2012年9月21日金曜日

報じたのがスポニチだけじゃなければ信じるんだけど

落合氏 オリックス新監督候補に急浮上…関係者が明かす

8月に患った病気が深刻なものでなければ、限りなく可能性は高いといっていいんでしょう。来年まで講演会の予約を入れているといっても、国務大臣に就任するより難しい12球団の監督に就任するという“アクシデント”を前にすれば、キャンセルも正当化されるだろうから、さほど問題はないし。

問題は落合の求めるささやかな願い(年俸を含むコーチの人事権)が認められるか否か。オリックスの現体制は、岡田にほとんど権限を委譲せず、コーチ人事も星野伸之コーチの1軍昇格だけしか認めなかったくらいだからなぁ。結局、「村山球団本部長続投、新井コーチ昇格」で終わりそうだけど。

どっちにしても「スポニチだけが自信を持って報道している場合は、ほとんどのケースで飛ばし」という経験則を鑑みると、落合の目はないってことになる。逆に、古くから親交があり評論家として寄稿している日刊スポーツor野球報道ではウソはつかない東京スポーツまでもが報じるようになったら、「落合でほぼ決まり」ってことなんだろうけど。

それにしても落合の今後については、「ナベツネが往生していなければ、来季以降、原V逸直後に落合就任」と思っていたんだけどね。ナベツネが「OBの反対で落合はない」と言い切ってる以上、この可能性はないんでしょう。前の退団時の経緯から言って、ナベツネはやらせたいんだろうけど、オーナー以下、フロントの全員が「あらゆる人事権を渡さない」という構えだから、やらせようがないんだろうなぁ。実際、巨人のポストにまつわる利権は、他球団のそれとは桁違いなわけで、それを簡単に手放せる物分りの良い人間はいないだろうからね。

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