2012年11月21日水曜日

今の時代、怒りといえば「撤退」でしょ?

スタローン「ランボー続編」に意欲

手前が思春期の頃にスクリーンで見て大興奮した――皮肉でもネタでも何でもなく、純粋に面白く感じ血沸き肉踊った――『コマンドー』や『ランボー2 怒りの脱出』みたいな撃ちまくり殺しまくりのアクション映画って、FPSゲームが老若男女にまで浸透しちゃった今の時代には需要がないんだよなぁ。

要するに健全な男子であれば一度は思い描く、「あ~機関銃をぶっ放して周りの奴らを皆殺しにしてみてぇ~」(=トッド・ソロンズ監督の『ハピネス』で、ショタを患っている中年男の妄想シーンを参考のこと)という“不健全”な願望を、スタやシュワがスクリーンの中でオレの代わりに叶えてくれるからこそ面白かったわけで。

いまやこの“不健全”な願望も、モニターで赤の他人を相手に思う存分叶えられるんだから、『ランボー』の続編を作ったとしても『エクスペンダブルズ』シリーズを超えることはできないんじゃないかね。てか、スタローンの脚色スキルの高さは誰もが認めるところなんだから、ここは一つ、初代『ランボー』やその系譜を継いだ『アポカリプト』みたいな大苦難→雌伏→反撃→苦い勝利という王道プロットを用いた正統アクション映画を撮ってもらいたいなぁ。

「Call of Duty: Black Ops 2」が発売後24時間で5億ドルの売り上げを達成。歴代最高,4年連続トップ,エンターテイメントジャンル史上最高







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