよ。年俸はずーっと据え置きにしておけばいいんだし。
・もし、落合が「この条件じゃいやだ!」っていえば、「条件合わず」で契約しなければいいんだし。

巨人退団のときもそうだったけど、落合は“サラリーマン”じゃなくて、徹頭徹尾“自営業者”なわけで、切りたければ意地悪しないで↑のような無茶な条件を提示して契約すりゃいいのよ。



2011年11月20日日曜日

結局、山井は確変しなかった

近所のネットカフェより更新。

初回、いい具合で抑えていたけど、見せ球のストレートが145km/hを超えてなかった時点で負けを覚悟しました。結局、山井大介投手は“病”で終わり、継投では最善手を打ったものの、出てくる投手の全てがほぼスペック通りの活躍をした結果、順調に加点され続け終戦。

打線? 小池正晃選手が使えなくて藤井(敢えて呼び捨てで書かせてもらう)如きを使わざるを得なかった時点で、下位打線はないも同然だから、ねぇ……。結局、8年通して「シリーズ男」は一人も出てこなかった。裏を返せば、これこそが4回優勝した理由でもあるんだけどね。

いろいろとショックが大きいので、このくらいで勘弁。

あとは任せたぞ! 山井!!

昨日の勝ちは想定内。吉見一起投手で2つ勝ち、チェン・ウェイン投手か川井雄大投手で1つもぎ取るorあわよくば2つ勝って優勝する――というのが落合博満監督のシナリオだったはず。で、最後に決めるのは、吉見投手以外で唯一ソフトバンク打線を押さえ込める実力を持つ山井大介投手(確変ver)ですよ! マキシモ・ネルソン投手は、山井投手があまりにもアレだったときのロングリリーフだと思います。

って、山井投手が確変状態ではなくて“病”状態(=初回から四球連発。ストレートが高めに浮いて痛打される状態)だと、万に一つの勝ち目もないので、6回までに投手交代が必要となった時点で詰みなんでしょう。

でもまぁ、落合監督は打てる手は全て打ったと思います。

・先発:山井投手の試運転終了により、緊張や体調不良での大崩れの可能性を最小化。休養も十分。
・ロングリリーフ:ネルソン投手、川井投手を使用可能。
・リリーフ:めぼしい投手は全て登板済み。かつ、勝ちパターンの投手は酷使せず。
・クローザー:浅尾拓也投手、岩瀬仁紀投手とも回跨ぎさせてもOKなくらい酷使せず。

あとは打線だけど、これはシーズン通しての最適解がアレなので、ほかに手の打ちようもないでしょう。何はともあれ、あとはサイを振るしかない。一応、山井投手は日本シリーズで2勝0敗、防御率0.00なんだから、“病”にはならないってことを信じるしかない。

ファンとしては山井投手の確変を祈ってプレイボールを迎えようじゃぁありませんか!(鳩山由紀夫風)

2011年11月19日土曜日

落合博満の最新刊『采配』のファーストインプレッション

Amazonで11/17発売っていうから、「17日に配送されるんだろうナ」と思っていたら、なぜか配送予定日が11/19で、「それじゃぁ書店で買ったほうが良かろうに」と思って予約をキャンセルして、17日に近所の書店行ったら「19日に入荷するんですよ」と言われて、Amazonで予約し直そうとしたら配送予定日が11/21になってしまったので、最寄の基幹駅近くの大型書店に問い合わせてみたら「18日の15:00には店頭に並びますよ」と教えてもらったので、言葉通りに昨日15:00に来店してゲットしてきましたよ!

というわけで、落合博満の最新刊『采配』(ダイヤモンド社)をザザッとナナメ読みしました。

◆目次
・1章:「自分で育つ人」になる
・2章:勝つということ
・3章:どうやって才能を育て、伸ばすのか
・4章:本物のリーダーとは
・5章:常勝チームの作り方
・6章:次世代リーダーの見つけ方、育て方

ファーストインプレッションは、「これって『コーチング』のver2.0だよね?」。実際、『コーチング』と同じ出版社、同じ体裁なので、落合と編集者(横尾弘一氏)が、『コーチング』の正統なアップデート版として書いてやろう! と意識していたことは間違いないはず。ただしその内容は、監督経験を経ての思考の変化を中心に多くの点でアップデートされているので、手前みたいに『コーチング』を30回以上読み直している(通読ではなく目を通すだけなら多分100回以上)ような、ダイハードな落合ファンにとっても必読モノの内容であることは間違いありません。

どこがアップデートされているのか? については、後日改めて書くつもりです。以下は、ナナメ読みして思いついたとりとめのない感想です(以下、敬称略)――

・荒木に対する「心は技術で補える」のハナシは「『心技体』ではなく『体技心』」という1節で取り上げている。

「実際、ドラゴンズにも同じような症状を抱えている選手はいたが、私はその選手にこう告げた」
「『じゃあ、投げられないから試合に出ませんと言っているんだな』」
「すると、『試合には出られますが、正確な送球ができないとチームにも迷惑がかかるので』と返してくる。まさに『自分がミスした場合の理由がイップスなのだ』と予防線を張っているわけで、技術の未熟さに対する不安が投げられない原因だと私は解釈した」
「『試合に出る以上、どんなミスでも自己責任だ。ミスするのが嫌なら練習して技術を磨け』」
「イップスを治すには、技術を身につけて自信を得るしかないと、私は確信している」(36頁)

・川崎憲次郎に対しては「一人の選手への采配で、チーム全体の空気が変わる」という1節を丸々使って取り上げている。その采配の意図については、断片的に語られていたけど、その真意について包み隠さず語っているのを読んで、不覚にもウルっときた。

・結局、いまのチームの土台を築いたのは「2/1の紅白戦」「04年の優勝」であり、突き詰めれば「川崎憲次郎の復活プロジェクト」にあったということか?

・04年の秋季キャンプに山本昌や川上を連れて行った意図も、この本で初めて明かしている。で、この真実を知ってしまうと、「来年以降のドラゴンズには決して黄金時代が訪れないのだろうなぁ……」という思いも“揺るぎなき確信”に変わってしまった。

・個人的に胸熱になったのは、「できる・できない、両方がわかるリーダーになれ」の1節。

「『毎シーズンAクラス(3位以上)に入れるチームを作ることができた要因は何ですか?』」
「そう問われた時、私が唯一はっきりと答えられるのは『選手時代に下積みを経験し、なおかつトップに立ったこともあるから』である」(202頁)

・手前が池山隆寛の指導者としての可能性を論じたときに、落合の言葉を借りて同じような主張を書いたけど(池山隆寛、「ブンブン丸の『野村野球』伝道」:その1を参照のこと)、落合自身、このことを監督になって改めて確信したことを知って、ちょっと胸が熱くなった。

・現役選手では森野、岩瀬に対する言及が多い。とりわけ岩瀬がどれだけ特別な存在なのかを随所で熱く語っているところにグッときた。

・若手の使い方、世代交代の進め方、レギュラーへの接し方など、落合の考え方を改めて読むにつけ、「やっぱり原辰徳とは、埋めがたい能力の差があるのだなぁ」ということを痛感。確かに原は名監督だと思うけど、落合には及ばないのでは? 坂本の使い方(案の定、今年になって伸び悩んだ)や小笠原への処遇を見るにつけ、こう思わざるを得ない。

・どうやら今年の状態を見る限り、平田はT-岡田よりも息の長い選手になりそうだし、堂上弟も、プロ野球生活のトータルで見れば坂本を追い抜く可能性は十分に残されているように思えるもの。

――このペースで書いていたら本当にキリがなくなるので、とりあえずこの辺で打ち止め。控えめにいっても、全プロ野球ファン必読の書だと思いますよ。



2011年11月18日金曜日

さて、あとは吉見に賭けるしかないか

初戦、チェン・ウェイン投手で勝てたのが望外の結果だったから、今日のは想定内。想定外は昨日の試合だけど、初戦の想定外とでチャラってことなんだろうなぁ。森野将彦選手が一つでもチャンスをモノにしていれば、少しは違ったんでしょう。少なくともこれほど試合が壊れることはなかったはず。あと、小池正晃選手のケガは大ダメージ。これで右打ちで打てる野手がいなくなるのは本当に辛い。

さて、土曜日は吉見一起投手で勝つとして――これで負けたらしょうがない。少なくとも良く訓練されたドラファンであれば、いまの吉見投手が投げて負けたのであれば納得するでしょう。他の投手が投げて負けたら暴動モノでしょうけど――、問題は最終戦。ローテ通りにいけばマキシモ・ネルソン投手なんだろうけど、ここは山井大介投手に賭けるしか勝ち目はないような気がするけどなぁ。そのために一昨日の試合で“試運転”したのだと信じたい。だいたい残りの駒でソフトバンク打線を抑えられる可能性があるのは、吉見投手と確変した山井投手しかいないわけだから。

ともあれ、今日の収穫は浅尾拓也投手を使わず連休を与えられたことぐらいかな? 河原純一投手の場面で消耗しなければこそ、残り2つで回跨ぎ上等! な酷使をしてもどうにかなるわけだし。そもそも、アノ場面なら誰がいっても1点は覚悟しなきゃならないし、そうなれば99%負け確定なわけだから。

2011年11月17日木曜日

昨日は勝つつもりだったんだろうなぁ

ノーアウト満塁の“ピンチ”(ドラファンの皆様には説明する必要はありませんね)とか、荒木雅博選手の“魔送球”(ってトニ・ブランコ選手が悪いようだけど、その辺の事情も含めて)とか、いかにも中日らしい試合だったようで。よく訓練されたドラファンであれば、全然動じませんよ!

ともあれ、↑のようなgdgdな展開であっても、少なくとも試合は諦めてはいなかったんでしょう。でなければああいう状況で山井大介投手を登板させることはないわね。その山井投手のリリーフは確変モードだったようで、難しい場面をキッチリ抑えたそうだけど、さて、今日は誰が投げるのやら……。

エンジェルベルト・ソト投手で勝てたら儲けものってところか? 他に投げられるのは中4日のチェン・ウェイン投手だけど、どっちもサウスポーだから先発隠し的な意味はないしね。ソト投手が全く使えないのであれば、チェン投手を使って、残りは吉見一起投手とマキシモ・ネルソン投手となるけど、個人的にはネルソン投手を使うくらいなら山井投手を使って欲しいところ。いずれにしても「どっちかが王手を掛けた後の試合」に投げるのが吉見投手になると思うんだけどねぇ。

2011年11月16日水曜日

1点に抑えれば勝つる

ということが良くわかった。となれば、2つのうち1つは吉見一起投手で勝つとして、あとの1つは山井大介投手の確変にかけるしかないのかも。

川井雄大投手も安定しているけど、1球の間違いも許されないソフトバンク打線を6~7回まで1点以内で抑えるためには、有無を言わせぬ球威(=在りし日の中田賢一投手)か絶対的なコントロール&集中力(=いまの吉見投手)が求められるからなぁ。スペック通りの働きでは難しいでしょう。

その点、確変した山井投手は「絶対に打てない鬼スライダー」と「絶対に空振りorファールする剛速球」を連発する全盛期のスモルツみたいなチートレベルの投球をするからね。

山井投手がダメだったら? ブライアン・ファルケンボーグを攻略するしかないでしょうよ! って、それ何て無理ゲーだよ……。

2011年11月15日火曜日

いま思えば、アレは低血糖の兆しだったのかも

糖尿病はマジでヤバイ 毎日お腹に注射、1度発症すると治らない、失明、足切断、便秘 ほか

自覚症状がないのが一番怖い。6月に血糖値検査キットで調べた結果は、食後2hで82(8:00にシリアルサンド=160kcalを食べ、10:10頃に検査)だったので、数字上は超安全であるはずだけど、あれから半年弱経ってるしなぁ。

ダイエット中、図書館や書店で本棚を調べている際、しゃがみ体制から立ち上がったときに強烈なめまいに襲われた――この感覚が怖いながらも面白くて、わざとやったこと多数あり。11:00とか16:00みたいに食後時間が経っているときにやると再現性が高いんだコレが――けど、いま考えればこれも低血糖の兆しだったのかも。

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34:名無しさん@涙目です。(東京都):2011/11/14(月) 20:25:51.04 ID:ogVCllwb0
糖尿単体だけなら食事制限+運動でなんとかなるかもしれないけど
腎臓病が発症したら無理ゲー
食事は炭水化物+タンパク質+カリウム制限と運動制限も加わるし最悪

124:名無しさん@涙目です。(東京都):2011/11/14(月) 20:42:55.16 ID:MMnI4G9/0
いきなりひどくだるくなって何か食べないとフラフラしたり手が震えたりするんだけど、糖尿病か?
冷や汗もでるし
何か食うと収まる

147:名無しさん@涙目です。(岡山県):2011/11/14(月) 20:47:57.01 ID:hC/jAy/k0
>>124
それは低血糖だね。

341:名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/11/14(月) 21:08:17.16 ID:17MN9cFQ0
勢いよくしょんべんすると飛び散って一瞬さとうきびの香りがするんだが
大丈夫だよね?このスレ見てたら心配になった

377:名無しさん@涙目です。(長野県):2011/11/14(月) 21:09:53.42 ID:2RRt9sB30
>>341
ざわわ・・・ざわわ・・・

2011年11月14日月曜日

正直、負ける気がしなかった

今日は近所のネットカフェで観戦。

なんつーか、魔空空間に引きずりこんだ上でレーザーブレードを使わせないみたいな。隼vsムスタングの喩えでいうなら、高度やスピードでは絶対にかなわないから低空でグルグル旋回し続けて、一瞬、相手のコクピットに射線が入ったところで7.7mm機銃を叩き込むというか。相手の持ち味を全力で殺す落合野球全開という感じ。相変わらず貧打だったけど、不思議なほど負ける気がしなかった。

確かに杉内俊哉投手は素晴らしかったし、ソフトバンク打線も怖かったけど、「まぁ、杉内も8~9回で降りるし」「内川さえ抑えておけばどうにでもなるし」「ファルケンボーグ以外なら1点くらい取れるチャンスはあるし」と思ってましたYO!

吉見一起投手は良く投げたでしょう。やっぱり「負けられないときは吉見」だ。神投球ではなかったけど11安打喰らっても完封するようないつもの投球。贅沢いっちゃぁバチが当たるわね。岩瀬仁紀投手も完璧すぎるほど完璧。あと、野村克也。「最後に岩瀬投入で左、左という巡り合わせもラッキーだった」って? ちげぇよ! そこまで計算して敢えて7回に浅尾拓也投手を投入したんだよ!! クリーンアップに岩瀬投手をブチ当てるわけにいかないじゃないか!!!

2011年11月13日日曜日

負けられないときは吉見

残念ながら勝ちたいときの投手がいないんだけど、ともあれ今の中日にとって吉見一起投手は、「絶対に負けられないとき」に投げるピッチャーですからね。つまり、今日投げて、以降、最終戦までに来るかも知れない「絶対に負けられないとき=王手を掛けられる可能性のある5戦目以降」に投げると。

もちろん100%勝てる保証はないけど、終盤戦からCSにかけての神投球で信頼性はマキシマムにまで高まってますからね。最後の最後で吉見投手が投げて負けたのであれば、それはそれで仕方がないという、往年の稲尾和久レベル――1958年の三原脩曰く、「稲尾で負けたら納得してもらえる」ということであって、つまるところGod Buddha Inaoと並び称されるレベルってことであり、早いハナシが現人神ってことです――にまで上り詰めているんだから。なもんで、ケガやアクシデントがない限り、今日はマキシモ・ネルソン投手じゃなくて吉見投手だと思いますよ。

追記:巨人:渡辺会長の談話全文

パーフェクトな反論。ここまで全て他人のせいにしながらも相手にグウの音もいわせない論理展開は見事。江川助監督が原からの提案とか、正直片腹痛いけど、そういう無理を通せるポジションにいるのであり、通せるだけの政治力も持っているんだから仕方がない。それにしても本社で記者をやっている清武の娘はどうなるのかなぁ。同僚や上司に合わせる顔がないだろうよ。

2011年11月12日土曜日

ナベツネは正しい

って何一つコメントだしてないけど、確信を持っていえますよ。大王製紙やオリンパスの名前を出したうえでコンプライアンス違反とかいってるけど、そもそもナベツネは法律も野球協約も破っているわけじゃないでしょ? てか、上場すらしてないのに何がコンプライアンス違反なのかね。バカじゃねーの? で済む話。実際、巨人どころか読売新聞すら“渡辺商店”であることは自明のことじゃないか。

なんつーか、「太閤の豊臣秀吉に対して井伊直政が反旗を翻してスペインに泣きつくも、相手にされなかった」という感じ。更迭されたのが気に食わなくて後ろから刺そうとするなら、まず手近な見方を固めなきゃ意味がない。それ以前に陪臣が暴れたところで主君に粛清されるのがオチなわけで……。本気で裏切るなら、三越の岡田社長にやったように本社の役員を全部抱きこまなきゃならないけど、そういった政治工作が日本一上手いのがナベツネ――大野伴睦の“私設秘書”みたいな番記者からスタートして総裁選から日韓交渉で鍔迫り合いを演じつつ、読売本社内でわが世の春を謳歌していた社会部を切り崩して目上の社員を片っ端から粛清してきた政治力は、ハッキリいってスターリンレベル!――だからね。だからこそ未だにアノ地位にいるんだし。

というわけで、ナベツネの茶坊主以外の日本人のなかでは最もナベツネのことを高く評価している人間の一人である手前としては、この件は「多分、ナベツネが正しい」と考えています。そもそも報告書にナベツネが署名してないんだから、それで契約は承認されたと強弁されてもねぇ。それに口約束での契約を反故にすることが悪いってんなら、コーチ手形を濫発して一切回収しないことや、年俸更改での景気のいい話だって悪いってことになるわけでね。

2011年11月11日金曜日

スタンプカードが今月でなくなるって本当か?

得サブも今月末で終わりだから、これは意識的に通わなきゃいかんかもね。

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サブウェイは最強のファーストフード 野菜マシマシすればボリュームもある 【←SUBWAY→】

63:名無しさん@涙目です。(コネチカット州):2011/11/09(水) 19:54:23.58 ID:b+dUIManO
スタンプカードが今月いっぱいでなくなるのが寂しい
不景気なんだな…

85:名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/11/09(水) 20:00:13.63 ID:32Me6M7r0
サブウェイの欠点はどれも同じ味にしかならないこと。
トッピングでクリームチーズ追加するからだろうけど。
ベジークリームチーズ最高

95:名無しさん@涙目です。(関東地方):2011/11/09(水) 20:03:06.25 ID:gCeP+YYBO
>>85
野菜が毎回同じだから
どれ頼んでも毎回同じ味だよね

99:名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/11/09(水) 20:04:03.40 ID:mT/xtd5u0
>>95
なんとなくわかる。
ドレッシングが結構主張してんだよね。
正直「ききサブウェイ」なんてものがあったら当てる自信ないわ
でもうまいけど

147:名無しさん@涙目です。(dion軍):2011/11/09(水) 20:15:13.69 ID:o3P/IZwv0
サブウェイってファストフードの中でも一番信者がうるさい気がする

229:名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/11/09(水) 23:05:38.93 ID:HJk5YC9o0
どのタイミングで野菜増せばいいのかわからなくていつも普通になってしまう。
あの「お嫌いな野菜等はございますか?」って時か?
しかし減らします?って質問されてるのに全部増やしてくれなんて言いずらいな。

230:名無しさん@涙目です。(東京都):2011/11/09(水) 23:07:29.71 ID:eYwEnh0I0
>>229
そこで言わなかったら
もうアウトだろ

237:名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/11/09(水) 23:22:14.86 ID:HJk5YC9o0
>>230
やっぱりあそこが最終ラインなのか。これからは恥ずかしいからサンドの種類言うと同時にさりげなく野菜も全体的に多めでって言おう

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多分、信者といわれても仕方ないくらい通っているし、サンドイッチも美味しいと思うけど、「500円で食べられるものにしては、ローカロリーで腹持ちが良い」というメリット込みのものだからなぁ。お昼にコレを食べておけば、摂取カロリーを気にせずに夕食をちょっと豪華にしたり、新発売のチョコレート菓子を食えたりするんでね。

2011年11月10日木曜日

来シーズンは横浜を熱烈応援するかも知れません

横浜新監督候補 桑田氏前向き「だからこそ上がっていく可能性が大きい」

果たして報道通り桑田真澄が監督に就任するんだろうか? DeNAについては仕事の関係――譬えるならフジテレビ&花王デモを敢えて無視するTVタレントみたいな立場――とかもあって、これまで敢えて言及してこなかったけど、桑田が監督になるというならハナシは別。KKコンビ直撃世代にして桑田の甲子園デビューから引退までリアルタイムで見続けてきたファンとしては、もう、無条件に応援せざるを得ないからね。

正直、オーナーや社長が代わっても、フロントのクズが全部入れ替わらない限り、Aクラス入りすら難しい(多分、三原脩が現世に召還されて監督になっても無理)と思っているので、桑田にとっては泥を被る以外の何者でもない厳しい道とは思う。でも、ここで引き受けなかったら、多分、江川卓と同じコースを辿ることになるわけだし。

てか、DeNAはこれを契機にフロントのクビを全部切るべき。せっかく、旧来のビジネス環境とは無縁の会社が親会社になるんだから、これをエクスキューズにしてリストラしなきゃ。あと、できれば30歳以上の生え抜き(金城龍彦選手を除く)を全部放出して欲しいところ。まずは、選手とフロントが結託して監督やコーチのクビを左右できる環境を正さないことには、いつまで経ってもチームは変わらんでしょ。正直、今の成績なら2軍の選手だけで戦っても弾き出せるくらいのものなんだし。てか、このハナシを書くと、どう切り口を変えても「監督以外の悪口」にしかならないんだよなぁ。

2011年11月9日水曜日

マウント&ブレード:ウォーバンド日記(その5)

久しぶりの更新ですが、この間、ちまちまとやっておりました。ただ、ちゃんとメモをとっておかなかったので、以下、記憶を頼りに書いたものです。

満を持してスワディア王国に反旗を翻した我らが「スワディアの叛徒」。デヴァリン城防衛戦に辛くも勝利した後は、ノルド王国の村を回ってノルド兵を募集。防衛隊の中心となるノルド精鋭弓兵――守りは弱いけど、ツヅキ自身が弓使いなので死んだ弓兵から矢を回収できる点がナイス。弩兵だと矢を撃ちつくしたら終わりだし――と、切り込み隊長となるノルドハスカールを育成するため。やっぱり少数で攻め立てるためにはチートレベルの強さを持つ彼らを使わないとどうにもならないものね。

で、何度か防衛戦を行い、スワディアの諸侯を野戦でボコっているうちに、ノルド精鋭弓兵70人、ノルドハスカール30人くらいまで育ってきたので、各街で古参傭兵を募り、員数合わせをしたうえで、プラーヴェンを攻略。これにより1つの街と3つの村からの税収、関税が入ってくるようになったので、ここからは日々の生活――兵士に食わせるメシの調達やアップグレード費用、装備の更新etc――のことを気にせずに、戦いに明け暮れる。

で、↑のように「兵士を募り」「族や敵を倒し」「経験を積んで」「精強な軍隊を作る」というプロセスを繰り返しながら、各地の城を攻略。毎日、30分くらいコツコツと続けていった結果、2週間ほどかけてようやくハルラウス王の放逐に成功する。

以下、イゾラ王女の言葉とか謀反成功直後のカルラディアの地図とか。





*感想:面白かったの一言。ていうか、未だにNativeでやってるし。現状はスワディア王国の初期都市を全て確保したうえで、ノルド王国を滅ぼしてサルゴスをゲット、ディリムを巡ってケルジット・ハン国と鍔迫り合いしているところです。ゲーム内時間で540日経っているのに全然飽きが来ない。これでMODを入れたらどうなることやら……。

2011年11月8日火曜日

今年になってTVを買い換えたくなった唯一のニュース

外人「日本人は頭おかしい。東電や政府がメチャクチャやってるのに暴動すら起きないんだから」

いやいや暴動ってのは国と国民との<馴れ合い>ですから。暴動を起こすほうは、「まず確実にライフルを水平射撃してこないだろう」という“甘え”を前提に気が済むまで暴れて、警備するほうは、「殺さない程度にぶん殴って、目立つ奴はしょっぴこう」という絶妙な“手加減”をしつつ鎮圧するという。

で、日本国民ってのはたとえ「B層」の住人が圧倒的多数といっても、他の国民よりもほんの少しモノを知っているので、こういう無駄な<馴れ合い>をしたところで大して気分も晴れないし、物事が何か変わるわけでもない――だいたい世界でも屈指の規模のデモだった安保闘争でも何も変わらなかったわけだし――ということを弁えているんでね。

<馴れ合い>では世の中は変わらないし、<馴れ合い>を超えた反政府運動となれば、それは内乱であって、となれば、叛徒は速やかにライフルで鎮圧されてしまうわけで……

……なんてグチを書いていたら大ニュースが!

青山倫子主演の連ドラ『逃亡者おりん』が5年ぶり復活 来年民放唯一の時代劇

NHKと契約せず、TVも買い換えなかったことを少し後悔してしまった。来年の新年ワイド時代劇(ヤマダ電機提供)は忠臣蔵らしいので、そこまで見たいとは思わなかったけど、おりんとなればハナシは別。この10年、国産ドラマで最初から最後まで見たのは『ちゅらさん』『ちりとてちん』『逃亡者おりん』だけだからなぁ。“チェックリスト”片手に2chで実況するのが楽しかったから、これはリアルタイムで見たかった。

2011年11月7日月曜日

番狂わせはありませんでした

・吉見一起投手が中3日で投げるとは思わなかった。「シリーズの開幕投手まで中5日になるから」って見方もあったようだけど、この8年間の戦い方から見ればあり得なかったからなぁ。

・ともあれ8回を完璧に抑えきった吉見投手は素晴らしいの一言。いくら激賞しても足りないくらい。そりゃ落合博満監督も褒めるわ。もう二度とエース未満なんていいません!

・岩瀬仁紀投手については何もない。素晴らしいボールは投げていると思うけど、どんなバッターでもねじ伏せるだけの力は失っているという感じなので、剣が峰の場面では使えないんだろう。

・それにしても敗れたとはいえヤクルトの戦いっぷりも見事だった。短期決戦と割り切っているとはいえ、あそこまで動きまくったチームってここ30年でも見たことがないような。それに惑わされず、不動の構えで返り討ちにした落合監督も見事。下手に平田良介選手を下げたり、打順を思いっきりいじったりしていたら、多分、相手の思う壺にはまっていたことだろう。

・さて、「04年から戦いたかったホークス」との日本シリーズ。名実ともにリーグチャンピオン同士の戦いだけど……正直、勝てる気がしねぇ!

・貧打は解消しそうになかったものなぁ。2011年11月時点で世界最高峰レベルの投手へと進化した吉見投手で2つ勝つとして、残りはどうやって勝つのか? 他に信頼できる投手が川井雄大投手(後半戦の安定っぷりは鬼レベル)だけというのは、ちょっと厳しい。

ソフトバンクと中日の戦力差を何かに例えると・・・

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7 名前:代打名無し@実況は野球ch板で[] 投稿日:2011/11/06(日) 21:59:31.34 ID:KG53zWMYO
のび太 vs ジャイアン

19 名前:代打名無し@実況は野球ch板で[sage] 投稿日:2011/11/06(日) 22:05:07.44 ID:PshV35+V0 [2/2]
ロシア VS ポーランド

32 名前:代打名無し@実況は野球ch板で[sage] 投稿日:2011/11/06(日) 22:27:01.40 ID:gecZQ0oh0
王vs大豊

99 名前:代打名無し@実況は野球ch板で[] 投稿日:2011/11/06(日) 23:46:18.73 ID:zGc72lew0
hur*****さん                2011年11月6日 20時55分
私もそう思う255点 私はそう思わない448点       削除/違反報告
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ソフトバンクが勝つのが目に見えてる

糞素人が多いのかそれともソフトバンクが嫌いなのかわからんなww

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チーム打率で見ても「12球団1位vs12球団12位」なのに、そのうえで12球団1位のチーム防御率、盗塁数を誇り、かつ11球団全てに勝ち越した数え切れないほどのタイトルホルダーを擁する近年最強のチーム(しかも、ヤフードームでの試合が4試合)に立ち向かえとはどんなムリゲーだよ! 同じルールで戦うとはいえ、隼vsムスタングくらいの差はあるように思います。

2011年11月6日日曜日

さて、今日は誰が投げるのか?

本当なら今日確実に決めたいところだけど、ケガで抹消してから一度も投げてないエンジェルベルト・ソト投手が投げるのだろうか? ここまでの平常運転振りを見る限り、中3日で吉見一起投手を投げさせて決める! みたいな策はとりそうにないしなぁ。本当なら朝倉健太投手、中田賢一投手、小笠原孝投手あたりがいて、「誰に投げさせるかナ?」みたいな感じで贅沢に悩んでいたはずなのに。

といっても、ヤクルトは精も根も尽き果てた感じで、普通に見ていれば何も怖くはないんだけど、基本ネガティブなドラファンとしては――

「昨日打ちすぎたから今日は貧打で1点勝負だろう」
「となれば吉見一起投手が投げていない限り勝てる保証はない」
「てか、ケガ明けのソト投手or他の投手となれば、どう考えても“2線級”レベル」
「なもんだから今日は初回から4~5点軽く取られて終戦かも」

――みたいな最悪事態ばかり考えてしまうわけで……。

2011年11月5日土曜日

精神的にキツイ負け

これでも数字上は五分だけどね。最後は2h実況板で応援してたけど、主軸が打てなきゃ勝てないよなぁ。といっても、シーズン中からテコ入れしまくった結果の最適解がコレなわけだから、いまさら四の五の言っても仕方ないんでしょう。貧打はいつものことだし、勝ちパターンのリリーフ陣は鬼レベルに凄いということを再確認できただけで良かったということで……って、川井雄大投手の次に投げるのは誰になるんだろう?

野田首相、消費税増税法案成立前の衆院解散否定 信問うのは成立後

ていうか、国内でまとめてからor国内で確実にまとめる公算が立ってから国際公約にするのが常識だよね? なんで、国際公約してから「国際公約したんだから、言うこと聞けや!」ってハナシにするわけ? もちろん国内でまとめる手腕もメドもないから、こういう無理を通そうとしてるんだってことはわかるんだけどさ。

でもね、これで総選挙やって有権者からNOを突きつけられたら――99.9%じゃなくて100%NOを突きつけられるでしょう――、国会で法案をまとめるために割いた時間も労力も、増税を前提に立てた予算案もみんな無駄になるよね。結局、政治空白が長く続く&国際公約が守れなくて国の信用が地に堕ちるだけじゃねぇの。てか、それすらも“人質”にとって「次の政権も民主党に!」とかって世迷言を言おうってわけ? しかも、これだけ大事なことを一度も国民に説明してないとか。

黙ってりゃどうにかなると思ってたら大間違い。年明けには「野田下ろし」が始まってるかもね。

2011年11月4日金曜日

ウサイン・ボルトvs競輪選手

みたいなファイナルシーズンですねぇ。全力疾走しなければ絶対に勝てないヤクルトと、それを横目で見ながら抜き去るタイミングを計っている中日みたいな。といっても、油断していると抜けないまま100mを走り終わっているかも知れないわけで。

ともあれ、8回にヤクルトの代打策が成功(こういっちゃぁ何だけどラッキーパンチみたいなもの)した時点で、「短期決戦お試しモード」に切り替えたんでしょう。結果的に、際どい場面で高橋聡文投手、河原純一投手が使えないということがわかったことは収穫だったんじゃないでしょうか。打てないのはいつものことなので、明日か明後日には打つでしょ。第一、相手の先発投手は中2日~3日で出て来るんだし。経験豊富な石川雅規投手だから中3日でやられたけど、他の投手は慣れてないわけだから。無理したツケは必ず払わされることになるはず……と思いたい。

2011年11月3日木曜日

大番狂わせはないと信じています

エースが投げて、セットアッパーが抑えて、クローザーが締める。例のごとくスコアしか見てないけど、浅尾拓也投手がちょっと不安定だったようで……。まぁ、このあいだまで中4日以上空けたことがなかったんじゃね? ってくらいのペースで投げていたので、単純に投球間隔が空きすぎて試合勘が戻っていなかっただけさ! ポジティブに考えておきましょう。

それにしても吉見一起投手は完全に一皮剝けた感じですね。怖いバッターである宮本慎也選手、調子を上げてきている森岡良介選手に安打を許さなかったところは素晴らしい。初手で完全に封じ込めることで調子を狂わせて、以後の試合で使い物にならないように仕向ける――という落合博満監督のミッションを完全に達成したわけだから。いやホント、頼もしいですよ。

2011年11月2日水曜日

ボージョレ・ヌーボー当たり年の並べ替えにチャレンジ!

いつもいつも挑戦しようと意気込むものの、あまりにも非生産的な作業なので諦めてしまう――というループが続いていたボージョレ・ヌーボーの“本当の当たり年”を探る作業。blogネタに丁度良いハナシでもあるので、今年こそは諦めずにチャレンジを終えたいと思います。

以下、2chコピペより――

95年「ここ数年で一番出来が良い」
96年「10年に1度の逸品」
97年「1976年以来の品質」
98年「10年に1度の当たり年」
99年「品質は昨年より良い」
00年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
01年「ここ10年で最高」
02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
04年「香りが強く中々の出来栄え」
05年「ここ数年で最高」
06年「昨年同様良い出来栄え」
07年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
08年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
09年「ここ50年で最高の出来」

――これをベースに並べ替えてみたいと思います。

まず、過去との比較のない00年、04年、07年、08年は、「かつての当たり年と比較できないほどのハズレだった」と解釈できるので、とりあえず並べ替えの対象からは外します。ランキングでは下位固定です。

そのうえで、95年を基準にコメントを素直に読んでみると、こんな感じになるでしょうか。

・95年「ここ数年で一番出来が良い」:これが基準。
・96年「10年に1度の逸品」:ここ「数年(大きくとっても4年)で一番」よりも上の表現である「10年に一度の逸品」なので、95年より上。
・97年「1976年以来の品質」:77年~96年より上の品質なので、96年より上。
・98年「10年に1度の当たり年」:96年と同じ表現なので96年と同等。
・99年「品質は昨年より良い」:96年、98年よりも上。
・01年「ここ10年で最高」:「10年に1度」ではなく「ここ10年で最高」というところに注意。つまり、90年~00年で最も良いということなので、97年より上。
・02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」:01年より上。95年のハナシは、ここでは措いておく。
・03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」:76年を上回り、かつ、近年(短くとっても2~3年)で最も良い出来ということは、02年より上。
・05年「ここ数年で最高」:03年より上。
・06年「昨年同様良い出来栄え」:05年と同等。
・09年「ここ50年で最高の出来」:58年~08年で最も良かったということで、06年より上。

ここまでのコメントで確定できるのは次の通りです。

・1位:09年
・2位:05年
・2位:06年
・4位:03年

で、問題は基準に置いた95年の出来ですよ。02年のコメント「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」をどう読むか?

02年を基準に置くと――

02年:01年より上。
01年:97年より上。
97年:96年より上。
96年:10年に一度の逸品。
95年:02年と同等。

――となります。ここで確認すべきことは、「10年に1度」と、「ここ10年で最高」の違いなんでしょう。つまり、「10年に1度」という形容詞は、日本プロ野球のドラフトにおける「10年に1人の逸材」みたいなもので、「こりゃスゲー」以外にあまり大きな意味はない、と解釈すべきではないか? ということです。

このように解釈したうえで、ランキングを作ってみると――

・1位:09年「ここ50年で最高の出来」
・2位:05年「ここ数年で最高」
・2位:06年「昨年同様良い出来栄え」
・4位:03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
・5位:95年「ここ数年で一番出来が良い」
・5位:02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
・7位:01年「ここ10年で最高」
・8位:97年「1976年以来の品質」
・8位:99年「品質は昨年より良い」
・10位:96年「10年に1度の逸品」
・10位:98年「10年に1度の当たり年」
・選外:00年、04年、07年、08年

――のようになるのではないでしょうか? といっても、このようなランキングにすると、「ここ数年で一番出来が良いことと、過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄えってのは矛盾してるんじゃね?」とか「01年はここ10年で最高=95年以上なのに、何で95年以来の出来である02年の出来が、01年を上回るっておかしくね?」と突っ込まれそうですが……。