「日本のことを『この国』という奴と、陰謀論をもっともらしく語る奴は信用しちゃいけない。あと、携帯電話は持つな」というのが父親の遺言だったりするのはもちろん嘘っぱちですが、まぁ、手前の信条であることは間違いありません。
陰謀論については、中学三年生までに当時刊行済みの『ノストラダムスの大予言』シリーズと川尻徹博士の怪著『滅亡のシナリオ』、その他、市立図書館に蔵書されていた数多のユダヤ陰謀論本を全て読破。その後、高校一年生になって「あれは全部ウソだよなぁ」と悟りを得て以来、ニヤニヤとスルーできるようになったので問題ないのですが、人知れず誰かが暗殺されたり、誰かが違法な資金提供を受けていたりすることを陰謀というのであれば、それはそれで確かに存在するのだろうということも認めています。
というわけで、昨日、法案を通すためには懐柔せざるを得ない自民党の参議院議員を一本釣りしたうえで、あそこまで国民を舐めきった記者会見――信条を曲げてNHKを見たけど、プレスもがらがらで、途中で中継を切っちゃってたね――をやった菅は、「復興? 訪米? それがどうした! オレは憲政史上の限界を狙う!!」と高らかに宣言したも同じわけで、多分、特例公債、二次補正、再生エネ法の3つが7月中に全部通ったとしても辞めませんよ。てか、そうなったら辞めさせる手がなくなります。特例公債と二次補正が通りさえすれば、少なくとも今年12月末までは復興予算が恙無く執行されるわけで、となれば来年1月まで延々と国会を開かなければいいわけだから。
というわけで、自民党が再度不信任案を提出しなければ、多分、どこかの国が陰謀を企てる――なんてこともあればいいなぁ……と思ったり思わなかったり。
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