・シーズン2に乗れなかったのは、「政治的に正しすぎるメッセージの乱れうちがウザかった」ことも大きな理由だったりする。
・同性愛者差別はやめよう、いじめカッコワルイ、宗教のおしつけは良くない、人と異なる容姿やコンプレックスなんか克服しよう!……いずれも立派なメッセージだし全然同意だ。でも、声高に言われ続けると、「うるせーよ、わかってんだよ!」といいたくなるもの。
・どのくらいのレベルで↑のメッセージが乱れうちされるかというと、「受験前のダメ息子にかーちゃんが『勉強しなさい』を連呼」するくらいのレベル。そんなことはダメ息子も視聴者もわかってることであって、連呼されればされるほど「知るか! んなこと!」と逆効果になるんだけどねぇ。
・という正直な気持ちにそって、カートの扱いやクインに対するアレについての感想をストレートに書くと“差別主義者”と罵られること必至なので、やめておく。でも、これを見て一つだけ確信できたことは、「手前は100%ゲイじゃねぇな」ということ。どうがんばっても手前にはムリだ。
・文句をつけるのはここまで。見所であるミュージカルシーンは、ことごとく素晴らしかった。向こうで最高視聴率を記録したという『スリラー』のアレや、エイプリルの歌うフリートウッド・マックの『Dreams』(スティーヴィー・ニックスのイメージしかないアノ曲をあこそまで歌いこなすのは凄い)は、PVとして永久保存したいほど良かった。
・シーズン3の放映が日本でも始まっているそうだけど、正直、どうでもいいかなぁ……。てか、『チャック』の続きの方が気になる。こっちは日本語版DVDが来年4月27日発売らしいけど、これを待つくらいなら翻訳サイトと首っ引きで海外版DVD(英語字幕)を見た方が幸せになれるのではないか? と思うほどハマったからなぁ。
・というわけで、今年日本語版が発売された海外ドラマを見ての簡単な番付。
『MADMEN』(シーズン4):◎
『FRINGE』(シーズン3):△
『Lie To Me』(最終シーズン):△
『WHITE COLLAR』(シーズン1~2):○(池田秀一の「無理してシャアに似せない演技」に○)
『CHUCK』(シーズン1~2):◎
『EUREKA』(シーズン1~2):○
『glee』(シーズン2):△
『EVENT』(シーズン1):×(2話、主人公が荒野を走って逃げるところで脱落)
『Dexter』(シーズン5):○
『NIKITA』(シーズン1):△
『FlashForward』(シーズン1):×(2話以降惰性で見るも7話で脱落)
あと、話題作の『V』は未見だけど、オリジナル版はクソつまらなかったので、多分、つまらないか自分にとっては徹底的に合わないと当て推量。
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