昨日、慣れない徹夜――しかも“朝までハンナモンタナマラソン”という、現代日本で考え得る限り最も非生産的であろう過ごし方による徹夜――のお陰で、一日中何もする気が起きず、延々と某動画投稿サイトで『カイルXY』の第4シーズンを見ていたのですが、結局、18:50くらいにおねむな感じになったので、そのまま寝てしまいました。
で、目覚めたのが5:02。10時間超も寝ていたので起きた瞬間からクライマックス状態。寝起きのカフェイン摂取の必要も全くないという状態で、積読本にしていた『天才! 成功する人々の法則』(マルコム・グラッドウェル著。講談社)を読み始めたのですが、著者の筆力が優れていたためか手前がハイになっていたためか、ナナメ読みせずに2時間弱で読了。あまりの面白さに打ちのめされながらblogを書いているところです。
このように感じるのも、多分、グッスリ眠れた&超早起きできたことによって、頭が冴え、ハイになっているからこそなんでしょう。この文章も6時間後に読み返したら「何か書いてんの? コイツ」と思うことは必定とも思います。が、寝起きでこれだけハイになれたことは、多分、10数年振りくらいなので、この感覚をうっすらとでも記録しておくことは大切だろうと思いつつ書いているところです。
で、『天才!』の何が面白かったか? っていえば、まぁ、いろいろとあるわけですが、一番ビックリしたのは「これって軍師が10年前に書いてたことじゃん!」ってこと。そう、「第八章:『水田』と『数学テスト』の関係」のハナシの要諦は、ほとんどそのまんま10年前に兵頭二十八師が書いていたことと同じなんですよ。原著は2008年発売(講談社の本は2009年5月発売)ですからね。どんだけ時代を先取りしてんのかってハナシで……。
ともあれ、ビジネス書というよりは、よく出来たノンフィクションみたいな体裁で、別に成功とかビジネスとか天才とかに興味のない人でも面白く読める軽い読みモノなので、もし手に取る機会があれば、プロローグでも立ち読みすることをオススメします。あと、『カイルXY』は、シーズン3第1話(通算24話)で自主的に視聴を止めることをオススメします(以降はプロム編まではダメなビバヒル白書で、シーズン4はダメダメな4400orロズウェルみたいな感じですから)。
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