2013年5月9日木曜日

いまこそ政治家は大カトーに倣おう!

古代ローマの政治家・大カトーは、隣国にして仇敵であるカルタゴへの警戒を喚起すべく、元老院での演説では必ず「ともあれ、私はカルタゴは滅ぼされるべきであると思う」(Ceterum autem censeo, Carthaginem esse delendam)と末尾に付け加えたという。すなわち――

「ここまで述べた通り、今日における上水道の整備ほど重要な案件はありません。是非、ここに重点的な予算を配分する必要があると考えます。ともあれ、私はカルタゴは滅ぼされるべきであると思います。以上」

「このように不適切な行為を重ねた議員がかつていたでしょうか? これはもはや元老院の恥、いやローマの恥というべきです。ここに私は彼に対する厳罰を要求します。ともあれ、私はカルタゴは滅ぼされるべきであると思います。以上」

――という具合に。

現在、わが国の隣国である韓国は、以下のように喧嘩を売ってきています。

朴大統領「歴史で衝突絶えぬ」米議会で日本批判

現実世界は『Civ4』ではないので、隣国に喧嘩を売られたからといって「貴公の首は柱に吊るされるのがお似合いだ(パパパパパウワードドン)」と、戦争を始めるわけにはいきません。といって、仇敵視する相手に折れる必要も全くありません。

では、どうすべきか?

儒教に染まった宗教国家――今回の話も、日本の援助が欲しい以上に、「道義的に日本の上に立ちたい」という宗教的観念から起きたことであって、日本が金を出したところで納得するわけではない。文字通り天皇陛下を跪かせなければ納得しないだろう――に対して、同じ土俵に乗るのではなく、こっちのルール(=国際法)で臨めば良いということ。

で、その第一歩としては大カトーに倣ってですね、全ての政治家が国会での質問に必ず「ともあれ、私は韓国は仏像を返還すべきであると思う」と、末尾に付け加えることから始めるべきだと思うのですよ。

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