2010年9月1日水曜日

で、小沢の後は誰がやるの(笑)

①菅負ける→即、解散総選挙――菅党、小沢党、みんなの党、自民党が拮抗するカオス状態?
②菅負ける→小沢総理誕生――前原派、菅派大粛清。小勢力なので党を割るに割れない?
③菅負ける→総理・代表分離――小沢代表、菅総理。要職は全て小沢派。菅は操り人形?
④小沢負ける→来年度末、内閣不信任に賛同→菅総辞職。小沢派の誰かが総理に?
⑤小沢負ける→来年度末、内閣不信任に賛同→解散総選挙。菅党、小沢党劣勢?
⑥小沢負ける→党に止まる――一部要職に小沢派。菅は小沢派懐柔に回る?

出来レースだとすれば⑥が穏当だろうけど、小沢は重要局面では一度も下手なブラフをかまさず、足して二で割る妥協もしたことがない――都知事選も経世会分裂も新進党分裂も自自公連立離脱も、小沢の交渉相手はみんながみんな「あれはブラフ」「落とし処はココ」と思って交渉していたら、「本気だったのかよ……」と後悔することの繰り返しだった――ので、多分、本気で戦うつもりなんでしょう。

で、ガチで戦うとなれば⑥案では収まらないだろうから、結局、ここ1年くらいで政権運営に重大な支障が出てくる可能性が高いってことなんでしょう。もし、来年春までに解散なんてことになったら、自民党もみんなの党も政権交代できるだけの体制も支持も集められないだろうから、いずれにせよ社会主義陣営が政権を保持し続けるってことになるのかなぁ。

このまま小沢が勝ったとすれば間違いなく民公連立に奔走するんだろうけど、ガチで戦った後となれば、「民公連立はまかりならん!」なんて大義名分で前原派、菅派、野田派、岡田派が党を割って解散に追い込みかねないしね。彼らは100人に満たないし、抜けたところで議席的には問題ないかもしれないけど、民公連立を有名無実化するには十分な数だものね。

追記:それにしても政治評論家って凄いね。みんながみんな「菅・小沢対談をするということは、小沢は出馬しない!」だもの。小沢の出馬表明の4時間前に「100%ない(キリッ」なんて言ってた奴もいたし。今年の夏を「冷夏になる!」って断言した気象予報士よりヒドイ。

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