準決勝で無念…斎藤、満塁被弾で責任痛感
>「斎藤はきょうの試合に懸けていた。野球人として(会見に)出せる状態じゃないと判断しました。きょうは勘弁してやってください」。榎本監督は涙ながらに敗戦の責任を一身に背負ったエースの胸中を代弁した。
打たれるのはいい。防御率0.00のピッチャーなんていないんだし。負けるのだってしょうがない。でもねぇ、会見拒否はないだろう。周りの大人が気を使ったから? そんなの関係ないでしょ。未成年じゃないんだから。よしんば気を使われたとしても自ら会見を志願すればいいだけのこと。会見でしゃべることなんか「全て自分の責任です」とだけ繰り返していればいいんだから。しゃべる内容じゃなくて、そこに顔を出して肉声を発することだけしか求められていないんだから。
大事な一戦で打たれ、見事に負け、ぶんむくれて会見を拒否する。
この事実を見る限り、大物とはいえないよなぁ。彼のパチモンだった“ハニカミ王子”が「遼くん」と呼ばれる中、彼はいまだに“ハンカチ王子”としか呼ばれないからね。実際、「斎藤」だけではどこの斎藤かわからないし、「佑ちゃん」だって字面を見れば野球ファンならわかるけど、音韻だけでは石原裕次郎だからね。
“ハンカチ王子”の『肉体的才能』はプロに混じれば十把一絡げレベル。『精神的才能』は大したモノかと思えばそうでもない――って見ているけど、まぁ、手前が「大したことない!」って判断したプロ野球選手がみんな大成していることを考えたら、案外良いところまでいくのかも知れない。それでも荒木大輔レベルにまで成長するとは思えないよなぁ。
まぁ、彼があんまり話題にならなくなって唯一良かったことは、出先で青いタオルハンカチを使っても、「あ、ハンカチ王子にあやかってるんですか?」と冷やかされなくなったことくらいかな。アノ夏はこの手の冷やかしが酷かったもの。「こっちはねぇ、15年前から一貫して使ってんだよ! このタイプのハンカチを!」と一々腹の中で毒づきながら意地で使ってたしね。この酷暑のなか青いタオルハンハチを周囲に気にせず使えることは、精神衛生上悪くないことですよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿