先日、「ガッテン流辛くないとうがらし」を作ってみてヒドイ目に会ったわけですが、そのとうがらしを料理酒(200ml。アルコール度数15℃)に漬け込んで二日。冷蔵庫から出して、酒を抜いて、キッチンペーパーで水分を拭いて、タッパーに入れて一晩置いておいたモノをさっき齧ってみたのですが……。
やっぱり辛かった。といっても、このあいだのような舌が麻痺するほどの辛さではなくて、フライパンで焼いて辛味を飛ばした豆板醤くらいの辛さでした。お子様に食べさせるのは勧められないものの、辛いモノ好きな人であればいくらでも食べられるくらいの辛さにはなっていると思います。
ここまでやってみて確信したことは「ガッテン流のやり方では、多分、辛さを大幅に抜くことは難しい」ということ。確かに乾燥とうがらしそのままよりは何十%かは辛さは抜けているんでしょう。それでもホワイトリカーに2~3時間程度漬け込んだくらいでは、少なくとも手前のような辛味がニガテな人間――辛いカレー『LEE』は10倍でも厳しく、日本橋の辛いカレー屋さんである「印度風カリーライス」のカレーを完食できなかったくらいの辛さ耐性――には耐えられないくらいの辛さが残ってしまうということ。ホワイトリカー300mlでやってみたり、S&Bの鷹の爪ではなくて他社の乾燥とうがらしでやってみれば結果が違っていたのかも知れませんが、「ホワイトリカーで3時間、料理酒で2日間漬け込んで」も結構辛かったですからね。
これから「ガッテン流辛くないとうがらし」を作ってみよう! と思っている方には、「漬け込んだ後の味見は、慎重に慎重を期すべし」とだけ言っておきます。
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