【党首討論詳報】(2)「愚かな総理かもしれません」と首相
この人は一体何を言ってるのだろうか? 文字起こしを見てもいまいちわからない。
「確かに、ワシントンポストのいわれるように、私は愚かな総理かもしれません。それを、昨年の12月において、もし、『エイヤ』と、辺野古という場所に新たな普天間の移設先を決めていれば、どんなに楽であったか、はかりしりません。そしてそのことでオバマ大統領との間で、日米関係が一見、良くなったようにみえたかもしれません」
・もともと約束していたことを履行するだけだから、日米関係が良くなる、悪くなるって話じゃないでしょう。良好な関係が維持されるってだけのことだ。
「しかし果たしてそうでしょうか。私はそうは思わなかった。決して、愚かだったから、愚直だったから、あるいはそうかもしれません」
・これはその通り。ちゃぶ台を返したのは愚かな判断だった。
「しかし、結果として辺野古の海、果たして工事が進んだでしょうか」
・??? A:現行案で行く→工事は進んだだろう。過激派が妨害しても、粛々と進められていた可能性が極めて高い。B:現時点で工事が進んでいない→君が約束を破ったからだよ。……で、どっちの話をしてるんだ?
「私は結果としてあと数年間、何も動かなくなる。結果として日米関係が一見よくなったにもかかわらず、結局は日米安保、おかしくなったね。あの結論、間違いだったじゃないか、そのようにいわれたかもしれない」
・?????? これは……。最大限好意的に読むなら、「現行案履行→どういうわけか工事が進まなくなる→約束は守ったから日米関係は損なわれないけど→結局、どういうわけか工事が進まなくなってしまった結果→日米関係は悪化してしまうことになるはず」ってこと? でも、大前提として「現行案で行く→工事は進んだ可能性が高い」わけだから、この話自体成立しないでしょう。
「私はだからこそ、沖縄の県民の負担をできるだけもっと少なくしていかなきゃいけない。今日までの沖縄の皆様方の大変なご負担を考えたときに、少しでもそれを和らげることができた、愚直にそう思ったのは間違いでしょうか。私は決して間違いだとは思っていない」
・ちょっとまて、少なくとも今日時点で沖縄県民の負担は和らいでないぞ。まだ、普天間に基地があるし、移転も決まってないじゃん。
「私はその思いの下で、オバマ大統領に核セキュリティーサミットの時に、むしろ、私は日米安保を大事にしたい、日米同盟というものを大事にしたい、日米同盟というものをさらに維持発展していきたい。そのためにも、沖縄のみなさんの負担をもっと軽減させる道はないか。今、その思いで努力をしているところである。そのことが結果として、日米安保の将来にとってもいいことになるはずだ。だから、5月末までに必ず私として責任を持ちますから、だからぜひオバマ大統領にも協力を願いしたい。そのことを10分間、わざわざオバマ大統領が核セキュリティーサミットワーキングディナー、冒頭の時間を鳩山に与えていただいて、そのことを申し上げたところでございます」
・要するに、「オバマ、ボールはオマエに投げるから。あとはよろしくな!」って言ったってこと? こんなの真に受けるわけないじゃん。ボールはまだアンタの手許にあるんだよ!
全部読み込んでみようと思ったけど、最初のページで挫折OTL。てか、常習的嘘吐きの話から何がしかの真実を拾い集めようという作業自体が虚しいね。5月末には、「今年の5月末と誰がいいましたか?」とか言い出しそうだし。
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