2012年6月8日金曜日

なぜ、長嶋は右のホームランバッターばかりを獲ってきたのか?

松井清原高橋 ←何で清原なんかが4番なんだよ・・・

答えは「長嶋茂雄が王貞治に抱く強迫観念の産物」でしょう。↑のような並びで言えば、常識で考えて松井秀喜選手の4番以外あり得ない。でも、松井選手ってのは「高卒で左のホームランバッター=王貞治の再来」だからね。つまるところ松井選手を4番に置くってことは、長嶋自身、現役時代に打率以外ほとんど全ての数字で王に負けていたにも関わらず、人気だけで4番を打たされていたことの間違いを認めるってことでしかないわけで。

「そんなことは断じて認められない! 巨人の4番は王じゃない、オレだ!!」ってことを証明したくて、広沢克己、落合博満、清原和博、江藤智という「右の4番=長嶋の代替物」を連れてきて、数字面では松井選手に劣るにも関わらず4番を打たせてきた――っていうのが本当のところでしょう。

長嶋が王に抱く根源的な恐怖(=強迫観念)がなければ、松井選手は落合退団のタイミングで4番に昇格し、高卒で左の安打製造機候補だった清水隆行も、対左投手の成績の方が良いにも関わらず、「左投手だから起用しねぇ」「おい柳田!」みたいな理不尽な起用をされずに伸び伸びと野球ができて、二人とも巨人で大成していた可能性が大であったのだ! という妄想を書き連ねている手前はもちろん、王選手――手前にとって王貞治は、「王監督」とか「ワンちゃん」ではなくて「王選手」であって、つまるところ「ケンちゃんラーメン新発売」と同じように「王」と「選手」は不可分ってことです――と清水の大大大ファンでした。まぁ、おっさんになって人格が丸くなってからは長嶋の凄さも認められるようになったんだけどさ。

0 件のコメント:

コメントを投稿