昨日のエントリについて、とある方から「ボブ・ホーナーより格上の選手なのに成功しないと思うの?」と指摘されたことへの返答です。
ボブ・ホーナーの凄さは、MLBがまだ26球団でレベルが高く、加えて現役バリバリのときに来日したことにあって、NPBで例えるなら、「華のない原辰徳」か「キャリアハイを記録した小早川毅彦」クラスの選手が、イタリア球界に渡ったようなもの。それに比べると、今回のアンドリュー・ジョーンズは明らかに落ちる。日本球界で例えるなら、贔屓目に見て「晩年の大豊泰昭」クラスってところじゃないかなぁ。
あと、これは手前の偏見かも知れないけど、アンドリュー・ジョーンズって、技術に優ったタイプというよりは、どちらかというと身体能力任せに野球をやっている選手(=新庄剛志タイプ)でしょ? 磨き上げた打撃技術を持った選手であれば、年齢に関係なくヒットを打てるけど、身体能力任せに打って守ってきた選手ってのは、どんなに鍛えた人間でも必ず経験する「32~34歳くらいにドカンと来る肉体的な衰え」の影響で、打撃も守備もみるみるうちに劣化するものだからね。なので正直、あんまり大きな期待はしない方がいいと思うのですよ。
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