・ゲーム紹介:よりダークかつシリアスになったシリーズ最新作――Call of Duty:World at War
つまるところ、「米兵として南太平洋から沖縄」、「ソ連兵としてスターリングラードからベルリン」までを転戦するFPSですよ。なんで戦う相手は日本兵とドイツ兵。人によっては「自分の爺ちゃんかも知れなかったキャラ」を撃ち殺すことに抵抗があるのかも知れませんが、所詮フィクションですからね。手前は全然気になりませんでした。
で、いま難易度Hardend――Veteranでやり通すほどの実力&根気のないヘタレであるものの、Normalではヌル過ぎるんですよ。ええ――で沖縄の日本兵と戦っているんですが、マキン環礁やペリリュー島と違って草深い地でのバンザイアッタクは鬼畜(>_<)。
*ブラウニングM1919を腰だめで構えながら、日本兵のバンザイアタックに脅えるの図 |
どこに敵がいるのか? どこから撃ってくるのかが全然わからない。もちろん何度も死に続ければパターンがわかってくるので、あと何回かやればクリアできることは必定なんですが、やっぱり初プレイの手探り状態でこういう緊張を強いられるのはイイね。てか、ここまで来るのに軽く100回は死んでるし(「一発食らったらアウト」で換算すると1000回は死んでるかな)。
といっても本当の戦場では、顔の見える距離で打ち合いすることなんてないし、そもそも相手の顔が見える場所に歩兵に送り込むことすらしない――徹底的な準備砲撃で“原始時代”に戻してから、ゆるゆると行軍。途中、散発的な抵抗があったら滅多やたらに打ちまくって沈黙させる――ので、戦場気分を味わうもクソもないんですが。まぁ、「オレが放り込まれたい戦場フィクション(=映画で言えば『ランボーⅡ』であり『コマンドー』)」の一つとしてFPSを楽しんでるので、楽しむ以上はこういった“お約束”を受け入れた方が得ですからね。
それにしても『CODWaW』に出てくる日本兵は、戦争フィクション史上最強でしょ。数々の映画、ドラマ、マンガ、小説で精強な日本兵が描かれてきたけど、ここまで怖くて強いのはそういないもの。 5.1chヘッドホンをかけてやったら、「前から後ろから弾が飛んでくるなか、バンザ~イ! の雄たけびに脅えつつ手当たりしだいにBARを撃ちまくる新兵」の気分が十二分に感じられるんだろうなぁ。
【ニコニコ動画】【猿が爆発】Call of Duty: World at War - 日本兵戦闘音声集β版【UFO】
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