・加藤コミッショナー 知ってて放置 飛ばない統一球は基準未満
>統一球は反発力係数の目標を基準値の下限に設置。製造に当たって生じる誤差(公差)を0.4034~0.4234の間で認めていた。厳密には、公差の下限内に検査結果は収まっているから規則違反とはならないが、あまりに低い数値だった。
つまり、ピンポイントで公認野球規則の下限を狙っていたということね。しかも、最初からルールよりも0.01低い「違反球」が出る可能性を許容していたと。
>NPB・井原敦事務局次長は「0.413をポイントで狙うと下ブレする厳しいデータは出ていた」と説明。下限に近づけようとすると、どうしても基準値の下限を下回るという。
ボールには牛革以下の有機物を使うんだから、鋼鉄を使う自動車部品なんかと違って公差が大きくなるのは当然のこと。その公差として0.01を認めていたのであれば、下限より0.01ポイント高めの0.4234を基準に製造することを指示するのが理の当然。この指示の下で「違反球」が納入された時点で、初めて「ミズノが悪い!」となる。
>製造するミズノ社にNPBとして目標値に近づける努力を求めていたが、加藤コミッショナーは反発力係数の変更などの改善には「朝令暮改はしない」と徹底的に拒否。検査結果については「(基準値を)下回ったのは反省したい。ただ、ボールは生き物でピタリと(数値が)一致しなかった」と、ひたすら弁明を繰り返した。
一昨日、昨日に書いたことそのまんま。これが真実なら、ハナっから公認野球規則を破る気マンマンな「違反球」の製造を指示した加藤良三が悪い。
この問題の本質は――
・統一球は「違反球」だったこと
・「違反球」を作らせたのは加藤良三であること
・このルール違反を2年間隠してきたこと
――の3つにある。
ミズノのコンプライアンスの問題――出入り業者として強く出られない苦衷はわかるし、厳密に民法及び刑法を犯しているわけではないが、それでも自ら告発すべきだった。それによりNPBとの関係は断絶するかも知れないが、企業としてのブランドイメージは保たれていたはず――や、“飛ばないボール”で成績を左右された選手の生活権の問題なんかも大事ではあるけど、この問題の本質ではない。↑の3つの問題こそが本質であって、もしこれが真実であるならば、NPBにとっては黒い霧事件以来の不祥事といえる。何しろ現役のコミッショナーが率先してルール違反を指示し、これを隠蔽していたんだから!
ともあれ手前は、韓国は仏像を返還すべきであると思う。
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