2012年5月30日水曜日

共産党、公明党、吉本興業

最近の生活保護不正受給問題についての立ち位置という共通項で括れば、こうなるってことなんでしょうね。えっ、どういうことかって? 最後まで言わせんな恥ずかしい。

ともあれ、彼らとは対極の位置にある片山さつきの言い分&やり方は、下品とはいえ圧倒的に正しい。で、元財務官僚の片山としては、次の総選挙までに――

生活保護の諸制度を全面的に見直します! で、そのくらいムダも省いたんだから、消費税増税してもいいっしょ?

――という具合に、消費税増税を隠すワンイシュー選挙にしたいんでしょう。こうなれば生活保護財源の多くを厚生労働省から財務省直轄に移せて一石二鳥! アテクシって何て賢いのかしら……という夢を見たのさ。

以上、陰謀論っぽい与太話を思いついたので、ついカッとなって書いてしまいました。反省? してませんよ!

あと、ブラックマヨネーズの吉田とかいう人について。

カルビーがブラックマヨネーズのCMをサイトから削除 吉田の「食物連鎖の一番下の人♪」不謹慎ツイートが原因?

とある芸能人が、「私にはサインや握手を断る人の気持ちがわからない。ファンに握手しながら、『この彼が私のベンツ、あの彼が今夜のドンペリのお代になってくれる』と思えば、とても断ることなんてできない」というハナシをしていたと聞いたことがあります。多分、この人の本音は「ファン=食物連鎖の一番下の人♪」だったでしょう。同時に、世間一般の皆々さま(=B層)から間接的に金を貰い、おまんまにありついているという事実も十二分に認識していたからこそ、“営業時”には笑顔でサイン&握手もしていたのでしょう。なお、芸能人にとっての“営業時”は郷ひろみ曰く「24時間365日」です。

と考えれば、ブラックマヨネーズの吉田とかいう人のやったことはいかにもマズイ。結局のところ彼は、契約上は自営業者であったにしても、実際上は吉本興業の社員でありサラリーマンだったってことなんでしょう。つまり、直接カネと仕事をくれる吉本興行への“忠義”はあっても、本当の金主であるスポンサーやB層には思い至らなかったと。

もしかしたら吉田氏は「自分は漫才師としての芸があるから、ファンに阿る必要はない!」って考えているのかも知れないけど、それが間違いであるってことは、適菜収先生の『ゲーテの警告』及び『ニーチェの警鐘』を読んでいれば正しく認識できていたのになぁ。B層には芸の違いなんて認識できないってこともちゃんと書いてあるのに。



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