ノーアウト1、2塁で三振て……。バットに当てるくらいしてくれよと。まぁ、あの変化球なら振っちゃっても仕方ないけどさぁ。
センター、ライトのレギュラー争いで新人2人(大島洋平選手、松井祐介選手)に二歩くらい遅れをとっている藤井淳志選手のことです。昨日、ようやくオープン戦(9番ライト)に出場。初打席のタイムリーは良かったんですが、二打席目の三振はね……。2~3年目の選手ならどうとも思わないけど、社会人出で5年目でしょう? この辺のところをキッチリやってくれないとなぁ。追い込まれる前に何とかしろと。
まぁ、中日と日本ハム以外であれば、野球を知らなくても「100試合以上出て.300近く打てる俊足、強肩外野手」ってだけで確実にレギュラーになれるんだろうけど。
「好き勝手に伸び伸びとやらせれたらイイのに!」
という声もあるんだろうし、もしかしたら性格的にそういう方が良いのかも知れない。でも、そのコースを歩むということは、多分、同じように身体能力頼りで野球をやってきた新庄剛志を超えることはできないってことでもある。
で、“スター性のない新庄”みたいな、ただの使いづらい外野手――クリンアップを任せるには力不足。トップバッターとしては盗塁ができず、2番におくには小技が効かない――なんて、優勝争いを義務付けられたチームには、さほど必要はないでしょう。
って、たかだか「今年初めてオープン戦に出た選手」に対して、なんでこんなに熱くなっているかっていえば、そりゃ言うまでもなく期待の裏返しって奴です。藤井選手の実力は、どう低く見積もっても確実に二軍レベルは卒業してるんだから。大島選手も松井選手も(場合によっては野本圭選手も)、いっちゃぁ何だけどアテ馬ですよ。ニートみたいに「明日から本気だす」じゃなくて、いま本気だしてくれ。
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