2011年3月31日木曜日

責任を取る以外にどんな仕事があるのか?

政治家の仕事なんて、結局、コレに尽きるんじゃないの? 細かいことや実地での活動はスタッフがやることであって、有権者からの票をたくさん集めただけの人――民主主義国家であれば、これこそが一番大変なことであり価値があるものの、一個人の能力の高さを保証するものでは全くない――がやることは、「やるべきことの優先順位をつける」「優先順位の高いモノから実行するように指示する」「指示した結果の責任を一身に受ける」ことでしょ?

飯舘村に避難勧告を=IAEA

原発事故現場から30km圏の“避難推奨勧告”と同じで、「下手に決断して、あとで補償とかいうハナシになったら厄介だナ」みたいな小賢しい考えから、大切な決断を先延ばしにしていることが明らかだからねぇ。

最近、若者が右傾化してきたとか、軍靴の音が聞こえないのか? とか、ネトウヨが氾濫しているとか言われてますが、これは単純に常識的な人が増えてきただけでしょう。2011年現在において「民主党はダメ」って意見は、思想的な対立事項に関わる問題ではなくて、単なる“常識”だもの。それに、戦後直後の「日本を真っ赤にしてしまえ!」という気概のあった社会主義者には、一種のカリスマもあったんでしょうけど、いまの民主党の面々のような“お茶の間社会主義者”には気概も魅力も迫力もないしね。反民主党的な言動をとったからといって、右傾化しているとはいえないと思うけどなぁ。だいたい本当に右傾化していたら立ち上がれ日本があそこまで立ち枯れたり、維新政党新風が一議席もとれないなんてことになるわけないじゃんよ。

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