2012年11月19日月曜日

『glee』シーズン3を完走しての感想:その2

・最も良かったのは序盤。vsトラブルトーンズ(glee対決)、vsスー先生(議員選挙)、シェルビー(イディナ・メンゼル。手前的に超どストライクな美熟女!)vsクイン(子どもの取り合い)と、大きなストーリーラインだけも3つあり、それぞれが絶妙に絡み合って地区大会まで突っ走っていく感じは、全篇通して単調に感じたシーズン2には見られなかったもので、実に良かった。

・で、地区大会から州大会までの中盤はというと……序盤ほどのドラマ性はないものの、クリスマス及びマイケルジャクソン、サタデーナイトフィーバーのエピソードの出来が良く、結構楽しかった。

・クリスマスepはありきたりな展開といえばありきたりだけど、最後に『Do They Know It's Christmas』を持ってこられてはねぇ。MJepは初手に『Wanna Be Startin Somethin』が来た時点で全面降伏。ただ、『Man In The Mirror』については、ミュージカル俳優らしい歌い方(=英語の発音をハッキリさせる歌い方)に違和感があってどうも……。正直、大泉洋のモノマネの方がMJの魂を継承していると思いますですよ。

【ニコニコ動画】大泉洋のマン・イン・ザ・ミラー

・サタデーナイトフィーバーepは、シーズン3全体を通して一番楽しかった。何が楽しいってシュースター先生の芸達者ぶりと、ディスコダンスで顕になった「真のダンサーの実力」を眺めること。シーズン3ではシュースター先生があんまり歌わないので、ここで大活躍するところが見れて大満足。

・それにしてもダンスの実力は本職>ブロードウェー出演者>俳優という序列がハッキリあるものなんだねぇ。普段のダンスではよくわからなかったけど、ディスコダンスを見たら、動きのキレやポーズのとり方、他人との間合いのとり方etcで歴然とした差があることを再認識。

・終盤は、全国大会&卒業に向けてのハナシだから面白くないわけがない。全国大会終了後のステージとか、卒業式から最終シーンまでの流れとかは、3年間見てきたからこそグッと来るものがある。というか、最終回のスー先生とクインの下りでは、恥ずかしながら涙が出そうになった。

・不満とまでは言わないけど、残念だったのはエイプリル(=クリスティン・チェノウィス)が出なかったことかなぁ……と、文句を書いていくときりがなくなるので、強引にここで打ち止め。『glee』について、手前の中では「オリジナルメンバーが全員卒業できて良かったじゃん。夢を追い続ければいいじゃん」(福山雅治風に読もう)という感じで処理し終わったので、シーズン4については、少なくともレンタル解禁日に借りることはないだろうし、blogで感想を書くこともないと思います。

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