以下、睡眠不足で頭痛気味なアタマで思いついたことをつらつらと書いたものです。
・選挙期間中に思いついたけど書けなかった陰謀論。北朝鮮の弾道ミサイル発射は、アレは日米との関係強化を目指す金正恩の陰謀なんだよぉ~! 対中強硬派に恩を売ることで、遠交近攻の図――中国、韓国を牽制して、中国主導の統一を阻むために、日本、米国との関係強化を図る。目的は当然現状維持であり金王朝の存続――を一歩進めたかったのだ!!
・原発に対する世論。これはもう決まりきったことで「原発存続」。もちろん中長期的には脱原発を図るべき、というのは全国民が望んでいることだろうけど、少なくとも当面のあいだは安全に十分留意しながら既存原発をフル稼働させて、やすい電力を供給してくれ――というのが、今回の総選挙で得られた答えでしょう。
・2chで見たNHKの番組のキャプチャーによれば、総選挙の最大の争点は「景気回復・雇用確保」で、全体の半分近くだったそうな。これはまぁ、本当のことでしょう。で、景気を回復させ、雇用を確保するためには、どう考えたって安い電力が安定的に確保されていることが絶対条件になる。こんなことは中学校卒業程度の学識と1年以上の社会人経験があれば誰でも理解できることであって、つまるところ民意は、「景気回復のために原発を動かせ!」ってことにあったと。
・で、この民意が見えない人は、例外なくイデオロギーに害されていて、見たいものしか見ないし、見たくないものは見ていないから、↑のような当たり前のことを理解できんのでしょう。これは“9条信仰”と同様の「お花畑な社会主義者」特有の病。
・小沢の神輿が偉そうな口をきいている件について、2chで見た素晴らしいレス。
>5 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/17(月) 22:09:39.04 ID:0AVLBmbx0
だまれ9議席
・小沢の手法って中選挙区制に特化された技であって、小選挙区制の下では必ずしも効果的なわけじゃないのよね。タレントを担ぐのも、票の読み方も、重点地区の絞込みも、中選挙区制の下であれば全部大きな意味があるけど、勝者総取りの小選挙区制の下ではそこまで効果的じゃない。9議席という結果は、その大きな証拠。
・加えて小沢の下位互換……というか小選挙区に最適化された互換機であるところの橋下(そういえば小沢と同じくらいジジ殺しの技にも長けている!)が「突然の解散」という逆風を跳ね除けて50議席以上とっちゃったから、もう、元祖の出る幕はないでしょう。
・そう、あらゆる意味で小沢の正統な後継者である橋下が出馬するであろう、次の参院選こそが問題。現時点で第三極の動向は、「維新と太陽」or「維新とみんな」の二者択一で統合っぽくなっている。もし、この構図で第三極が統合されるなら、「維新と組まなかった方」を第三極の旗手にするのがベターだと思う。
・でも、来夏までには時間があるので、結局、「維新、太陽、みんな」の野合になる可能性も十分あり得る。こうなったら「第三極への期待=小沢民主党への期待」と同じようなものであって、まぁ、応援しないのがベターだと思う。
・あ、考えられる最悪の構図は、「維新と太陽、みんなと民主の野合」だけど、これはさすがにないか……。ともあれ、来夏の参院選については、「民主党の復権阻止」「橋下の勢力拡大阻止」のために、イヤでも自民党を応援! というのがベターなんじゃないか?
・なんでそこまで橋下を毛嫌いするのかって? いやぁ、同じような人物が総理大臣になってひどい目にあったばかりじゃないですか。「小沢一郎の権勢欲と菅直人の無能を足しっぱなしにしたような総理大臣」になるであろう人物に、何を期待しろっての。
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