2013年2月28日木曜日

『Dragonborn』やりてぇぇぇ!

昨日、2/25日に日本語版が解禁されていたことに気づく。早速、カートに入れたものの「3月以降、ゲームをやるヒマがなさそうなんだよなぁ」という辛い事実に気づき、Steamをそっ閉じ。『Dragonborn』自体の評判はそこまで高くないようだけど、『Skyrim』そのものが麻薬だからね。一度手を出したら簡単に抜けられないのは確実なわけで、仕事が立て込んでいて1分1秒が貴重という状況では、最初から手を出さないのが良い――というわけで、『Dragonborn』は次のセールまでは開発しない……ぜ!

The Elder Scrolls V: Skyrim第3弾DLC『Dragonborn』トレーラー[HD]

2013年2月27日水曜日

読書記録:小説と新書と野球本

●鷲たちの盟約(アラン・グレン著。新潮文庫)

評判通りの面白さ。歴史改変モノの小説としては、ここ10年で屈指のレベル。2冊1000円なら買って損なし。改変された歴史は、冷静に考えると無理があり過ぎる(もしドイツがイギリスを完全に屈服させていたとしたら、東部戦線はスターリンの奇襲によって崩壊していたのでは?)けど、夢中になって読んでいるうちは「まぁ、あってもおかしくない」と思えるレベル。唯一、難点を挙げるとすれば、「主人公に物事を絡め過ぎ!」ということか。





●年賀状の戦後史(内藤陽介著。角川書店)

恐らく切手マニアにとっては「基礎教養の前段階のさわり」程度の内容なのだろうけど、全く興味がなく、全く知らなかった分野のハナシだけに、目からウロコが落ちまくった。というか、郵便番号制ってこんなに新しかったのね!



●必殺シンカー 変幻自在の投球術(高津臣吾著。ベースボール・マガジン社)

立ち読みして面白そうだったものの、実際に買って精読してみたら値段ほどの中身はなかった。タイトルを見れば、誰もがメカニカルな解説を期待するだろうけど、実際には印象論中心のぼんやりした解説がメイン。ただ、ところどころに高津独自の視点――「前捌きより引きつけて打たれる方がイヤ」とか「対戦してきたNPB選手のなかではオマリーが最良のバッター」など――が垣間見られ、そこだけは非常に面白かった。

2013年2月26日火曜日

煮詰まったときは替え歌を作ろう

昨日取り掛かっていた案件でどうしても良いアイディアが思い浮かばず、ニコ動でランダムに懐メロを再生しながら時間つぶしをしていたら、『ゴールドフィンガー'99』が聞こえてきて、「そういえば『アーチチアチ燃えてるんだ廊下www』とかってネタがあったなぁ」と懐かしがっているうちに、どうしても替え歌を完成させたくなってきて……。以下、15分くらいで考えてみたやつ。

【ニコニコ動画】GOLDFINGER'99

元ネタ:ゴールドフィンガー1582

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水無月の闇に ギラつく鍔は
天下欲しがる 欲望のサイン

一万超える もののふどもが
アセるくらいに 四条に向かう

鎧武者の群れが DANCIN'IN THE NIGHT
境内で あばれて 止まらない
水色桔梗(家紋!)

A CHI CHI A CHI 燃えてるんだ廊下
A CHI CHI A CHI 崩れたんだ廊下
OH' UPSIDE INSIDE OUT 首を獲られても
A CHI CHI A CHI それはキンカが
させたことだよ
日向守が

2013年2月25日月曜日

これで半年分の料金は回収した

『Buffy the Vampire Slayer』(Hulu)の視聴を終了。シーズン7は傑作じゃないか! いつものメンバーのわだかまりが解け、ラスボスの存在が明らかになり、サマーズ家に軍団が集まってきてからの展開は、ワクワク感&悲壮感の二乗という感じで実に良い。故意にネタを明かしていなかった各種設定の種明かしも良いし、シリーズ通して広げに広げた大風呂敷のたたみ方も良いし、何よりシリーズ通してのテーマ――か弱い女の子が怪物に立ち向かう理由&スーパーパワーを持ったヒロインの孤独――をハッキリ明示したうえで、これを昇華したラストの大展開が素晴らしすぎ。ドラマや本の内容をネタバレ全開でblogに書きまくる手前にして、「ネタバレはダメ、ゼッタイ!」と確信させてしまうほどの素ン晴らしいどんでん返しなので、海外ドラマの視聴に抵抗のない人は、予備知識抜きで是非、見ておくべき!

といいたいところだけど、シーズン7までのおはなしが……。いや、決して面白くないわけではないし、水準以上の面白さではあると思うけど、シーズン3以外はいつ脱落してもおかしくない程度の出来だもの。もっとも、シーズン初回と折り返し回、最終回は、アメドラらしく出来がいいんだけど。それでもシーズン7を見るためだけに、87時間強もかける価値があるのかというと、「ない」と言わざるを得ないのがねぇ。実際、シーズン1はep1~2とep13(最終回)以外「オープニング以上に面白いことが起こらない」って感じだし。「だったらシーズン7だけを見ればいい」って? それだと多分、ハナシの1/10も楽しめないと思うので、オススメしませんよ。

追記:一昨年から日本語化されたアメドラを片っ端から見てきて、「感謝祭」や「プロム」みたいな日本にはない文化とか、日本以上に道徳性が求められる親子間の描写みたいな特異性について、「理解できないけど大体わかる」ようになってきたつもりだけど、『マッドマックス サンダードーム』が妙に持て囃されていることだけは、さっぱり理解できないし全然わからん。

2013年2月22日金曜日

これは衝撃、これは……

ゲームクリエーター飯野賢治さん死去 「Dの食卓」作者

ニュースを観た瞬間、衝撃のあまりちょっと言葉がでなかった。ゲーム開発者として復活することはないだろうけど、いずれ岡田斗司夫的なポジションに滑りこむだろうなぁ、と思ってたから。なんというか、本当に残念。

多分、関係各所で散々言われているだろうけど、この人が創ったゲームで面白いモノは何一つなかった。ただ、サラリーマンだったゲーム開発者をロックスターのような存在へと変えたパイオニアとしては、間違いなく90年代を代表する人物だった。それにしても不健康な太り方をしていると、それまでの悪弊を精算(=心臓や脳血管などの負担)しなきゃならんから、その後にダイエットをしても確実に早死するのね。酒、タバコ、クスリはやってないし、それなりにダイエットもしているけど、やっぱり砂糖(=チョコレート)は減らしたほうがいいのかもなぁ。合掌。

2013年2月21日木曜日

政策で笑ったのは初めてかも

川崎市、朝鮮学校に補助金代わりの「横田さん著書」を現物支給 ←ワロタwww

ある意味、補助金支給停止より効果的。こういうトンチの効いたアイディアがスッと出せるような大人になりたいなぁ。

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12 : ジャガー(北海道) :2013/02/20(水) 14:03:12.52 ID:sgwU3C0/0
この考えはなかったw

39 : シャルトリュー(家) :2013/02/20(水) 14:08:44.34 ID:rp+Y6RAc0
量を考えたらブッコフも買い取り拒否

40 : ジャパニーズボブテイル(東京都) :2013/02/20(水) 14:09:01.21 ID:wBbA+EqE0
虚構新聞かと思った。
本当なら支持するわ。

朝鮮学校って、拉致問題なんてなかった
日本の陰謀だみたいなこと教えてるんだろ

46 : アムールヤマネコ(WiMAX) :2013/02/20(水) 14:10:34.75 ID:zDl4e74mP BE:359424364-2BP(1002)
こんなに面白い政治的判断は生まれて30年余りで初めて見たかもしれない

128 : ユキヒョウ(福井県) :2013/02/20(水) 14:46:30.01 ID:UObQ14jZ0
きっと何日か後にはボロボロに破かれた横田さん著書が川崎市内にあふれるんだろうな

132 : トラ(東京都) :2013/02/20(水) 14:48:29.21 ID:iQPwjwZYP
>>128
印税が行くからオールオッケーだよw

162 : アムールヤマネコ(dion軍) :2013/02/20(水) 15:13:15.68 ID:ypnTP3XMP
>>1
昔のスターリン・ジョークを思い出したわw

 ルーマニアで大洪水がおこった。
 アメリカは1000人のボランティアを派遣した。
 日本は100万ドルの現金支援を提供した。
 ドイツは被災者にジャガイモなどの食糧支援を行った。

 他方、ソ連は1000冊の「水泳教程」をルーマニアに送付した。

2013年2月20日水曜日

*読書メモ:「悪意の情報」を見破る方法

◆目次
・第1章:よくある科学への思い込み――まず解いておくべき誤解について
・第2章:利害と科学情報の関連性――立場によって、科学の情報もバイアスがかかる
・第3章:科学問題は2択クイズじゃない――さまざまな問題が白黒つけられない理由
・第4章:コンテクストと選択――背景・文脈を理解しなければ正しい判断はできない
・第5章:偶然と因果関係の境界線――「たまたま」と「必然」をわけるのは何か
・第6章:特殊か普遍か――科学データの適用範囲について
・第7章:数字のトリック――統計数字を読み解くためには
・第8章:社会における科学――科学と政治の間にあるもの
・第9章:情報の落とし穴――科学を正しく理解するために
・第10章:本書で紹介した知恵20箇条

・バーバラ・マクリントックの「動く遺伝子」に関する研究は、注目されて当然でありながら、当初は無視されていた重要な発見の一例。その発見が常識はずれであることを自覚していたマクリントックは、他の研究者から浴びせられそうな反対意見に対抗するためのデータを6年かけて収集したうえで学会に発表した。

・発表時点での遺伝子分野の研究レベルでは、マクリントックが発見した現象がどんなメカニズムで起きるのかを説明できなかった。その時点で科学者たちは、遺伝子といえば「染色体という糸に固定されているビーズ」のようなモノを想定していた。しかし、様々な分野からの大量のデータが蓄積されていくうちに、遺伝子はダイナミックに動くものという考え方を受け入れるようになったのだ。

・「動く遺伝子」の研究発表は、科学界で認知されるまでに20年以上かかったが、このように中々受け入れられなかったのは、マクリントックが無名だったからではない。彼女はすでに、トウモロコシ遺伝子研究の権威者としての名声を確立していた。また、トウモロコシ遺伝子の研究者の中には、彼女の研究の重要性を認めているものもいて、同様の研究を続けているものさえ、少なからずいた。

・このように時代に先んじた考えが、科学界から無視された例は少なくない。しかし、それを利用して、ありそうもないことを頑固に主張する人々の理屈を真に受ける必要はない。

「科学界は●●(テーマ)に関する私の革命的な考えを認めようとしないが、これは●●(有名な科学者の名前)がその時代の人々から無視されたのと全く同じである。●●(有名な科学者の名前)の場合もそうだったように、ときの経過が私の正しさを証明してくれるに違いない。今のうちに私の●●(製品名または書籍名)を買っておけば、けっして損はしないはずだ」(58頁)

・このような主張の問題は、初めのうちは顧みられなかったけれそも、のちにその価値が認められるようになった科学者の例は、突拍子もない説を唱えていまだに認められずにいる人たちの数に比べると、やはりわずかでしかない、ということを無視している点にある。

・カール・セーガン曰く「尋常ならざる主張には、尋常ならざる証拠が求められる」。すでに広く浸透している世界観を覆すような発見には、まずは健全な批判精神をもって疑ってみるべきだ。それが逸話や体験談などの事例証拠に基づくもので、その分野の専門家でないものが主張している場合には、とくに疑いの目を向ける必要がある。

・喫煙が肺がんの原因なのかどうかを調べるために、疫学者が喫煙者と非喫煙者の肺がん発症率を比較したところ、喫煙者の方が肺がんの発症率が高かった。この結果は、喫煙が肺がんの原因であるという決定的な証拠になるだろうか? 答えはノーだ。

・喫煙者と非喫煙者とでは、喫煙習慣以外にも異なる点があるからだ。その一つとして、喫煙者は一般的に見て富裕層より貧困層に多い。貧困層は工業地帯や人口密集地に住んでいることが多く、大気汚染や環境有害物質に汚染されやすい。こうした要因も肺がんの発症率に影響を及ぼす。また、貧困層や富裕層に比べて果物や野菜の摂取量が少ないが、これに含まれる抗酸化物質には、がんの発症を抑える効果がある。

・もっとも、喫煙と肺がんの関係については、その後の動物実験や、タバコに含まれる化学物質が細胞をがん化するメカニズムが解明されたことで、当初の疫学研究の結果を裏付ける傍証が得られた。現在では、科学者も一般の人々も、喫煙と肺がんの因果関係を認めるようになっている。

・しかし、観察的疫学研究から導かれた結論が、完全に間違っていたこともある。「閉経後ホルモン補充療法(HRT)」(心臓病リスクを低減する療法)のことだ。HRTを受けた女性と受けなかった女性との比較研究により、HRT療法が確立されたが、その後の大規模な無作為化臨床試験により、この見解は覆された。HRTはむしろ、心臓病リスクを高めることが明らかになった。

・なぜ、最初の研究では誤った結論が導き出されてしまったのか? 答えは、研究対象者の生活習慣にあった。HRTを望んだ女性は、そうでない女性に比べて、運動習慣のある人や教育レベルの高い人が多く、肥満者や喫煙者が少なかった。つまり、HRTを受けた女性は、もともと健康で心臓病にかかりにくかったのだ。

・このように、観察的研究から得られたデータだけでなく、介入研究(=対象をモニターするだけでなく、違うグループに別々の治療をするなど、研究者が比較対象に介入して得られたデータを分析する研究)から得られたデータとも対照することは、とても大切なこと。なお、メディアの記事でセンセーショナルなものの多くは、観察的研究から得られたデータを見出しに使い、介入研究のことはほとんど触れられていないことが多い。

・絶対に安全だと証明できるイノベーションなどあり得ない。予防原則の問題は、物事を黒か白かで判断し、複雑な意思決定につきまとうグレーの部分や微妙な色合いを無視してしまっていることにある。なぜなら、それを代替案との比較のなかで評価するのではなく、完全に安全か否かに色分けしようとするから。賢明な意思決定は、適切なコンテクストの中で明らかにされた全てのリスク(コスト)とメリットを慎重に分析することによって、初めて可能になるものである。

――メディアリテラシーの「教科書」としては、これまでに読んだどの本よりも優れている。わかりやすく、なにより必要な項目と情報が良く整理されている。中学生の夏休みの読書に最適な本。一人前の大人であれば、この本に書かれている全てのことをわきまえておきたいものだ。