2011年2月17日木曜日

練習試合の意味

こんなことに一々突っ込みたくないけど、誰かが突っ込まないと既成事実化してしまいかねないので念のために突っ込んでおきます。

オレ竜サムスンに赤っ恥 右翼転向ブランコ珍プレー連発

これはねぇ……練習試合にボロ負けで不安ってことじゃないでしょ。てか、全ての選手が課題を持って取り組んでいるからこそのボロ負けという結果であって、不安どころか頼もしいくらいの結果ですよ。大体、シーズンが始まったら外国人を3人並べることも、守備に不安のあるポジションに置くこともできないわけで、それを確認&修練するのが練習試合であってね。

「練習試合とオープン戦がアピールの場」ってのも、落合博満監督下の中日では大間違い。少なくとも練習試合がアピールの場ってことは絶対にない。中日のキャンプはレギュラー――3年以上規定打席に到達している野手と3年以上ローテ、セットアップなどのポジションを守っている投手――にとっては「調整」の場だけど、それ以外の選手にとっては「能力向上」の場だもの。だからこそサムスンの練習試合でも下手な変化球は使わずにストレートだけを使ってボコボコに打たれたり、慣れないポジションでエラーをかましまくったわけで。そうやって自らの能力の限界や修正点を見つけることが“落合中日”の練習試合&オープン戦の意義だ――なんてことは、8年も見ていればイヤでもわかりそうなものだけどなぁ。

>たかが練習試合でもセ・リーグの昨年度の覇者のプライドのカケラぐらいは見せないと、韓国球界から見下されてしまう恐れもある。球場にきてくれるファンにも失礼だろう。

シーズンで負ける方がファンに失礼だよ! なんてことをエジリンにいったところで馬の耳に念仏だけどね。

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