2011年4月2日土曜日

再来年の大河ドラマは「野口英世」でいいんじゃね?

兵頭二十八師が冗談半分で以下のような提言をしています。

>※全国で「福島」と名の付く自治体は、早急に改名手続きに入った方がいいだろう。しかしNHKは次の大河ドラマを「福島正則」にせよ。

大河ドラマで地域振興というのは、『天と地と』くらいの頃から本格化してきたと記憶(ソースなし。うろ覚え)しているんですが、『ためしてガッテン』の料理特集と野球中継以外は碌なコンテンツを作らないNHKがやることとして、「福島県を舞台にした大河ドラマを作る」というのは悪くない一手と思います。

で、このアイディアをもうちょっと発展さると、来年の平清盛の後は、「相馬盛胤、義胤の二代記」にすべし! ということになりそうですが、さすがに相馬家で1年持たすのは無理でしょう。それなりにドラマチックではあるし、伊達政宗はもちろんのこと、豊臣秀吉、徳川家康といった超メジャーところも出てくるとはいえ……ねぇ。

というか、福島県の地域振興を考えて大河ドラマ化するのであれば、野口英世しかないような気がします。個人的には坂本龍馬と並ぶ「The 過大評価」な偉人なんですが、薩摩藩のパシリでしかなかった坂本龍馬よりも遥かにエライ人であることは確かなので、大河で1年やる価値はあるといえるでしょう。

それに大河ドラマみたいに、子どもからジジババまで見るようなコンテンツでは、誰でも大筋のハナシは知っていることが肝要ですから。その点、野口英世であれば、「拳がくっついてさぁ大変!」とか「寝ずに実験しまくりでsugee!」とか「何はともあれ母ちゃんが大事」というように、日本人であればだいたい知ってるエピソードがてんこ盛りですから。

追記:いつ読んでも予想を裏切り期待を裏切らない兵頭二十八師の『正論』連載。5月号は、MIL短、放送形式、告知板で書いていた原発問題について、素晴らしくソフィスティケートされた文章で書ききっています。5月号に限っては、兵頭ファン以外の人も必見の内容です。





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