1444年1月、新たな国策「新世界の探索」を採用。これにより地図の未踏地(雲の掛かっている部分)にユニットを進められる「探検家(提督)」と「征服者(将軍)」の雇用が可能となる。アフリカや新大陸、インドを見つけ植民地を作ったり、アステカやインカを征服するために必要な国策である。とりわけトスカナのように「南にナポリ、西にアラゴン、北にオーストリア」というスーパーパワーに挟まれ、思うように勢力を伸ばせない弱小~中堅国家にとっては、旧大陸での劣勢を逆転するためにも欠かせない国策なんである。
というわけで早速探検家を雇用。探検家のジャンカルロ・リヴァーニは、採用時の海軍の戦訓が5%以下だったためかスキルゼロ。ともあれ彼を使って未知の海域を探索し、地道に戦訓を積み上げなければならんのでしょう。キャラック2隻を探検艦隊に編成し、西アフリカ沿岸を探検させる。
1446年までにコンゴまでの航路を発見。しかし、スキルゼロのためか陸地を発見できないorz。こりゃたまらん! ということで貯めていた虎の子で新たな探検家を雇う。しかし、探検家カルロ・ブティも機動力1という情けなさ。残るお金は21D。これであと2年は何もできない。
ともあれ1447年には喜望峰を発見。バルトロメオ・ディアスより19年早かった。この年には任期満了による元首選挙がスタート。外交系の候補であるピエトロ・ウリヴェリ・オデスカルキ(行政3、外交7、軍事8)を選出する。旧大陸で大きく動く予定がないので、ここまで出来る元首が出てきてもなぁ。この1/3でも探検家の能力に反映してくれたらなぁ。あわせて国家スライダーを自由貿易に一つ振る。最近、ヴェネツィアでの商売が不振だったので、これで競争力を取り戻してもらいたいものだ。
新たな国策を導入して4年、ついに中央アフリカの国家・ロアンゴに対する植民地征服の大義名分を得る。このゲームでは、大義名分に則って宣戦布告をしないと必ず安定度が2つ下がってしまう。また、和平交渉の際も、大義名分に則った和平案――例えば「貿易摩擦」という大義名分で開戦した場合、交易停止処分の解除に止まらず、相手の土地を割譲させたり属国にさせたりすると悪評がドカンと跳ね上がり、外交上極めて不利になってしまう――を提示する必要があるため、大義名分を得ることは極めて大切なことなのだ。
これによりロアンゴにはいつでも戦争を仕掛けられるようになったので、早速、コグを2隻新調。戦争の際には4隻のコグで4つの歩兵連隊を運び、一気にケリをつけることを決心。1449年に征服者ピエトロ・グリマルディを雇用。彼を歩兵連隊×4からなるロマーニャ軍の司令官に任命。キャラック×4、コグ×4の艦隊に載せ、ロアンゴに進軍。あわせて「植民地征服」を大義名分として宣戦を布告する。
1449年5月、ロアンゴ遠征軍はロアンゴに上陸した。迎え撃つは7299人(歩兵連隊×8)からなるアフリカ歩兵軍団! ほぼ倍の軍勢に対して、旧大陸で最新の武装を誇るメンアットアームズで構成された我が軍は破竹の快進撃。結局、ロアンゴの戦いは当方793名の死傷者に対して、相手方は全滅という圧勝。これで野戦軍全てを壊滅させた我が軍は、4つのプロヴィンスを全て占領。12月にロアンゴ割譲を条件とする和平を飲ませた。本当なら完全併合により4つのプロヴィンスを得ても良かったんだけど、現時点では財政的に大軍を抱える余裕がなく、アフリカで大反乱が起きたら手が付けられなく懸念があったので、あえて港のあるロアンゴだけを割譲させることに。
ここまでやったとことでひとまず打ち止め。止める前にプリントスクリーンをポチッと押したので、以下、1450年5月時点における旧大陸の現況を画像で紹介します。現状について言うと「オーストリアとアラゴンの進行に怯えるイタリア諸国家」といったところでしょうか。
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