2010年12月31日金曜日

トスカナ通信(EU3HttT日記):その1

今年の仕事を全部終え、大掃除も終え、お正月用の食材も買い込み、あとは「ガキの使い」の特番を見るだけ――というところまで用事を片付けたところで、満を持してEU3HttTを始めることに。日がなモニタに向かって非生産的なことに従事できるのは、オンもオフもない自営業といえど「確実に業務関連の連絡が来ない」ときに限られますからね。

EU2ではアイルランド、ホラント、イングランド、ブルゴーニュ辺りで遊んでいたので、今回は内紛と裏切りでぐっちゃぐちゃだったイタリア半島で遊ぶことにする。で、どこでやるのかといえば、「ミラノでは大きすぎるし、ジェノバ、ヴェネツィアも強すぎる。といってもモデナやフェラーラでは為すすべなく負けそうだし……」と算段したうえで、結局、トスカナにすることに。設定は宮廷顧問だけを「史実」にして、あとはデフォルト通り。スタート開始年月日は1429年2月20日。メディチ家中興の祖であるコジモ・デ・メディチが権力を掌握したときにする。

スタート時のトスカナの状況は以下の通り(なお、手前のPCはかなりヘボで、ウィンドウモードでプレイ画像をキャプチャすると十中八九フリーズしてしまうので、プレイ画像は一切ありません)。

●支配プロヴィンス:フィレンツェ、ピサ
●政治体制:貴族共和制
●国策:礼拝の義務化
●安定度:+2
●陸軍:歩兵連隊×2
●海軍:ガレー×2、コグ×2

●国家スライダー
・中央集権+4
・貴族中心主義+1
・農奴制-2
・革新主義-3
・重商主義-3
・攻撃主義+1
・陸軍主義+1
・質重視-1

国策の「礼拝の義務化」がクソなので、他のモノに変えることにする。トスカナといえばメディチ家、メディチ家といえば銀行、銀行といえばお金なので、まずは交易で稼がないことにはハナシにならない。というわけで競争力を10%押し上げる「合理的商慣行」を採用することに。これにより安定度が2つ減ってしまうが、な~に、支配プロヴァンスが2つだけなんだから、すぐにでも回復するでしょ。あと、スライダーは自由農民制に一つ振る。「これで安定度低下イベントが来るかなぁ」と覚悟していたものの、実際には「よりよい管理体制」を引く。ラッキー。この時点で安定度は-1。

3人の商人をリグーリアに派遣するとともに、教皇領のミッション(=フェラーラの支配)の対象となっているフェラーラの独立保障を表明。北イタリアを狙うオーストリアと婚姻関係を結び、ウルビーノからの同盟も受諾することにする。モデナに対しては静観することに。

という具合に布石を打っていたら、早速教皇領がフェラーラに宣戦布告。フェラーラからの援軍要請を受け、1429年5月、フィレンツェ軍(歩兵連隊×2)をロマーニャに派遣する。率いるのはコジモその人。行政9、外交8、軍事8というスーパー元首である。10月には「陸軍を編成せよ」のミッションを達成。11月にはピサ軍(歩兵連隊×3)をローマに派遣する。

1430年3月20日にロマーニャを攻略。ここで教皇領に和平を提案する。条件はロマーニャの割譲。手持ちの兵力がゼロ&ローマを攻め立てられている教皇領には他の選択肢がなく、結局、開始1年強にしてロマーニャを得ることに。これは順調なスタートだ。

で、のんびりしようと思っていたら突然、ナポリがウルビーノに宣戦布告(大義名分ナシ)。同盟相手であるウルビーノの援軍要請に応える形で、なし崩し的にナポリと戦争状態に陥ることに。

南イタリア全土を支配するナポリと、トスカナ、ウルビーノ連合では地力に差があり過ぎ、下手にガチでぶつかり合うとこちらの5連隊(しかも騎兵ゼロ!)がキレイに全滅してしまいかねない……というわけで、維持費を最大に上げたままフィレンツェで穴熊暮らしをしていたら、ウルビーノの独立を保障していたらしいアラゴンが参戦! アプーリアで両軍が大激戦している隙に全軍でアプルツィに進軍。アラゴンにボコられたためかナポリ軍が攻めてくる気配は一切ない。

結局、1432年4月12日にアプルツィを攻略。ここでイピロスの解放、教皇領との同盟破棄を条件とした和平案を飲ませる。これで威信も3アップ。何というか恐ろしいくらいに順調に事が運んでいるなぁ。9月には「花の32年組」イベントが起き政務官が1人増える。これを受けてフィレンツェで土地改革を決行する。

ここまでやったところで1時間半くらいたったのでひとまず終了。

当面の目標は――

・陸軍の扶養限界が「7」までアップしているので、騎兵連隊を2つ作る。
・現在のミッション「教皇領より強力な海軍を作る」の達成を目指す。
・地続きのシエナ攻略に向け、同盟、婚姻関係を見直す。

――といったところか。中長期的にはフランス、オーストリアに対抗するため他のスーパーパワーとの連携も考えなきゃならないだろうけど、当面は中部イタリアでの覇権確立と来るべき探検に向けた海軍を整備すべきだろうなぁ。

0 件のコメント:

コメントを投稿