●基本データ
・書名:『戦記が語る日本陸軍』
・著者:宗像和広
・発行:銀河出版
・初版発行:96年5月15日
●目次
◆第一章:総合戦史を読む
◆第二章:日本陸軍の大要を読む
◆第三章:個別戦記を読む
◆第四章:兵科・戦術を読む
◆第五章:米英側から読む
◆第六章:軍閥・軍人を読む
◆第七章:支那事変を読む
◆第八章:陸軍航空を読む
◆第九章:陸軍兵器を読む
◆第十章:海軍その他を読む
●兵頭二十八コラムの見出し
◆誤訳戦記とホンダの空冷エンジン(29p)
◆「烈風があったなら…」~戦後もっとも支持された虚構(41~43p)
◆旧軍航空隊が活躍する戦後マンガ(72~76p)
◆日本の戦争映画が娯楽にならない理由(90~94p)
◆輸入できなかった“正統派”戦略論(122p)
◆戦後の軍歌はなぜつまらないか(140p)
◆「if戦記」と「近未来戦」小説ブーム<1>(153~155p)
◆「if戦記」と「近未来戦」小説ブーム<2>(172~173p)
◆ビジネス書のタイトルが示す“日本型組織論”の盲点<1>(192~194p)
◆ビジネス書のタイトルが示す“日本型組織論”の盲点<2>(207~209p)
――陸軍兵器本でコンビを組んでいた宗像和広氏の著書。兵頭師は章末のコラムを担当している。なお同書の内容は、「本書は日本陸軍に関する軍制・戦史・兵器解説の中から主なものを選び出し、そのダイジェストないしは成立過程を紹介するもの」(3頁)とあるように、岩波新書から洋書までを幅広く紹介したもの。巻末の戦記・戦史一覧(1945~1995年までに発刊された1100点超の書籍タイトルを網羅)も素晴らしい。
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