昨日は新嘗祭。大きな仕事も終え、再びニート状態にあるなかで迎えた国民の休日。というわけで、取引先から電話が掛かってくることもないということを確信した上で、購入してから半年手をつけていなかった『ヨーロッパユニバーサリス3ゴールド』(エア・トゥ・ザ・スローンまでの拡張パック全入れのお買い得バージョン)をインストール。4冊のマニュアルを見ながらシコシコやってみました。
AAR? いや、書きたかったんですが、ウチのPCがヘボでウィンドウモードでやったところでPrint screenのためにゲームを開けたり閉じたりするたびに時間が掛かるのと、一緒にPhotoshopを立ち上げるとメモリ不足のためか激遅になってしまうので、「スクリーンショット付のAARは無理だな」と断念。というわけで、以下、ナポリ王国(GC、難易度:簡単、その他全てデフォルト)での初チャレンジを簡単に紹介。
とりあえずの目的は、「陸戦、海戦、外交、植民に商売。一通り遊んだ上で、できればイタリア統一を目指してみよう。欧州征服? とんでもないとーんでもない!」というもの。EU2はアイルランドでひいこら言いながらようやく完走できた程度のヘボが、どのくらいできるものか? と思いつつ、所々、マニュアルを読みつつやってみたのですが……。
開始早々、フランスとの戦争に巻き込まれる。どうやら同盟&婚姻関係にあったブルゴーニュが攻め込まれたことに巻き込まれたらしい。で、相手から攻めてこないので、「だったらこっちから上陸してやろうじゃん!」ってラングドックに攻めあがったら、いきなり1万以上の軍勢に練りヒバリにされてしまう。その後は、こっちの手持ちがないことを見透かされて隣国からバンバン攻められ、「とりあえず戦力を立て直さないと」と傭兵を雇おうにもお金がなくなり、ナポリが陥落したところで投了。
で、3回くらい同じことを繰り返したところで、「アレだ。ブルゴーニュとの関係を断てば、いきなりフランスとの戦争に巻き込まれることはなくなるんじゃね?」と思いつき、4回目のプレイでは開始早々に関係を断ち、ようやく“フランス地獄”から逃れることに成功。で、その後は、財務状況を眺めながら年に1回のペースで騎兵連隊を増強したり、ヴェネツィアに商人を派遣したり、名画を作らせたり……とのんびり過ごす。EU2でも月間収入を+にし続けていたらインフレになっていたから、「これもやっぱり年始の人頭税をアテにしろってことだよなぁ」と当て推量し、交易額が増えるたびに財務スライダーを調整しつつ10年くらい経過。
で、戦力とお金がある程度揃ったところでシチリアに攻め込みメッシーナを割譲。こっからはとんとん拍子で、ジェノバとの同盟や独立を保障したトスカナを巡る戦争などを経てシチリア、ローマを併合。その後、70年くらい掛けて地続きのアンコーナの他、パルマ、ヴェネツィアなどの北イタリアも征服。その間、インドまでの航路を見つけたり、モザンビークを割譲させたりとやりたい放題にやっていたら、いきなりローマ教皇から破門されてしまう。なぜ? なぜ??
って教皇の御者がボヘミアからオーストリアになっていたからか! 探検に忙しくて欧州情勢を全く見ていなかった。欧州情勢は複雑怪奇……ってほどでもないか。3代続いての神聖ローマ帝国皇帝(って金王朝かよ)になっていたオーストリアにとって、欧州でのライバルは財政破綻したイングランドでも、財政破綻したフランスでも、北アフリカを征服したカスティーリャでもなく、唯一国境を接しているスーパーパワーにして“とても褒められた国ではない”我が国だよなぁ。
で、東アフリカで原住民を5万人くらい虐殺していたアプルッツィ軍(1万人)を急いでニースに戻そうとしているうちに、オーストリアから宣戦布告。ジェノバ? 50年以上、あいつの征服&防衛戦争に付き合ってやったのに、あの二枚舌野郎はアッサリ見捨てやがりましたよ。もちろん他の同盟国にも見捨てられました。
「だったら手持ちの2万人でボッコボコにしてやんよ!」って国勢台帳を見たら、オーストリア陸軍は6万人とかorz。こっちの扶養限界は32連隊なのになぜ? って国策をみたら「国民皆兵」か……。で、結局、ブレシアでの会戦で我が軍は敗北。その後、帰還したアプルッツィ軍を加えた3万の軍勢で北イタリア各地で各個撃破に出るものの、こちらの損害も多く、人的資源が見る見るうちに激減。3万5千人あった人的資源が3千人くらいに減った頃には、モザンビーク、シチリア全土、アンコーナ、アプルッツィで反乱祭り。ここで深夜になったので投了。
感想? いやぁ、面白かった! とりあえず一通りの操作やゲームの勘所は覚えられたし、何よりEU2よりユーザビリティが高い。とりわけ年始の収入をポップアップで表示してくれたのは嬉しい。これまでは一々メモとってやってからなぁ。唯一にして最大の欠点は時間を忘れてしまうことだ! やりはじめたら止められないから、安易に手を出すのはやめておこう。
0 件のコメント:
コメントを投稿