2013年5月15日水曜日

今年最下位なら田淵クラスのダメ監督かも

逆転勝利も…守道監督、井端激しく口論!

【ニコニコ動画】13/5/14 中日 5-4 日ハム 山崎奇跡の3塁打! 井端と高木もめて険悪ムード?

問題のシーン(~11:15以降)を見ての感想は、以下のとおり。

A:プロ野球の場合、あの場所からの送球であれば、普通はショートがカットに入ることはない
B:カットに入るとすればファーストで、この場合はマウンド付近につめておくのがセオリー

Aについては、高校野球であればショートがカットに入るが、大学、社会人野球では入らない。ただし、外野手が異常な弱肩であれば、ショートがカットに入ることもあり得るが、その場合はキャンプ時点でフォーメーションの練習をする。

Bについては、よく訓練されたチームであればファーストがマウンド付近につめる。ただ、ファーストが新加入の外国人やサボりぐせのついたベテラン、及びよく訓練されず弛緩した空気の漂うチームであれば、その限りではない(こういった選手、チームは基本的なベースカバーも怠ることが少なくない)。

結論からいえば、井端弘和選手は悪くない。現代野球には恐ろしく複雑な約束事が存在する。恐らく高木監督の現役時代と比べて10倍以上は複雑なものであって、監督一人で全てをマネジメントするのは難しく、だからこそ野手コーチ(=参謀)が存在する。そして、この約束事を選手に徹底させ、打球方向やランナーの配置により反射的にフォーメーション通りの動きができるようにするために、キャンプというものがある。

つまり、キャンプで練習しなかった約束事やフォーメーションを選手に求めるのは酷なハナシということ。加えて、約束事を尊重しつつも臨機応変に動くことを許したなら、約束事やフォーメーションは守られなくなり、遠からずチームは崩壊してしまうだろう。

つまるところ、今回の件で悪いのは外国人にフォーメーションを徹底させなかったor横着させる空気を作った高木監督しかいない。もちろん高木監督だって↑のことは重々承知しているんだろうけど、評論家のクセが抜けずに口に出しちゃったんだろうねぇ。

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