成人したグウェン1世がまず初めにすべきことは何か? 言うまでもなく嫁探しですよ嫁探し。今回はウェールズ北部にデンと構えるグウィネス公爵領を狙うべく、公爵配下のペルフェドゥラット伯爵の娘(14歳)を娶ることにする。正式な婚姻は16歳になってからなので、その間に公爵領の相続法変更に着手する。
現在の相続法は「準親族相続制/分割相続制」というもの。大雑把に言えば、「現君主の男児/女児→親族の男児/女児」という順番で優先的に相続でき、かつ、称号や領土が複数に及ぶ場合には、「一番重要なものを最優先者が相続し、それ以外は分割」して相続するということになる。現時点では称号はテハイバース公爵、領土はダベッド州のみなので、現行法でも問題はない。しかし、領土が広くなってくると、カール大帝がフランク王国を3つに分割したように領土をバラバラに相続させなければならない。
これでは王国作りもままらないわけで、とりあえず「分割相続制」を「長子相続制」に改めることにする。これにより「現君主の最年長の男子(いなければ女子)が、全ての称号と領土を相続する」という形に改まった。
そうこうしているうちにペルフェドゥラット伯爵の娘・ブランウェン嬢が成人。正式に結婚する。彼女はペルフェドゥラット伯爵領の後継者なので、このまま両親が物故すれば自動的にグウィネス公爵領の一角を獲ることができる。仮に伯爵に男子が産まれれば継承順位が下がってしまうけど、伯爵が48歳、その妻が46歳だから男子が生まれる可能性は0.01%くらいしかないので、まぁ、濡れ手で粟は間違いないところ。ブランウェン嬢自体も憤怒以外のマイナス特性は持ってないので、スペック的にもまずまずだ。
さて、これで本格的に動くための準備は全て整った。あとは、子どもを一人作ったら、デハイバース公爵領の慣習的要求権を主張して、ウェールズ南部にある2つの伯爵領に戦争を仕掛けよう!
というわけで、娘が生まれた翌4月。軍を動かすにも丁度良い季節ということで、お隣のグラモーガン伯爵領に宣戦布告。大義名分は「デハイバース公爵が歴史的に領有権を持っている土地なので、いますぐ我が傘下に入りなさい」。ここまでに貯めに貯めた金貨300を使って傭兵軍団を招聘。彼らに伯爵領の占領を任せるとともに、直轄地から320名の兵力を招集。本領で伯爵軍を迎え撃つ。防戦&多数&天才的な指揮のお陰で、伯爵軍を難なく撃退。グラモーガン伯爵領の城、町、司教領を傭兵軍団が陥れ、開戦から1年後、これを屈服させる。
このまま傭兵軍団を解散させるのでは費用(金貨75も掛かる!)がもったいないので、すかさずもう一つ隣のグウェント伯爵領にも宣戦布告。以下、↑とほぼ同じような経過を後、これを屈服させる。
これにより我らがグウェン1世はウェールズ南部を占めていたデハイバース公爵領全てを手中に収めることに成功。次に狙うはウェールズ北部でブイブイ言わせているグウィネス公爵領、2つの新州区が魅力的なグウィネズ本領しかない。これを直轄地にするためには、どうしても要求権を捏造するしかないので、グウェン1世が使える1回の要求権捏造は、ここで使うことにする。
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